Missing5 目隠しの物語 甲田学人

Missing〈5〉目隠しの物語 作:甲田学人 イラスト:翠川しん(電撃文庫)

Missing〈5〉目隠しの物語 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2112-X 発行年月 : 2002.6

今回のモチーフはこっくりさんの変形、学園に棲んでいるという「そうじさま」と呼ばれる少年霊を召喚する儀式。武巳が狙われてます。

静まり返った空間に塗りこめられた血のような赤色と、たちこめるクレヨンの香り。……怖すぎてじっくり読めません。(本末転倒) 最初の場面はそうでもなくて最初は亜紀と同じく「高校生がコックリさんなんかやってんなよ」とか思ってましたがめっちゃこわいよー! 武巳が。ヤツの描写がこわいよー。一人暮らしじゃ絶対読めんわ。それなりに流行った時期にもコックリさんしたことないような臆病者なので。

武巳は稜子に負けず劣らずハメやすい気がします。魔女に睨まれたら百発百中じゃない? 「秘密組織のエージェント」のウイークポイントにならなきゃいいですが。
稜子は姉の記憶が根本から書き換わってるのかね。
記憶ないっていうのはやっぱ不安だよね。フォローのしようがないしさ。
あやめってモノ食べないんだ……。寝ないんだ。欲がないってのは結構過酷な生活だな。さすが神隠し。
いやでも儀式としてはまだそうじさま帰ってないよね。あやめが出ればいけるのか。
といいつつ最後の行動に出た多絵ちゃんの気持ちがわからんではない。自分だったらたぶんやらないと思うけど。この精神的イカレっぷりがさらにこわい!

神隠しや弟や、だんだん核心には近づいてきているんだろうけど、もうそろそろ十叶詠子関係の謎の核心に近づいてくれないと怖さで脱落しそうです。いやあ、次の合わせ鏡も怖くてグロいって話は聞き及んでますよ。グロいのは結構いけるハズ。眼球でも何でも来い! いけるとこまでついていきます。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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