クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 西尾維新

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 作:西尾維新 イラスト:竹(take)(講談社ノベルス)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス) クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫) ISBN : 4-06-182250-0 発行年月 : 2002.5

双織兄さんがランキングを賑わせているらしい今の時期に人識と邂逅。(人間試験はウェブ連載はクビキリサイクル借りてから読もうと思ってたら消滅してたのよね……)メフィスト賞に輝いた戯言シリーズ第二弾。

京都で起こった連続殺人事件。僕=いーちゃんのクラスメイトが次々殺されていきます。関西で大学生やってる身としては身近な感じがするわけで。作者も年下だけど、アリバイだのトリックだの使える人はもう私にとって神に近い存在なわけで。嫉妬なんて感情はこれっぽっちも起こったりしなかったり。

動機のよくわからない殺人、ってのは私に合ってるかもしれない。苦手なんだよ殺人犯の苦悩とか聞かされるの。こんぐらい「ああ、バカだったんだねぇ」といえるぐらいが楽しめる気がする。こんな理由で殺されちゃたまんないなぁとは思いますがねぇ。でもありえないとは絶対に言い切れない。殺人犯の本棚にあったらGOTHみたく有名になっちゃうんだろうねぇ。

しかし副題にまでされてるのに全く主役じゃないね人識。
X/Yは全然分からなかったよ! 検索して見つけたよ答え。そんなもんわかるかーい!! ネットって便利だね★ 世の中には頭のいい人がいるもんだ。(笑)
題名はクビキリより秀逸だと思う。あいつらの心情がよく表されてるなぁ。
と。「巫女子」や「むいみ」なんてネーミングはすごいとしか言いようが(笑)

結論は、いーちゃんは嫌いじゃない。西尾維新も多分嫌いじゃない。ネタだいぶ分かったし。(笑) 万人にオススメできるかというとそれは違うし、私も正直調子の悪い時は読みたくないかもなぁ。好きな人が好きという理由も、嫌いな人が嫌いという理由もわかるような感じ。私は多分、好きなんじゃないかな。クビキリより納得できるし。続き読みたーい。

他刊の感想
クビキリサイクル クビツリハイスクール サイコロジカル上 サイコロジカル下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル上 ネコソギラジカル中 ネコソギラジカル下

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

  1. コメントはありません。

  1. トラックバックはありません。

about

ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

アーカイブ

profile

Go To Top

- Rental Orbit Space -