GOSICK IV ―ゴシック・愚者を代弁せよ― 桜庭一樹
GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ 作:桜庭一樹 イラスト:武田日向(富士見ミステリー文庫)
聖マグリット学園の時計塔は錬金術師が住んでいたといわれる。そこでたびたび起こる殺人事件。アブリルは「亡霊の仕業だ」と主張するが、ヴィクトリカは「からからに乾いた錬金術師の死体を捜す」といい、下界に降りて錬金術師「リヴァイアサン」の挑戦を受ける。
結局学園の秘密はよくわからなかったよ? なぜそんな役割がそこに課せられるんでしょうか。それはともあれアブリル大活躍。でもアブリルとヴィクトリカの女の戦いが怖いよう……。 アブリル噛んだりしてるもん。おてんばさんは嫌いではありませんが。これから仲良くなってくれるといいな。
そんなに乙女を悩ませるとは罪作りな男だぜ、一弥。でも苦労の数も人一倍。姉上からは父上兄上に対する愚痴を連ねた手紙が毎日届き、兄上からは格闘術の本が毎日届き、ヴィクトリカには悩まされ。涙ちょちょぎれるね! いいわあ。好きだ。
そして今回はヴィクトリカのイラストがいつもにも増してとてもかわいい! いいわ、フリル。もこもこ。でもヴィクトリカって箸より重いものは持てなそうなのに、机なんか投げられるんだね。(いつぞやの巻で一弥引き上げてましたやん)
一弥もかっこよかった。うん。満足満足。
そしてついに顔を現した奇術師ブライアン・ロスコーとか「来る嵐」の話とか、続きがとても気になります。あと何年だ、学園生活はまっとうできるよね? 一弥。
短編集は一弥とヴィクトリカの出会い、アブリルと紫の本の事件が掲載されてるそうですよ。超読みたい。
あとがきも帰ってきました! 新たな登場人物「あの魔女」さんが登場。
ゆかいな仲間が集まる連載、次も楽しみです(?)
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