パラサイトムーン 風見鳥の巣  渡瀬草一郎

パラサイトムーン―風見鳥の巣 作:渡瀬草一郎 イラスト:はぎやまさかげ (電撃文庫)

パラサイトムーン

主人公たる心弥は人の感情を「色」として感じることができる。幼馴染みの弓はちょっと家庭の事情が複雑で、夏休みに父親の実家の島を訪れることになった。それに付き合う心弥。そこでは「波谷様」と呼ばれる神様が信じられていた。その正体は迷宮神群という神のような、モンスターのようなモノで、それに影響されると人間にも「異能」が与えられるという。それを狩る事を仕事としている組織、キャラバンも登場、無事に元の生活に戻れるか?

「陰陽ノ京」(←一発変換でした。さすが私のIME 笑)の渡瀬草一郎の現代伝奇物。クトゥルー風味。

えー、絵の描けない私が言うのもなんですが。「ヘタ」とかは言いませんよ今回。本文と食い違う挿絵どうにかして。それにその入れるタイミング。ネタバレしまくりです。しかもその数の多いこと。ってかメルヘンにバトルシーン描かれてもなぁ。設定はホラーっぽいのにー。何とかしてくださいー(泣)
心弥が能力持ちつつも何もできないでステキ。(違)確かに、心情読めるぐらいではバトルには強くなれませんなぁ。(笑) 似たような能力でも「虹を操る少年」(東野圭吾 講談社文庫)の光瑠とは大違い……あれは天才だから比べたらいかんって。
でも正直、それが普通なんだと思うのですよ。天才でない主人公が、私たちに近い主人公がたまにはいてもいいんじゃないでしょうか。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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