カテゴリー ‘ その他(軽)小説

BLEACH Spirits Are Forever With You

BLEACH Spirits Are Forever With You I・II  原案・イラスト:久保帯人 本文:成田良悟 (JUMP J BOOKS)

BLEACH Spirits Are Forever With You Ⅰ (JUMP J  BOOKS) (JUMP j BOOKS) BLEACH Spirits Are Forever With You II (JUMP J BOOKS) 発行年月:2012.06
ISBN: 978-4-08-703265-9 / 978-4-08-703266-6

成田ァァァァァ! 檜佐木とイヅル出すの忘れてるよォォォ! 会話の中では出てきたけどォォォ! (十一番隊以外も出せというのか) ナマ言ってすみませんでした水色で始まってめちゃくちゃ幸せだったよぉォォォ!

剣八が襲名制だったのも平子たちが隊長復帰してるのも知らなくてすみませんでしたあぁぁぁぁ! 「バッカーノ!」のアニメが始まる前に放映されてたアニメは全部見たんですけどぉォォォ! 卯ノ花隊長の斬魄刀とかも知らん気がするなあ。あと藍染がどうなったとか一護がどうなったとかは知ってましたけどあとは漫画を読んだこともなくさっぱりだったので、カタカナで認識してたものがいろいろ漢字表記されてて面白かったです。これ、一旦全部辞書登録してしまうまで執筆大変そうだなあ。GoogleIMEさんでは藍染すら出ませんもの。でも檜佐木は出る不思議。

内容はな、いつもの成田だったよー。最後に収束するよ。もうちょっと織姫とか女の子メンツも関わってくるのかなあと思ったけど、余計に分厚くなっちゃうのでいいです! ヒーローがいればいいです! この人はあの物語のあの人寄りの感じで、と分類していくとBLEACHを知らない人でも覚えやすくていいんでないかと思います。成田もBLEACHも知らん人は、読まないよな?
ロカが見た京楽隊長と刳屋敷っていつの話なん……

登場人物相関図さ! イヅルとか檜佐木とか乱菊さんとかいらんから十二番隊の人たちのビジュアルが欲しかったな! 十一番隊はなんとなく思い出せるんだけど十二番隊のビジュアルが分かりそうでわからなくてちょっとモヤモヤしてたんですよ。

下巻にミエミエ(アニメイトでつけてくれる透明のブックカバー)を装着しようとしたら、厚みで粘着部分が接着部分に届かないんでやんの。京極か! セロハンテープで貼ったけどさあー。これ文庫やったら背面割れるサイズやで、上中下巻分冊でよかったんでないの。(講談社目線で語るな)

あと、装丁が背表紙も含め地味に凸面加工で羨ましい。ロゴのデザインもいい感じに抜け落ちていく感じがかっこいい。
シャーペンマニアとしては地獄編のCMで師匠がDr.GRIP使ってたのにビックリしたので、今回の本文イラストもドクグリで書いたのかなとか妄想しまくりんぐ。イラスト描く人でドクグリ使ってる人初めて見た!

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TOY JOY POP 及び Strange Strangeメモ

4894254565
ホビージャパン文庫 2006-08-29

カップル
P35
P94
P114
P148
P271
P387

P65  レノーン! P13

P108 量子論
P114 関節ババァ 人形女
P257 ロリの空 http://asaippoi.exblog.jp/714454/

Strange Strange (HJ文庫)
浅井ラボ しばの番茶

Strange Strange (HJ文庫)
ホビージャパン文庫 2010-12-01

P10  南高山の六星技研
P12  大野
P14  台秦市とか八鎌市の人食い

P33  福沢
P34  中田教授
P94  大沼 木塚 池永 田尾 TJP P69
P254 吉沢
P431 病院と不動産会社の経営者
P487 大野精密機械
P489 レメディウだかディウス方程式

雑感:とてもラボ
TJPの真犯人なんて成田サイトになかったら気付きもしないし、Strange Strangeは帯下に気付きもしなかったし、「人でなしと恋」の見開きイラストで何かを読み取ってしまうのは立派なごにょごにょ。ぶひぶひがまあ、一番エグいけど、人でなしを売りにしたほうがよかったんではないのかなあ。短編連作ではあるのだけれど、され竜知らない人に勧めてもアレって感じ。ホラーは特別好きなジャンルでもないので、TJPのほうが好み。

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青年のための読書クラブ 桜庭一樹

青年のための読書クラブ 作:桜庭一樹 (新潮社)

青年のための読書クラブ (新潮文庫)
ISBN-10: 4103049510 ISBN-13: 978-4-10-304951-7 (2007.6)

本当はGOSICKs3が読みたかったけど探すのがめんどくさかったんだぜ! (ダメじゃん)

赤朽葉家を思い出す構成に、ジェンダーって言うか桜庭的性の生々しさをプラスして、種明かしを女の園のベールに包んだ箱庭の物語。
伝統ある女学校の「読書クラブ」という地方都市にひっそりと確実に息づいている異端者たる哲学者たちが、学園の「王子」という都会に意図的にもしくは無意識に、反逆を仕掛けては正史から消され、そのクラブ誌だけに真実を残した記録。その発生から、終焉までの断片を切り取った短編集。

「青年のための」なのになぜ女学校が舞台なのか。それは彼らが少女だからです。彼女たちの夢なのであります。でもその空間においては真実なのであります。
多分桜庭一樹じゃなかったら読まないなぁ。私の男も。
「王子」に夢を持てる年じゃねえし。青年を演じきる気力もないし。
元ネタ全部わかってればもっと楽しいんだろうなぁ。ベルジュラックにマクベスに緋文字に紅はこべ。無理です、そんな教養ありません!

ああ、もっと桜庭一樹の少女物語がもっと読みたいなぁ。

昨日「深江さんに入ったって教えてあげようと思って」と差し出された「桜庭一樹日記」はすでに借用して積んである件について。webでもわりと読んでたしな……。
ああ、なんかこの「読書クラブ」も小説じゃなくてエッセイかと思ってたわ。(えー)

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鴨川ホルモー 万城目学

鴨川ホルモー 作:万城目学 イラスト:石居麻耶 (産業編集センター)

鴨川ホルモー (2006.04)
ISBN-10: 4916199820  ISBN-13: 978-4916199829

一人100匹の鬼を使役して10人対10人でで戦争するぜ! あれ、本屋大賞ってこんなのも大丈夫だったんだ。(図書館戦争図書館戦争) まぁものすごい金かかりそうだから実写化は無理ですね。そしてLOVEなんだぜ。フェチだけど。まだ積んでるけどモリミーとチョイかぶりなのかしら。にしても、本屋大賞にノミネートされた時、在庫調べたら入荷された形跡が全くなくてあせったぜ。

地元ネタ満載で楽しいわー。吉田に通ってた友人もいますし。でもアレ、詳しく見ようと思ったら地図帳と西尾維新クロニクルじゃ荷が重いんだぜ! (お前の本棚の基本スペックを疑う) そしてなぜか青龍=北と思い込んでいて、京産の位置を見つけられなくてあせったぜ。うん、受ける気もなかったけど京産って絶対こっから通えないな! (何の話だ) 京大・立命・龍谷と比べると京産の伝統が著しく若いんじゃないかと思うけど位置的な問題だ多分。社は伝統ある上鴨だ! 儀式もかなり現代だし。どうしよう、踊れる。劇のネタで使ったことが……。本物は観たことないから振り付け違うかも知れないし!

まぁゲームよりも学生生活なんだよな。その生活はゲームに大きく侵食されてるけど。つか表紙一人足りなくねえか?
祇園祭の薀蓄ははじめて聞いたなぁ。じゃあ山にはどんな意味があるんだろう? ああ、葵祭りも祇園祭も行ったことないなぁ。人ごみキライ。でもバイトはやってみたいなー。(学生ならね) ホントに下宿もバイトも見つけるの大変らしいねぇ京都の学生って。そんな点をとっても特殊な街だよなぁ京都。ああ、散策したいー。

まあそれもこれも鹿男を原作読んでからドラマ見るための布石なんだぜ! (つくづくメディアに踊らされてるんだな) 先週「奈良ロケで、風景見ると懐かしくってー」と話したら「わたしもメルボルンに住んだことがあってね」って言われてレベルの違いこっそりにしょぼん。「ああ、オリンピックやってましたよね」「それはシドニー。世界水泳かなー」え、でも白黒映像とかそんな感じの大昔にオリンピックもやってなかったっけ? そんな会話もウィザブレ知識。まあ同じ中学出身の作家もプロフ的には帰国子女だしな! なんだよ、みんなうらやましいぜ。

—————-
Now playing: L’Arc~en~Ciel – Link -KISS Mix- 
posted with FoxyTunes

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ムシウタ01 夢見る蛍 岩井恭平

ムシウタ〈01〉夢みる蛍 (角川スニーカー文庫) 作:岩井恭平 イラスト:るろお (角川スニーカー文庫)

ムシウタ〈01〉夢みる蛍 (角川スニーカー文庫)

夢をなくしたら即アウト、って設定にやられた。どんだけの夢を捨ててきたんだろうかオレ。
異端者の悲哀とかも、異端者だからこその自嘲とかも、ステレオタイプなんだろうけど大好き。もうなんだ、アニメのプロモーションとかで設定はわかってるから早く大助の一人称出てこんかい、ってやきもき。でっかい武器サイコー。あれ、みんみんの正体は? 詩歌かわいいよ詩歌。虫は嫌いだけど大丈夫。ビジュアルでないから大丈夫。(アニメも観ないんだな!) いや、正直その合体はどうかと思ったかっこう。く、黒づくめだから大丈夫だよ! 多分!

まぁまぁ第一巻だし。でも土師がもったいないよー!
まあだからこそ締まるとも言える。
最後がな、もうちょっと詳しくいってくれてもいいんじゃないのー、みたいなー。
利菜がひたすらかわいそうじゃないか? いや、だからこそ締まるともいえ(以下略)

あー、表紙変わってんだなー。返品するかー。
ちなみに、ライトノベラーというだけで一括りにされがちだけど実はキノとこのムシウタぐらいしか読むものが被ってないという私とコミック担当Fくん。微妙に話が合わないんだぞー。全巻読み終わったら熱く語ってみようか。ちなみに二人とも、電撃ムービーフェスティバルには劇場に足を運んでいるっ。そうだよなー、「電撃の耳しっぽは狼より稲荷が先!(でも両性具有)」ってポップを一瞬書こうとしたが、いぬかみっ! のが先なんだよなー。(それより前にもなんかありそう)

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レンタルマギカ 魔法使い、集う! 三田誠

レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫) 作:三田誠 イラスト:pako (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫) (2005/7/30) 
ISBN-10: 4044249083 ISBN-13: 978-4044249083

さあて、短編集ですよっと。それでか、前の巻で何事もなかったように新入社員が増えてたのは! 
「病院七不思議、または新入社員入社の巻」「道士と戦う、または呪物屋さんに縁を作るの巻」「みかん頑張る、もしくは初めてのお祭りの巻」「絵画鑑定する、またはデートの巻」の4本です。(本当は「魔法使い貸します」「魔法使いと花泥棒」「魔法使いと夏祭り」「魔法使いと肖像画」です)さくっと読めるよ! 病院の待ち時間に読もうとしたら病院にたどり着く前に電車の中で読めてしまったという……うにゃー。一応影崎の出番もあるよ!

定義が面白いよね。「魔法使いが世間から遠ざけられている理由が呪波汚染」とか、神道の魔術特性は「あらゆるケガレを破却する絶対結界」とか。(それ一巻で書くべき感想じゃないの?)
白虎が白猫で玄武が黒猫なら朱雀は赤猫で青龍は青猫? と思うよね……。(FAは朱雀が三毛猫で青龍がぶち猫)

自害したフォルネウスって復活するんですかねー。つか魔神って死ねるの?

あと! 業務日誌! 書き下ろし!(つけたしみたいに言うなー)
猫屋敷と影崎の日誌も読みたいです。(影崎は無理だろ)

にしても帯の「魔法使い派遣会社 その結成秘話!」は読んだ覚えがないのですが。どれ。最初のヤツ?

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Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII 石田衣良

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク7 作:石田衣良 (文藝春秋)

Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 (文春文庫)
  (2007/04)
ISBN-10: 4163259104 ISBN-13: 978-4163259109

えーと、社会問題モノが3編、Gボーイズの中編が一本。
なんか中編含め地味ーな印象。だって「幽霊」の正体思い出せないもん! (読み直せ) 「意外!」と思ったのが「マコトの俳優デビュー」だけでそれも「うへえ」方面に。
なんかな、タイムラグが気になるんだよなー。今まで完全に後追いだったからかもしれないけど。(つか今回だって発売4月ですけど)いや、仮に4月だとしてもー。連載は去年なんだよな。このタイムラグってけっこう時事モノには致命傷なんじゃないかと思う。

扇町テレフォンマン
で、その後何になったんだろうねぇテレフォンマン。まぁ、電話使った仕事なんて今日日掃いて捨てるほどあるけど。一般的に人気のある仕事ではないとは思うがまー、抜けられなくなるようなものではないし。

詐欺師のヴィーナス
いやあ、気持ちって……。
それで満足ならこっちが口出すことじゃないけどさ。

バーン・ダウン・ザ・ハウス
謝ることができるっていうのが幸い。まだ何も終わっちゃいない。

「王宮の花火の音楽」を否定するわけではないけど、戦争の終結を記念する花火大会と、ワールドカップ比較されても困る。花火は市民のものだったのか? 対象のレベルが違うのに、カルチャーデフレとか言われてもね。TPOって文化に対しても大事だと思います。

Gボーイズ冬戦争
なんか地味ーだよな。「ヘッドがバカ」だけでは片付けられない何かがあるようなっ!
「こいつはおれとGボーイズ王様タカシのうるわしき友情物語でもある。女性ファンはたのしみにしてくれ」って意味がわかりません! 池袋で乙女な方向でいいんですか?!
なんか映画監督、金田一少年における佐木みたいな役割でまたちょこちょこ出てきそうだな。

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涼宮ハルヒの溜息 谷川流

涼宮ハルヒの溜息 作:谷川流 イラスト:いとうのいぢ (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの溜息 (角川スニーカー文庫) (2003/09)
ISBN-10: 4044292027 ISBN-13: 978-4044292027

文化祭で映画を撮るよの巻。
あー、なんか憂鬱より地味になってない? これがアニメの第一話だったのかー、しかも話題を攫ってたよなー。(まだ観てない)なんかバニーでみくるが歌ってたのは観た。……ほんとにわけわからなくないか? ハルヒに腹が立つ人はとことん嫌いになるんじゃないかと思うのだが、そこは監督の腕なのだろう。バカノもああなってて悪い評判を聞かないし。(まぁそれは私がここに住んでいるからだろうが)
初読なのに「孤島」とか「草野球」にニヤリとしてしまう。ふふん。あ、リョコウバトもな!

古泉役たたねーよ古泉。最後のは長門だろうし。長門は頑張ってるよなー。みくるは……まあ思惑があってきてるんだからまっとうするしかないんじゃね? 自分としても使命としても。(全員そうだよ)
キョンは重要そうで重要なのか……? 一言ですんじゃうんだもんよー。(前回もそうだったっけ?)いや、撮影とか粘り強くやってたのはキョンなんだけどね。

新キャラ鶴屋さんもキョンの頭を大いに悩ませてくれそうです。ハルヒとつるむと手つけられないんじゃないの? 今回もやってくれてますし。
そういえばコミック店番してたときに「4巻の表紙も原作と同じく鶴屋さんでいってくれると思ったのに」っていってたお客さんがいました。……コミックに出てきてないキャラ表紙にできんやろ。え、まだ出てきてないんよな?

にしても「続きが出るとは思わなかった」ってことはみくるが来た理由とかも出てくるかわかなんないね……。あ、もう出てきてたらごめんなさいね。

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クジラの彼 有川浩

クジラの彼 作:有川浩 イラスト:徒花スクモ (角川書店)

クジラの彼 (2007/02) クジラの彼 (角川文庫) (2010/06)
ISBN-10: 4048737430 ISBN-13: 978-4048737432

短編集です。自衛隊です。ベタ甘ラブストーリーです。だがそれがいい。スピンアウトだったり初めての人たちだったり。6組それぞれいとしすぎる。

クジラの彼
ワカル、その気持ちわかるうううぅぅー! 長いメール打っちゃう自分も悪いんだけどさ、4つぐらい話題を載せて1つめしかレスなかったりあまつ3つ目が質問だったりなんか日にゃあもう! ヘコむっちゅうねん。
つかヤバイ、めっちゃ泣けた。だって、横須賀出てくんだもん。(そりゃ冬原出てくんだから出てくるだろうよ)なぜフェイントだ! と思ってしまったのかって所から自分にダメ出し。あーもー泣いた。

ロールアウト
そう来んのか! ワーキングウーマンに降って沸いた難題。ザ・サニタリー。
高科の理詰めに胸がすくね!
あー、高巳の会社とはまた違うのか。YSも最後の機体が引退したり復活したりしてるからもう一度読み直したいね、空の中。

国防レンアイ
へえー。自衛隊ってやっぱ特殊な職業ですよね。ツンデレとはちょっと違う。(よな?)
ああでも、「恋愛は始まるまでがいちばんいい」って帯にも書いてあるけど、その後もやっぱり見たいな。

有能な彼女
「海の底」読んでたときにこんな後日談聞けるなんて誰が思っただろうか!
冬原が先にゴールインしてるなんて誰が思っただろうか! 夏木がそんな弱気になると誰が思うだろうか! 望がそんなに有能に。そんな彼女に思いもよらない弱点が。
ああもう、じれったいけどほほえましい。ビバ夏木。

脱柵エレジー
へえー。自衛隊って(以下略)
恋愛一つでもかなりハードルが高くなりそうに見えますよね。
そんなコンビもありなのか。そして二人所属が別々になっても多くの悩める若者を説き伏せてしまうのだろうな。

ファイターパイロットの君
ちょ、笑い死ぬ! 「空の中」読んでたときに(以下略)
二度目の涙。高巳ナイスツッコミ!
しかし、恐るべしですよ保育園児の会話。ホントにありそうで怖いわ!
そしてその真の意味を知ったとき、保育園児は大人になるのか。(何の話だよ)

すごく好きな恋愛短編小説集。だからこそなんか、男性に薦めるのはなんか違うと思う。薦めたけど。(どないやねん)

で、これサイン本なんだぜ! (ちょっと自慢)
日付は全然自慢できん。このサイン会の賜物。仕事場に持って行きづらいジュンク堂のブックカバー。

で、その著者近影はなんのコックピットなんですか? すごいいい笑顔ですよね! 嬉しそうだな。

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赤朽葉家の伝説 桜庭一樹

赤朽葉家の伝説 作:桜庭一樹 (東京創元社)

赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫) (2006/12/28)
ISBN-10: 4488023932 ISBN-13: 978-4488023935

第60回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。第27回吉川英治文学新人賞、第137回直木三十五賞ノミネート。
流石に今までの作品よりは一般の方にも読みやすいんではないでしょうか。山の民出身の「千里眼奥様」はファンタジーだけど、それくらいはよくある感じ? そんなこといったら赤朽葉家自体がファンタジー? どこらへんから一般に受け入れられにくい設定なのか、自分ではよくわかっていませんが。
私は第3章の「殺人者」にあー、と思ったんですけど、それがなければ推理作家協会賞なんて取れないわけですし。でも3章だけなんですよね。「瞳子」=「殺人者」ではありませんでしたし。瞳子は探偵役でした。面白い謎解きだった。

とはいえ「地方シリーズ」の一端には確実に入る。でも今回は戦後から始まる、という点で閉塞性が出てくるのは現代もしくは未来時系列のみ、でしょうか。2章なんて中国地方制覇してしまってるし。三代に渡って語られる赤朽葉家の威光。

1章と2章には一つずつ時事ネタが組み入れられていて、それが時代背景なんかをよりイメージしやすくしてくれています。3章にはどうすんだろ、と思ったけど、3章なんて意図的にイメージしなくてもイメージできるわけで。圧倒的な若者性。目標、生きがい。私はどう考えても孤独叔父の世代に入るはずなんですが、瞳子に共感できまくりです。あれ? でも孤独叔父だって赤朽葉家に生まれてなければニートかフリーターだよ! (さすがニート世代)

とはいえ、この物語の主人公は万葉さんで。千里眼がもたらす光と影。そして昭和のノスタルジー。鉄鋼にまつわる描写が薄い感じも否めないので、華麗なる一族と比較されたらちょっとヤバいかしら。12月に出版されているってのもなんか運命的。

でもいい桜庭一樹だった。これなら誰に読ませても恥ずかしくない。(何様だお前) うれしい。ありがとう、桜庭一樹。

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about

ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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