最後の夏に見上げた空は2 住本優

最後の夏に見上げた空は (2) 作:住本優 イラスト:おおきぼん太 (電撃文庫)

最後の夏に見上げた空は〈2〉 (電撃文庫)

秋だ秋。うつろって冬。季節がちょうど今、っていうのは発売日近辺に読んだ人よりお得かもしれない。そして恋です恋。恋する女の子です。もうLOVEですよ。男のほうが鈍感なのもお約束。電撃だけど男の子に貸しづらい感じ。

イジメもあったりするんだね。(そりゃあ社会だからね) そしてわかりやすいボーイミーツガールだね。離れて初めて気付く恋。余命半年でもめいっぱい生きてほしいから、友情も深めてほしいし恋もケンカも思いっきりしてほしい。切なくてよいですね。
華乃……名門が自宅に行くまで正体に気付かなかったですよ。そうくるか。啓ちゃんのイラストも拝めて満足満足。啓介の傷も、綺麗といってはヘンだけど優しいもんだったな。乱暴なんだよ政府。
で、危険思想を持った彼はなぜ検閲すり抜けてその手紙を出すことができたのかねぇ? どうにもなってないから3巻のネタになるのかしら。

最後はなんだか唐突だな、と。ジャーナリストどうなってん。目的はなんだ。いや、残りのページ数から詳細は望めないだろうなぁとは思っていたけども。

そしてまだ小谷の過去は寸止めか。ちょっとずつ明かされてはきてるんですけどね。今回は家族登場。順子を拒絶する父と溺愛する(?)姉。
次巻ははいよいよ夏。最後。その前に名門と小谷は引き裂かれてしまうのか?! 感情移入も深まってきたころにつらいなぁ。楽しみにしておきます。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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