天才ファミリー・カンパニー 二ノ宮知子

天才ファミリー・カンパニー 6 作:二ノ宮知子 (BIRZ COMICS SPECIAL)

天才ファミリー・カンパニー 1 (幻冬舎コミックス漫画文庫 に 1-1)

のだめの作者の2001年に完結したマンガ。やっぱり思わず笑っちゃったりする感じの作風です。連載が今はなき「きみとぼく」だったり「村山総理」や「Windows95」などの単語に時代を感じますが、色あせないどころかさらっと出てくるマネーロンダリングとかM&Aなんかの単語にむしろ連載当時読んでも絶対理解できてないだろうなぁと思わせられる。ありがとうホリエモン!

最初は天才男子高校生がうちに転がり込んできた母の再婚相手の主夫業と人脈の天才(職業は作家)とその息子サバイバーな同い年の少年の行動に振り回される、といった感じでゆるゆると進みますが登場する天才はどんどん増え、揃ったあたりから急激に物語が進み始めて事業のスケールも大きくなり、ハッピーエンドな結末を迎えます。ちゃんとLOVEもあるよ。

正直、「おい、これサヴァン何人いるんだよ!」(たぶん三人?)とか「東大目指せる子が感心する天才」が何人もいたりするんだけどそれぞれに個性があって面白いのよ。なにげない登場人物もその道の天才だったりするし。

でも、友達にはちょっとほしくない主人公。あ、その他天才も。(笑) いやでもどんどん手がけたものを成功させていく様はサイコーにカッコいいのよ? 一緒にいて面白そうなのはサバイバーな春かな。

そしてその最後のオチには納得いかないぞ! 避妊はきっちりしろよ! や、君たちはものすごい経済力あるからその点では心配ないんだけどさ。なんとなくね。だってその前にやりたいこともたくさんあったろうに。早かった分老後も長いのかな。あーそんな感じかな。リタイヤしそうにないけど。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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