アリソン 時雨沢恵一

アリソン 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

アリソン (電撃文庫)

大陸が一つしかない世界。山脈と大河に分けられた二つの国は戦争が絶えなかった。
東側の飛行士アリソンは、幼なじみのヴィルの暮らす寄宿舎に遊びに来ていた。嘘つきで有名なおじいさんの「戦争を終わらせることのできるだけの価値を持った宝のありかを知っている」という話を聞いている途中におじいさんが誘拐されてしまう。それを追うアリソンとヴィル。
プロペラ機が飛び交うアドベンチャーストーリー。

十行ぐらいで友人にあらすじ解説したら宝の正体言い当てられました。そんな話(笑) キノが生理的に受け付けないとおっしゃられる方には決してオススメできません。でも今回のあらすじはばれないように書きましたよ?

傍若無人なおてんば娘アリソンと、その後をついていくだけじゃなく肝心な時には決断する力を持った秀才ヴィルのコンビがなんともいいのです。結局アリソンはヴィルの子分なんだなぁ、みたいな。

そうなんですよね、初読のときには何の感慨も沸かなかった。感想「ふーん。以上」といったカンジ。でも読み返したらけっこうドキドキしましたよ。
けっこうってなんだ。(笑)
初恋の甘酸っぱさとか、ヴィルの毒舌とか、いいんですよ。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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