空ノ鐘の響く惑星で8 渡瀬草一郎
空ノ鐘の響く惑星(ほし)で (8) 作:渡瀬草一郎 イラスト:岩崎美奈子(電撃文庫)
ISBN : 4-8402-3181-8 発行年月 : 2005.10
さあ、タートム戦決戦です。その前にウルクがさらにヤバげです。でもそのウルクを置いて戦場に赴いちゃうのがフェリオなの。ちょっとがっかり。さすが登場シーンはいいとこ全部持っていくな!(主人公だからね)
いやでもイマイチ影の薄かった国王ブラドー、戦場に赴いて王の勤めを果たすのです。「編み物好きのくせに!」とか思ったらちゃんと手芸ネタもからませてくれて、すんごい好感度アップ。なんだよなんだよ、新キャラソフィアさんとラブっちやうのか?
それとは別にとハーミットがシルヴィ姐さんとなんかいい感じに……? リセリナフラグは解除か?! エンジュとイリスはそのまま突っ込め。今回大活躍のベルナルフォンにはいい人いないんですか。それよりリセリナか! だれかいい人! 人間模様は十色ですな。
戦争模様も詳しく。クラウスの突然の復活&手土産がびっくりだよ。転んでも貴族商人。(なんだそりゃ) そして手土産ちょっと期待したのに効果薄い……(プロトタイプだからね) 北方民族絡んでこない限りいらない武器だもんなぁ。いや、改良を重ねられて最新鋭超長距離砲とかになるんだよ! (マジで?)
そしてひとまずハッピーな感じに終わった今巻ですが、あのネタはちょっと唐突に終わりすぎた気がするんですがね。まぁ最初っから数えたら結構な巻数を使ってるのでこのくらいで終わらせてもいいんでしょうが、それが巻末にまとめられちゃったのが唐突感を加速させるのでしょう。しかしシメのイラストで不満も全部チャラになった感が強いわね。よかったなぁ。
んで、次はメルマガが壮大にネタバレしてくれた内容によると正妻候補を探すらしいよ。フェリオよりブラドーのが先に結婚すべきだと思うが……そしてパーティーに紛れ込んだ仮面がパンプキンにしか思えないこの愛はどこに向ければいいですか。そのうちラトロア編になって大活躍なんだよね? 12月、楽しみだけど書くの速いよ渡瀬さん。ご無理なさらないように……。
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