だいぶつじろう

先週同様とても動揺しているで00は明日。原因は全然違うのだけど。

昨日、鞍馬天狗やってたじゃないですか。最終回だったじゃないですか。まぁ萬斎さんは好きなんですけど特に興味もなくテレビのある部屋にはいたけど画面は見てなかったって言うか。

で、作者が「大佛次郎」じゃないですか。
「何で今更鞍馬天狗なんやろねぇ」みたいな会話。
「だいぶつじろうなんて他の本知らないし!」と私がいうと、祖母と母大爆笑。え? え?
「だいぶつじゃないよ、おさらぎだよ!」「『お』までは認めよう。しかし『大佛』のどこをどう読んだら『さ』『ら』『ぎ』」になるんだよ!」「でも常識でしょ!」「いや、そんな問い合わせで受けたことありませんが何か」「菊池寛は知ってるよね」「直木賞と芥川賞の創設者を知らずして書店員が勤まるか!」 (まぁ、勤まるけど) 「おさらぎじろうなんて今は流行らないんだよ」
こんな時のための国語便覧ー。「中堅作家の作品」って表の中にたった1行記述があるだけだよ! その表にもふりがなついてねえし! 『帰郷』がS23年に、『宗像姉妹』がS24年に出たらしいですよ? 鞍馬天狗代表作じゃないのか……。とりあえず大学入試には絶対出ねえよ!

大体オイラにとっちゃ「新選組を悪役に仕立てた」ぐらいの認識しかねえっつーの。

帰宅した姉に質問。「コレってなんて読む?」「だいぶつじろう」 ほらみろ! 「横浜にだいぶつじろうの記念館があるよー」 なぜそこまで知ってて読み方を知らない(笑
「友達と『有名な人なんかなぁ』って言っててん」 うん、有名な人みたいだよ! 「高校で日本史とってないもん」 現代文の範疇じゃー! (俺も知らんかったけど。いや、存在はもちろん知ってたよ?)

でもいろんな辞書登録データ飲ませてるからIMEさんはちゃんと「おさらぎじろう」で「大佛次郎」と変換してくれるのでした。「おさらぎ」だと「大仏」しか出ないけどね。

ああ、文学賞もあるんですね。すみません、勉強不足でした。

にしても、NHKは「新選組!」も「鞍馬天狗」も服部隆之さんに音楽任せたんですね。ちゃんと観て聴き比べたかったかも。

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Now playing: 市川淳 – Wind Tune_No.13
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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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