シャープ・エッジ-stand on the edge 坂入慎一

シャープ・エッジ―stand on the edge 作:坂入慎一 イラスト:凪良(nagi)(電撃文庫)
第9回電撃ゲーム大賞選考委員奨励受賞作品。

<シャープ・エッジ―stand on the edge (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2326-2 発行年月 : 2003.4

ある事故の日から、暗殺者のハインツに拾われ、スローイングナイフの使い手として育てられた少女カナメ。しかしハインツが仕事の最中に殺されてしまう。相手はワイルドカード「魔女」を囲ったマフィアのファミリー。カナメは仇をとることができるか?

読み始めたのはいつだったか……。やっと一巻読了。
キーリとかと同じ時期によみはじめたハズなのに……? 中断してた時の言い訳→(なんでこんなSSの連続みたいな構成やねん!) 氏のSSはHPで公開されています。それ自体は大好きです。集中力が続かなかったんだと思う。あっさり味というか淡白というか。でも世界に入り込めたならこっちのものです。実は「バッカーノ!」(無印)だってかなりの時間中断した私。

中断してた時も頭に残っていた言葉→『呼吸が乱れない程度の走り。』
……階段上るだけで息切れする私には理解できない世界だ。

ところで、話の内容は 女たちの戦い なわけですが、みなさま強くてカッコイイっす。どこぞの掲示板で「『本来の魔女』と『影の女』を混同していた」的な感想があったので注意して読んでいたけど、うーん、みんなキャラ立ってると思うけどな……?

実は作者年下です。成田良悟が操る群像劇とか、西尾維新が繰り出すミステリなんかは自分には絶対できないという自覚があるので全然悔しくないのですが、これはわたしがよく見る夢なんかにもありそうなシチュエーションで、なんだか自分にも考えることができそうな気がしてしまうあまりにちょっとくやしい。(笑) それを言い換えれば好みの世界観、ってことなんだろう。
プロット立てる能力がないのは自分でもよくわかってるんだけどね。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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