空ノ鐘の響く惑星で 渡瀬草一郎
空ノ鐘の響く惑星で 作:渡瀬草一郎 イラスト:岩崎美奈子(電撃文庫)
ISBN : 4-8402-2487-0 発行年月 : 2003.12
えー、パラムンの続きはどうしたのかというと……売ってないんですよ。市の図書館とかにももちろんないんですよ。esとかそれこそBK1とかで注文するべきなんでしょうね。あーでも新しいことするのって緊張するよね。ごめんなさいごめんなさい。
というわけで空鐘。
よいですねよいですね。「空ノ鐘」はこの惑星の月で、鳴るんですよ。音が降ってくるんですって。しかもこのイベント時にはオーロラチックな天体ショーが付属してくるんですって。この雰囲気、大好きだ。
主人公は第4王子で、母上は亡くなられていて後ろ盾もなく、神殿で特務大使として暮らしています。騎士団長に気に入られて、剣の腕は一級品。
ある時、神殿のご神体、宙に浮いている「御柱」から異世界少女が出てきてボーイミーツガール。さて王子の運命は?!
王子が従者(年下)に「お立場がわかっていたのなら馬鹿どころかただの“不穏分子”ですが?」とか怒られててやや萌えです。2巻からはほのぼの主従など見込めなさそうで残念ですが。戦記物ファンタジーになるみたいですよ。錬金術師や司教たちもわりとインパクトがありましてバラエティー豊かです。岩崎美奈子さんのイラストも綺麗で萌えですー。幼馴染みとの関係も気になります。
でもあからさまに引きだったのはびっくりです。1巻じゃ何も始まってません。今までほとんど1巻完結だったではないですか渡瀬さん。既刊読みの特権で一気に読んでしまいたい勢いで気になります。ちなみに今月5巻発売です。いつ追いつけるかな?
登場人物はわりと多いのですが、今回は私が作るまでもなく、作者様が人物紹介作ってくださってます。草一屋さんへごー、なのです。
作者近影も笑った。陰陽ノ京巻の四持ってる人は並べてみよう。(笑)
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