Missing9 座敷童の物語 甲田学人
Missing 9 座敷童子の物語 作:甲田学人 イラスト:翠川しん(電撃文庫)
ISBN : 4-8402-2485-4 発行年月 : 2003.10
あーこわかった。また病院で読んじゃったもんだから。(ある意味通な読み方?)
新しくてきれいな病院ですが、これがまた聖創学院附属高校の雰囲気にダブります。あわわ。しかもポケベルで呼び出してくれるハイテクシステムなので音が鳴ったときの驚きと言ったら……! 思わず声を出したくなるくらい雰囲気たっぷり。(えー)
「魔女の帰還」なんて帯ですが、帰還もなんもあんたずっと出てたがな。と思ったらそうか、学校の生徒としての十叶詠子はいなかったのか。ぞろぞろ眷属つれてますけど、その人たちアレだよね、合わせ鏡でいなくなった人たちだよね。絶対味方じゃねぇよ。あんたの助けは多分要らない。大きなお世話になると思う。
にしても副題並べてみたら確実に「あんまり怖くなさそう」な部類に入る話であるはずなのにこわいなぁ。そうか、座敷童のイメージは柳田国男に植え付けられてたのか。
ひょっとこ関係あったんだなぁ。私の知ってるひょっとこの話ってどんなんだっけ。しかしその説明じゃ怪異の正体が全然わかんねぇよ空目さん。圭子もなぁ、言い出せないのもわかるけど余計に怖くなっただけだよなぁ。沖本が女だったら泊めてもらえるのに。
で。亜紀さんがー。やべえよ。
みんなの願いもそんな具体的な形のないものだったんでしょうか。
どうせ肉片さんたちがやってくるのでしょう? くわばらくわばら。
そして武巳も。完全に手駒にされましたな。あーどうするよ。
久しぶりに登場の基城さんもあっさり処理されてしまいましたしね。終章に向かって一気に加速ですか?
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