ゆらゆらと揺れる海の彼方5 近藤信義
ゆらゆらと揺れる海の彼方 (5) 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)
なぜか章題がクラシックですよ。そうか、シグルドってジークフリートなんだ……(気付くの遅) でもリエンツィはそのままなんだね。言語ってよくわかんない。国が違うからいいのか?
ん? クローデット髪の色変わってない? まぁ彼女は物語中でもカッコよかったのでいいです。えびねさんのモノクロ絵はメリハリきいてていいよねー。
そしていつでもピンチ、ローデウエイクの面々。バストーニュに舞台が変わってもそれは変わらず。にしても白鳥派はなにしたいんですか。バルザック殺してラシード殺したらバストーニュのお先真っ暗な気がするのですが。物語の運び方として味方陣営ピンチにしたいのはわかるんだけど意味わかんない。
また新しい視点が増えました。アーミッシュ教国の女騎士さんです。
ドジっ子とか努力家とかはエミリアさんで事足りてるのでもっとかっこいい女騎士さんがみたいなぁ。メシエ姐さんもカッコいいんだけど、ああいうのじゃなくて正統派な……。
まぁ、終盤に差し掛かっているらしいのでこれ以上国は増えないだろう。ユーロンとかはかかわってきそうにないね。
そしてジュラは今回もがんばった。なぜ彼の戦略はいつも当たるのか。
これは共通していえることだけど……ストレイエンとか城の守りはどうなってんだよ。次シグルドにあっさりやられそうだなぁ。
ノウラで戦闘の流れが変わることがなかったのは好印象。あれは何回もやられるとねぇ。
そして誰もが突っ込んだと思われるあとがき「登場人物の八割方が出揃った」……手元の人物表では余裕で70人近いんですがまだ増えるんですか。その計算だと80人突破しそうですね。うきゃあ。もう私は人物表と用語集なしでは言葉の意味思い出せませんよ。
さてさて、次も楽しみです。
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