ゆらゆらと揺れる海の彼方6 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 作:近藤信義 イラスト:えびね (電撃文庫)

(2006.03)

分厚い! 540ページ。カラーイラストは一枚の使い回し! (エクスクラメーションマークつけたんな) 作家が押したのか、イラストレーターの責任なのか、中もラフな絵多かったなぁ……トーンとか前から使ってたっけ?

人はまだ増えてんだけど、整理にかかったと見えてバストーニュ側に被害甚大。五部構成だったらロベールも立派な駒に成長してくれそうだったんだけどなぁ……暗殺者たちとかもガンガン活躍してくれたような気がするのになぁ。主な原因「誤解」で500年の歴史を閉じたバストーニュに合掌。眠れる獅子が眠ったままやられたような感が否めません。そんな中でもNo.1カッコよかった人はエレディア様ですかねー。悪女を貫いて本望? つかその後どうなったんだろう。

戦闘パートはシグルドの自信の源がよくわかりません……それとアールガウの海獣効果エグいの多すぎ。研究員の性格とかかかわってきます? ジュラの活躍は見れなくて残念だなぁ。また見れると思ったのに肩透かし。

さて、ローデウェイクとアールガウの会談は、エミリアがちょっと有能に見えた。ラシードも力強くてよかったよー。その流れでその結論が出るのがよくわかんないけど。しかし、まだ出張ってくるのかカジミール。動揺されただけで本筋にはあんまりかかわりないような気がするが。そして、民主主義は根付かせるのに相当時間かかりますよね。「国家の品○」が売れてるご時世だから(?)、ラシードの主張もわかりにくくはないんだと思うんですが。

それがまた引きですねっ! 姫攫われすぎっ! 次はアーミッシュ編? 元帥殿が情報をどう掴むかだね。シグルド夫婦の動向とアールガウの行き先も気になるところ。いつ出るのかなー。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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