タイム・リープ(上・下) 高畑京一郎

タイム・リープ―あしたはきのう 作:高畑京一郎 イラスト:衣谷遊(電撃文庫)
タイム・リープ―あしたはきのう (上) (電撃文庫 (0146)) タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))

朝起きたら昨日の記憶がなかった。翔香は精神だけのタイムトラベル、タイムリープをしていた。日記に残された自分の筆跡のメッセージ「あなた今は混乱している。相談していいのは若松君だけ」を見つけ、クラスの秀才若松和彦の助けを借りながら時を取り戻すための行動を始める。最後のピースがはまる時、時が動き出す。

佐藤愛子主演の映画にもなったこのお話。映画についてはいい噂を聞いたことがありませんが……どうなんでしょうね。

読みやすい。この軽さがライトノベルの醍醐味だね。このミスの6位になったらしいよ。時間もかからないし、かなりややこしいことになってるのに混乱したのは上巻の最後のほうだけ。(してるんかい) でもちりばめられた全ての要素がそろって謎が解けた時の快感はかなりものがあります。
そしてちょっとしたLOVE。でも和彦のイラストはモテそうに見えないー。(十年前の小説だから我慢なさい) でも翔香はかわいいよー。

でもなんか王道すぎるというか、もうちょっととがった特徴が欲しかったかも。普通すぎる、と感じるのは年月が経過したからだろうか。
「おまじない」の説明、どうしたんだろうか。関君のところにものすごい郵便物いっぱいきたら迷惑だよな。(笑)
しっかしあの「あとがきのようなもの」何ー! すげえ飛躍。若松が研究者になった数十年後のエピソードのようですが……関死んだんですか? ノー! 殺さないでー! 気になるような。ざっと見回したところその「別の物語」は……クリスクロスか? とりあえず「ギガント」は出てくるみたいだ。まぁ、高畑京一郎だし制覇してみるのも難しくないでしょう。出会ったら読むことにしよう。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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