Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII 石田衣良
Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 作:石田衣良 (文藝春秋)
(2007/04)
ISBN-10: 4163259104 ISBN-13: 978-4163259109
えーと、社会問題モノが3編、Gボーイズの中編が一本。
なんか中編含め地味ーな印象。だって「幽霊」の正体思い出せないもん! (読み直せ) 「意外!」と思ったのが「マコトの俳優デビュー」だけでそれも「うへえ」方面に。
なんかな、タイムラグが気になるんだよなー。今まで完全に後追いだったからかもしれないけど。(つか今回だって発売4月ですけど)いや、仮に4月だとしてもー。連載は去年なんだよな。このタイムラグってけっこう時事モノには致命傷なんじゃないかと思う。
扇町テレフォンマン
で、その後何になったんだろうねぇテレフォンマン。まぁ、電話使った仕事なんて今日日掃いて捨てるほどあるけど。一般的に人気のある仕事ではないとは思うがまー、抜けられなくなるようなものではないし。
詐欺師のヴィーナス
いやあ、気持ちって……。
それで満足ならこっちが口出すことじゃないけどさ。
バーン・ダウン・ザ・ハウス
謝ることができるっていうのが幸い。まだ何も終わっちゃいない。
「王宮の花火の音楽」を否定するわけではないけど、戦争の終結を記念する花火大会と、ワールドカップ比較されても困る。花火は市民のものだったのか? 対象のレベルが違うのに、カルチャーデフレとか言われてもね。TPOって文化に対しても大事だと思います。
Gボーイズ冬戦争
なんか地味ーだよな。「ヘッドがバカ」だけでは片付けられない何かがあるようなっ!
「こいつはおれとGボーイズ王様タカシのうるわしき友情物語でもある。女性ファンはたのしみにしてくれ」って意味がわかりません! 池袋で乙女な方向でいいんですか?!
なんか映画監督、金田一少年における佐木みたいな役割でまたちょこちょこ出てきそうだな。
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