[映画]暗いところで待ち合わせ

主演のチェン・ボーリンが出演している東京タワーが放送しているうちに感想を……(ぎりぎりタイムアウトですね)だってあのドラマガッツガッツHP削ってくれるんだもん。ダメな自分を思い出して。

それはそうと文庫担当さんに「観に行ってきたんですー」って言ったら「何でそんな怖いの観るんですかー!」って言われました……装丁と作者で誤解されますがホラーじゃないですー! 白乙一なんですー! 文庫担当さんが観たがっていた「硫黄島からの手紙」のほうがよっぽどこわいですよー! (深江基準) あらすじ説明しようとしたら「……ああ、そういう類の怖さなんですねー」ってだから怖いんじゃないんですって! 愛なんですって! やさしい物語なんですよー!

なぜ主人公が中国人設定になってるんだかはよくわかりませんが……(原作は日本人でナチュラルに人間関係がうまくいってません) そっちの方がリアリティがあると思うんだけどなー。つかあんな濃い顔の人が普通に部屋の片隅におったらこわいな。(やっぱこわいんじゃん)

アレね、ペットボトルで尿を流すとかそういうのより、お前のヒゲはいつ剃ってるのかと。(音たてずにできるんじゃね?)それとミチルに腋毛がないのはおかしいー! (目つぶってやろうや)

ミチルのハミングがピアノの爪弾き、そして曲へと出来上がっていく様が興味深かったですよ。私はコードとかの概念がないから、「ヘンなメロディー」って思ってた。そんな進化の過程をたどるなんて。

あと、ミチルのお父さんが出てきたのに驚き。そしてその書斎にユーラシア大陸中心の世界地図が貼ってあったのもなんか意味あるんだろうなぁ。あれはロシアの地図? 中国の地図? どんな仕事してた人なんだろう。

あと土鍋のあとはちゃんと戸棚の上が片付いてたのがおもしろかった。
犯人めちゃこえー!

うん、やっぱり、このシチュエーションでこの物語が出来上がるのはすごいと思った。都会でも田舎でもない町で起こる不思議な事件。映画としておもしろかったのかどうか、っていうのはよくわからないのだけれど。前途多難だけどがんばろう、って感じは原作より強いよね。でもきっと幸せってこんな形でもいいんだよ。見つけてくれてありがとうなんだよ。お互いに。幸せを感じ取られるこの瞬間がすばらしい。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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