ウィザーズ・ブレイン 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫) ISBN : 4-8402-1741-6 発行年月 : 2001.2

第7回電撃ゲーム大賞《銀賞》受賞作。

わーいなんかSFだ。それもなんか理系だ! すげえマシン使いっぽい! よくわかんないところは読み飛ばしでGO! (えー) ちなみに書き出してみると (「空間曲率制御」簡易常駐。局所重力制御開始。容量不足。「分子運動制御」強制終了) とかそんな感じ。コマンド一つ一つはわかるんだけどねぇ。なんかわかんないけど戦闘場面は熱いよ!

わからんなりに説明してみると、「I-ブレイン」というモノを使って戦うと物理法則を操ることができて魔法使いみたいに技が使えて「騎士剣」って剣で主に一対一の戦いをするよ、って余計に混乱するなコレ。
それまでパーフェクトな世界を作っていた大気制御プラントが暴走し永遠の冬が訪れ、世界大戦が終わったあと人類が激減し、人々は街単位で気候を調整して細々と生きている、と。
そして出会う魔法士の少年錬と、謎の少女フィア。ボーイミーツガールですなぁ。

場面転換が唐突なような気もしますが、そこは慣れで。続巻では改善されてることを祈ろう。うん、ソフトの名前はアインシュタインとラプラスぐらいしかわかんなかったよ!

フィアの命を救うと神戸シティ1000万人の命が失われる。
重いんだよォォ! 少年漫画の定石としては大切な人を守るほうなんですが……葛藤がつらいですね。
その二人以外にも、立ちはだかるほうとして出てくる黒沢祐一も錬の姉兄月夜と真昼と縁浅からぬ人物で、同じくして大切な人を亡くした仲間だったと。

設定大好き。錬もステキなキャラクターですし、このシリーズ読もう。という気ににさせてくれました。執筆速度は遅そうですが……無問題。待ちやすよ。

余談:純珪一さん、このころから熱い絵と繊細な絵とダバ絵が共存してたんだなー。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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