シャドウテイカー5 ドッグヘッド 三上延

シャドウテイカー (5) 作:三上延 イラスト:純珪一

シャドウテイカー〈5〉ドッグヘッド (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3063-3 発行年月 : 2005.6

最終巻です。そしてプロローグでいきなり先制パンチ。やっぱそうなるのかよ……! いや、ラブラブなんですけどね。本編始まってもラブラブなんですけどね?! 記憶なくなっちゃってるから大胆葉ちゃん。ドキドキだけど泣きたくなる。

LOVEでした。そりゃあもうラブでした。
読む直前まで「どうやってシメるんだろう」と疑問でしたが、とってもすっきりおさまって嬉しいよー! 泣くよー! 3巻でドッグヘッドがまるっとスルーされてたのはそういうことだったのね。1巻からシャドウテイカーの説明がなんらなかったのもそういうことなのね。うむうむうまいですな。……結局『影取』は関係なかったな。(そりゃそうでしょうよ)

ダークの最終巻よりスリル満点。だってあれは敵を倒せば倒れた人もどうにかなりそうだったけど、今回はほんとに死にそうだったから。前巻に引き続き雄一兄が大活躍でうれしいですよ! 熱いですよ! 燃えですよ! ミイラの逃亡するし。最高。
もちろん裕生ちゃんも大活躍。燃えー。

ツネコさんに見つかった時はどうなるかと思ったけど優しくなってよかったよかった。茜ちゃんもちゃんと見せ場があって、女の子がたくさんいて良い良い。
みちるだけがこう、誰かいないのかよって悲しくなるけどまあいいや。「私が持って帰っていれば」に泣きました。きっかけって大事だと思うの、やっぱ。ホントにそうかもしれないのにね。でも両親がいなくなった葉に行った方が不公平感はないかな。運命。みちるの美貌ならいい出会いがあるさ! きっと。

結局都市伝説分は薄まったまんまだったんですが、雄一兄のリサーチによるとカゲヌシの噂は加賀見に集中してるはずなんだよね。あとのカゲヌシが日本中に現れてたっていう佐貫の推論は合ってるのかな。黒の彼方いない地方の人は大変だよね。
あ、裕生ちゃんの入院の謎が解けてないよ! うわ、気になる!

せつなくって優しいエンディングでした。あーもー離さないでやってね裕生ちゃん。

1巻が抜群に面白くて2巻が燃えで、3・4巻が中だるみで5巻が感動。てな感じですかね私の印象としては。いや、3・4巻も非常に大事なんですけども。
ありがとうございます三上さん! 山姫も買えるように努力します。ぐふう。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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