リリアとトレイズVI イクストーヴァの一番長い日<下> 時雨沢恵一

リリアとトレイズ (4) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

リリアとトレイズ〈4〉イクストーヴァの一番長い日〈下〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3427-2 発行年月 : 2006.5

「イクストーヴァの秘宝」の秘密を巡ってドキドキですよ。実にジャガイモらしくてよい。しかしやっぱりどんなにピンチでも「あの親たちが黙ってやられるわけないしなー」とか思ってしまうよ。それだけに「親の戦争に巻き込んでしまった」「俺の戦争です」のあたりはこう、かゆいところに手が届くというか。ラーメン食べながら熱くなったよ。(消化に悪い) トラヴァス少佐さほど出張らずでアリソンもでてこなかったのも意外。(アリソンはどう登場しろと) あの出会ったナンパな警官とかからんでこなかったな。

このシリーズが「アリソン」と一番違うところはほほえましいところだと思う。交戦の状況を説明したあとにも「リリアがひどく怒ってます。怖いです」だし、リリアは敵ボスにも謝辞を言わせてしまう人間だし。親子ゲンカとか金髪恐怖症とか。しかし、書き下ろし短編「メリエルとトレイズ」読むとナイスな突っ込みのお爺さんとか今回亡くなってるんですよね……明るい悲しさが染みます。(もしかしたら別人かも……5であっさり登場してくれたらそれはそれでうれしいな)
ラジオドラマも元ネタとかあるんでしょうかね。「それを乗り越えて生きろ」。

んでその伏線の張り具合・おまけに最後の引きで「続編は悩み中」ってアンタ! 殺生な!
ま、3月までまったり待ちますけどね。で、言えてないんでしょうかヘタレトレイズ! ペンダントの説明はどうしたんですか。てっきりこの巻で決着を見ると思ったのにまだ引っ張るかー。いやしかしヴィルも真っ青(でもないか)の狙撃の腕持ってんじゃないのよ。やるときはやるのがヘタレの燃えポイントだ! 何で狼は仕留められないんだー。運も実力のうちよ。トレイズさんにもお姉さまのことが伝わってるんだからそれを考えるとますますヘタレ。でも雪の中を滑落してもきっと登ってくるんだ、リリアのために。ベゼルでも? 頑張れ。

えとー、アリソンゲームはハード持ってないのでパスします。しかし誌上通販とは市場で競争する気全くないねメディアワークス! BGMしか出ないんだー声は出ないんだ……。ドラマCDで我慢しよう。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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