巷説百物語 京極夏彦

巷説百物語 作:京極夏彦 (角川書店)文庫も有ります。

巷説百物語 (怪BOOKS) 巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) 巷説百物語 (角川文庫)

直木賞をとったのはコレと「続」に続く「後」。三作目が本来新人賞であるはずの直木賞ってのはどうなのか。いや、京極にあげてる時点でそれもなしですか?

百物語ではあっても妖怪が出てくるわけではありません。
妖怪の話を利用して人の中に住む悪を狩る小悪党どもの話です。

私もアニメから入ってます。ちなみにこんなカンジ→公式ページ ぐにぐに~どろどろ~江戸時代もどき京極亭の世界。小説には京極亭出て来ませんよー。アニメでは京極夏彦本人が声優までかましてくれましたが。あまつ最終回……いやいや。(笑) アニメの感想なんかも日記に書いてたけど途中で書かなくなっちゃってたなぁ。挙句に最終回の前編見逃しちゃったよ。ははは。まぁその前に田辺誠一と遠山景織子の実写ドラマもあったわけですが。

あれ? 長耳さんがいない……。
若本規夫大好きなのに。こっちの名前は治平さんなのね。お爺さんなのね。

つうか舞首。これっっぽっちも被ってないじゃん! てくらいな別物。どういうことだ。アニメの舞首は黒歴史にしましょう。ええ。
それとカバー裏。帷子辻の九相詩絵巻カラーですよ。死体が腐っていくアレ。ぎゃー!

しかし、みなさんよく言われてますが本当によく30分アニメにしようと思ったよなぁ。
アニメだと原作に比べて又市一味の手口の賢さが半分も現れてないなぁと思う。
アニメが好きになった人は是非原作も! うーん、小説→アニメの人のほうが多い気がしますや。でも、アニメ→小説のほうが幸せだと思う。小説のほうが長さもあって完成しているから、アニメが陳腐に観えるかもしれないです。
両方楽しめた私は幸せモンだってことですね。アニメの内容ほどよく忘れたころに読んだし。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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