アリソンII 真昼の夜の夢 時雨沢恵一

アリソン〈2〉真昼の夜の夢 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

アリソン〈2〉真昼の夜の夢 (電撃文庫)

副題は間違いではないのですよー。ネタバレになってしまうか。
そして某キノゲームの特典ブックカバーについてた作品紹介パロ「暴走飛行士アリソン2 炸裂デート大作戦」も全然間違ってないのですよー。ちなみに無印パロの副題は「華麗なる登場」でした。これも間違ってない。でもキノは「燃えろ炎のキノの旅」とかで合ってなかったのです。楽しいからいいけど。

北国に旅行中のヴィルをアリソンが誘拐します。
そしてCV:子安武人(ドラマCD)のあの英雄さんがとある女性をナンパして空中ダブルデート大作戦なのです。ほほほ。(語弊あり)

前作もそうだけど、序章は再読の為にあるみたいなもんですね。大好きですが。もっとも3上の序章には辿り着く前に叩きのめされましたが……。

アリソンたちの冒険は「国を動かす」ほどの大冒険で、それを実現してしまうジャガイモの大陸はステキだと思うのです。飛行機のことも全くわからないで読んでいるのですが、「ああ、好きな人にはたまらないだろうなぁ」と思うくらいでウザくないのがいい。

キャラクターも。
アリソンの同僚も、ヴィルの同級生も、ベネディクトの部下もみんないいキャラクターしてると思うんだよねー。くすくす笑いたい感じ。

そして。ヴィルが将来を語っている場面。「ラプトアの大学に行くか、首都に行って連邦大検定を受けるか」といってる場面で、3上の冒頭を思い出してあの時点で死亡扱いってことは生きてたとしてもどっちも実現してないんだなぁと思うですよ。ああ悲しい。
もう一つ。アリソンを起こすヴィルの起こし方と3上リリアの起こし方の違いとかもおもしろいですね。
比較ばかりですか。まぁ再読だから仕方ない。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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