天空のアルカミレス 三上延

天空のアルカミレス 作:三上延 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

天空のアルカミレス (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3397-7 発行年月 : 2006.4

「テリオン」という人間の敵が日常生活を脅かし、「安全地域」に移住する人が増えた日本。8歳のとき、記憶をなくして礼奈と山奥で遭難しかけていたところを助けてくれた老人の養子になり礼菜と一つ屋根の下暮らす拓也は、真夜中にあの山奥でナイフを振るう少女に出会う。

「おおここはなんかダーク・バイオレッツっぽい」「ここにはシャドウテイカーの香りが」「うーん、山姫ニュアンス」なんてところもあったんだけど、最終的には「やっとだよ! やっと戦闘能力持った主人公が!」と思いました。表紙の真ん中にいるのは紛れもなくヒーローだ。変身できます。その方法が痛いです。燃えます。敵超強いです。幼馴染みも完備です。え、一つ屋根の下に住んでたら認定できませんか? 今回も準ヒロインは追い詰められそうですが。正ヒロインなんて次の巻に出てくるかどうか心配になりますが。男幼馴染みもなぁ。それなりに権力は使えるんだろうか。

とりあえずいつも通り「ホラー」じゃないと思う。暗い設定ではあるけれど。それと造語当て字多! 三上さんもWord遣いなんだろうか。(ルビは一番打ちやすいって誰かが言ってましたよ)

しかし、純さんの作るタイトルロゴは古きよき時代って感じがします。ま、王道だしね。断章Iと違って受け入れられるのはなんでだろう。自分の評価の分かれ目がようわからん。

で、私ドジっ子の証たるアザは頻繁にいたるところに知らないうちに作ってしまっているのですが、アゴにできてたのはさすがに初めてです。しかも角度の違う2ヶ所。なんじゃ、どんな打ちかたしたんだよ! と思ってたんですが、わかりました。本を読むときにあごをつまむ癖があるのです。それがアルカミレスによってパワーが通常の数倍になっていたようです。というわけで、燃えますよ。むしろ燃えすぎです私。落ち着け。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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