GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― 桜庭一樹

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― 作:桜庭一樹 イラスト:武田日向 (富士見ミステリー文庫

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)

短編集! でも一話じゃ謎が全然解決しなかったりして中編な感じ? というか各話の絶妙なつながりというか。書き下ろしはニヤリとする裏話的一品。一弥とヴィクトリカの出会いからクビキリ殺人やミイラ殺人や、怪しい転校生なんかが飛び出す本ですよ。

しかし、長編先読んでてよかったー。朝一に「かわいい女の子と正面衝突しちゃうとか」なんて妄想している男子は明治帝国軍人の三男とは認めぬ! どこの現代男子学生ですか! 今までの一弥の実績があるからちょっとした萌えにもなるけどさー。翻ってこっちを先に読みたかった、と思ったのは転校生のくだりですかねえ。先を知ってるとバレバレだもんな……。

アブリルは出会いから扱いひどいなー。もう、不憫になるくらい。彼女は死神扱いされてないければよいですが。セシル先生は何気に優しいのですな。自分で庭師さんに制作依頼した迷路に迷い込めるけど! それがあなたのいいところ。最後の「死神は金の花をみつける」は何気にいろいろ裏設定が明かされて涙がこぼれそうですよ?

えーっと、出題されたヤツは……本切り抜けってことですか? 懐かしいけどさ。なんで見たのかも思い出せないほど遠くの記憶。次兄もちゃんと答えてくれるんだなあ。もう連載では答え出てるでしょうね。(二巻の刊行決まってるしね)

そろそろ富士ミスにもメディアミックスの波がくるんじゃないかと思うんだけど、そしてこれが候補の筆頭に上がりそうな気がするんだけど、ヴィクトリカの声を誰が演じてもクレームがつくような気がする。むずかしそー。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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