カテゴリー ‘ その他(軽)小説

[ノベライズ]コードギアス反逆のルルーシュ STAGE-0-ENTRANCE 岩佐まもる

コードギアス反逆のルルーシュ―STAGE-0-ENTRANCE 
作:岩佐まもる ストーリー原案:大河内一楼/谷口悟朗 
イラスト:木村貴宏・しんぼたくろう・toi8
(角川スニーカー文庫)
 (2007/4/28)

ISBN-10: 4044223076 ISBN-13: 978-4044223076

ノベライズです。正直表紙と中のイラストのギャップがはげし(げふんげふん)アニメ塗りとタッチが違いすぎる気が。胴着って書いてあったのにネクタイだったりとか。それはそれとして。

でもでも、コミックス三品よりはアニメに近いメディアミックスなんじゃないでしょうかね。NMF出てくるみたいだし。キャラに違和感もなかったです。
何より過去時系列の裏話、ってのが魅力ですよねー。スザクの決意とか、その前の俺人格とか、策師ルルーシュ釣りが下手ってどうなの、とか、でも戦略は立てられてたんだ! (だってクロヴィス殿下に勝ててたんだもの)とかナナリーが!! とか、ゲンブが!! とか、藤堂が!! とか。
サウンドエピソードと比べてみると面白いですよね、焦点の当たり方が。同じように悲惨な過去だけど。

ネタも満載。ジャイアニズムとか、「メイドってはんぎゃく日記ネタ込み?!」とか、「へなちょこ皇子」とか。スザクとルルーシュの掛け合いめっちゃ好きなんだー! カムバック学園パート! (それは無理な注文だ)

そして一番読みづらいのが解説の福山さんの文章ってどゆことかな(満面の笑み)嬉々として文章つづってる様子はすごく鮮明に想像できるんですけど、はっきり言って文章が美しくないんだよぉぉぉぉぉ! 仰々しいんだよぉぉぉ。読点多いんだよおおお。さすが昭和の香りのする男。読みなれてないんだよ文章の形式が。堪能しました。こんな文章に勝てるかああああ。(張り合わんでよろしい)

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

レンタルマギカ 魔法使いVS錬金術師! 三田誠

レンタルマギカ 魔法使いVS錬金術師! 作:三田誠 イラスト:pako (角川スニーカー文庫)

amazon:魔法使いVS錬金術師! 発行年月: 2005.04 ISBN : 9784044249076

錬金術師も魔法使いに入るのかー。確かに魔法っぽいけどっ! 呪力を使う点では変わらないのかー。えれめんたりー?
なんか知らない間に女の子増えてるしー! (人間じゃないけど)

今回は父の遺産争奪戦ですよ。なぜか魔術決闘ですよ。
お父さんの一番弟子ですよ。謎お父さん、セオリー通りに行けばラスボスな予感ですが。いやでも弟子ももう出しちゃったしー。

しっかし、穂波も猫屋敷さんも完成されてるなら手駒増やすしかないよね。実戦を積めば70%でも戦えるってことかな? まぁ、社長自身に成長の余地があるってことか。みかんちゃんにもある? いやでも結界って洗練するしか道がないよなー。
つか、妖精眼治しちゃったら立ち居かなくなりそうだしなぁこの会社。上手に付き合う方法がみつかるんでしょうか? (じゃないと困る) つか使うたびに汚染されてたらねぇ。いやいいんだけど。そのうち妖精眼の性格が本当の正確になってへなちょこ卒業……は大いに困る。へなちょこあってこその妖精眼のかっこよさだよねー。(そうか?)

この本読んでると猫語彙が増えそうです。さすが四神の名を冠している猫は違うね! (それも、そうか?)

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

涼宮ハルヒの憂鬱 谷川流

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) 作:谷川流 イラスト:いとうのいぢ (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 ISBN : 4-04-429201-9 発行年月 : 2003.6

無論、唱えてみただけなのだが。(え?)なんで角川のコミックスって初回版が2週間も早く来んのかねー。フィギュアは個人的に鼻が微妙、と思った。てかなんで書籍なんだろねー。「深江さん予約したんでしょー?」とかいわれたけどいや、原作さえ読んだことないから! 藤岡派だから! 今から読むけど。そりゃフィギュアつきのgao!は買ったけどそれはバッカーノが目当てだったんであっていろいろ誤解だー! 今日私が買いたかったのは塩の街(ハードカバー)なんだよっ!

いやー、ビデオは録ってたしその整理もしてたからプロローグの1行目読み始めたときから杉田ボイスで再生されてビックリしたよ。あーキョンがいるよキョンだよキョン。キョンもキョンの妹もCD出た今でも名前明かされてないんだなー。きっともう明かされないんでしょうねー。

説明不要なSFでセカイな本作品。うむ、世界の中心ハルヒの行動にムカついたらそこで終わりだなこの話。キャラも展開も萌えも全てが力技だ。そりゃアニメの初回も力技になるわな。(力技度がかなり上のような気がするけど)その中で古泉のキャラがちと弱くね? ま、いいか。

ああ、誰が未来人で誰が超能力者で誰が異世界人か全部知ってるもんなー。SFなことも知ってるもんなー。アニメすらちろっと観たもんなー。キャストなんかばっちり知ってるもんなー。予備知識なして読みたかったなー。単なる学園モノ異能風味だと思って読んだらかなりビックリすると思う。いや、わたしも「暴走」のイメージの違いにびっくりした。もっとびっくりできたやろうになー。ちくしょー。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

レンタルマギカ 魔法使い貸します 三田誠

レンタルマギカ ~魔法使い、貸します! 作:三田誠 イラスト:pako (角川スニーカー文庫)

レンタルマギカ ISBN : 4-04-424906-7 発行年月 : 2004.9

行方不明だった父親の会社をついでいきなり社長になっちゃった高校生、伊庭いつき。その会社とは魔法使い派遣会社?!

えーっと、主人公が表紙でおもっくそカッコつけてるくせに超ヘタレなんですがいいんでしょうか。眼帯の下は昔の事件のおかげで普通の光さえ耐えられなくなっていた目なんだけどなんか能力があるみたいですよ。いやあ、ヘタレとはいざというときに実力を発揮してこそ価値があるのです。まぁその目については追々なんか判明することでしょう。
ヒロインはハーフでメガネの古代ケルト魔法を復活させた関西弁魔女っ子(実は幼馴染っぽい?)とランドセルを背負った巫女さんと、金髪縦ロールの古代ソロモン召還魔法をあつかう組織を束ねるツンデレ魔女っ子。猫好きの陰陽師(男)もいるよ。メガネの役人もいるよ。
しかし見開きの一番上の女の子は誰やろか。取締役? クラスメイト?

しかし穂波はあれやね、なんかいろいろできそうやけど今んところヤドリギの矢がメインやねー。まぁ作者の部屋を埋めた魔道書が今後いろいろ発揮されるのでしょう。

いや、カバーをかけずに何気なく部屋の隅に置いて置いたらオカンが私と同じ勘違いをしてくれておもしろかったです。うん、藤沢周平と藤沢周ぐらい紛らわしいと思う。(すいませんすいません)

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

終末のフール 伊坂幸太郎

終末のフール 作:伊坂幸太郎 (集英社)

終末のフール ISBN : 4-08-774803-0 発行年月 : 2006.3

本屋大賞は4位でしたね。
「終末のフール」「太陽のシール」「篭城のビール」「冬眠のガール」「鋼鉄のウール」「天体のヨール」「演劇のオール」「深海のポール」の八本です。五年前、八年後に小惑星が衝突して地球が滅びると宣告され、混乱を乗り越えて小康状態を保っている仙台。あと三年という期限もって生きているマンションの住人一人一人が、物語を持っている。

パニック状態じゃなく、そこから抜け出した日常ってのがすごいリアル。情報を知らない人は陥らない状態。そんな存在がいることが「演劇のオール」で描かれる。ちなみにこの一編はそれまで登場した人物たちが一堂に集まり醍醐味が味わえる一品でもある。「演劇」を続けることを選択した女性のお話。

「終末」は家族の確執にどうカタをつけるかという話。「太陽」は不妊だった夫婦に今になって子どもができて、優柔不断のダンナが決断する話。「篭城」は復讐話。「鋼鉄」はキックボクシングを続ける話。「天体」はそれでも星を見続ける話。「深海」はその瞬間を見守ろうとする話。

どう考えても自分だったら生き残れていないと思う状況。でもこの本が好きだ。だからかもしれない。流され続ける自分に喝。

「今日という日は残された日々の最初の一日」って何だったっけ、チャールズ・ディードリッヒって人は知らないしーと考え込んでしまったけどTHE BOOMの「極東サンバ」の中の一曲「It’s Glorious」だ。
『今日の日は残された時間の最初の一日』
12年前から知ってるフレーズをこんなに説明されないと実感できない私はやっぱ頭の回転がよくない。まあこっちには対として『今日の日は心を償える最後の一日』ってフレーズも入ってます。ちなみに命が生まれたシチュエーションらしいですよ。

えっ、じゃ千葉はどうなんの? と思うので本当に滅びてしまうのかどうかは微妙な気がする。天体のヨールでさんざん否定的意見が聞けるしね。どれでも正解。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

銀盤カレイドスコープ vol.9 シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so 海原零

銀盤カレイドスコーブ〈vol.9〉シンデレラ・プログラム:Say it ain’t so 作:海原零 イラスト:鈴平ひろ (スーパーダッシュ文庫)

銀盤カレイドスコープ Vol.9 ISBN : 4-08-630331-0 発行年月 : 2006.11

ああ、やっぱり8巻の表紙ってリアのフリープログラムだった。いや、その靴どうやってブレード付けるのよ! (突っ込んじゃダメ)

で、なんとフリーは開始80ページ程度であっさりと終わってしまい、地獄の日々が始まるのでした。読んでてつらかったよー! このまま終わるはずがないとは思いつつ、ハラハラですよ。これでこそスポーツは燃えるね! それでこそシンデレラ。そうなのよ、そのままいってもシンデレラにはなれないのですよねタズサは。顔を見たことのない王子様とか泣けちゃうよ。

うん、この物語で一番ファンタジーなのは女帝リアだと思うのですよ。一回も表彰台を逃したことのない選手なんて歴史上に存在するんだろうか。でもその所以の描写もなんか納得させられちゃった。「覚悟なさい」の意味も。その場所もありえなくないと思ってしまう。去年のオリンピック見てるしさ。
あとマイヤのキャラのクローズアップとか。人の裏って悲しいよな。かかわりを持っちゃうと責任を持たざるを得ない。才能すら責任が付いて回るのは世の常か。

そして特筆すべきは戦友ガブリーの奮闘ぶりかな。
聖女のグラディエーターは鬼気迫るだろうなぁそりゃあ。ああああ観てみたい。
しかし一日に二人もフェンスに激突するかー構成上仕方ないけど。

あとガブリエラ様が見てる(原文ママ)とか氷帝(リアのこと)とか小ネタにも反応してしまう自分。(後者はネタでもないような気がする)

ちょっと、あとがきにモデルとか書いてあるけど、リアがプルシェンコ+ヤグディンとかすげー組み合わせじゃないか! ありえないよーそりゃ最強だよリアの描写読みなおさないとぉぉぉ! (気合は入りすぎ) でも女子高生のマイムとか……無理だぁぁぁあ想像できない。(想像するところはそこじゃねー)
にしても来シーズンはプルシェンコ戻ってくるんだな! うおー燃えますな男子シングル!

話はそれましたがお疲れ様でした海原さん。この本読んでよかったです。楽しいひと時をありがとう。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

銀盤カレイドスコープ vol.8 コズミックプログラム:Big time again! 海原零

銀盤カレイドスコープ〈vol.8〉 作:海原零 イラスト:鈴平ひろ (スーパーダッシュ文庫)

銀盤カレイドスコープ Vol.8 ISBN : 4-08-630326-4 発行年月 : 2006.11

物語の最初も最後もオリンピック。当然のように上下巻。あとがきがないのがちょっとさびしいけど、選手権の間に読んでたから盛り上がりますよ! (そうでなくても盛り上がります)
話はオリンピックショートまで。鬼のような特訓と、地元ロシアの子どもたちのふれあいとしがらみ(?)と、リアとの決裂など。ガブリー、ステイシー、響子、ドミニクもプログラムが書かれてて大満足。オスカーも出てくるし(イラスト付き)、ピートの描写もあってよかったわぁ。キャンドルもちゃんとプログラムごと出てるよ。上達したみたい。

表紙がさ、リアなんだけど。しかもなんか白鳥の湖っぽくはないんだけど。どゆこと? 何の衣装? 読み落としてる? ネタバレ?

いや、リアはそりゃ怒るだろ。むしろ食事できたことにビックリするよ。それも見越した挑戦状ではなかったのか。

うん、なんか失敗するなーとは思ってたんだ。前のオリンピックでもこけてたもんね。ああ、そうか、今のルールだと減点一点だからあの成績残すのは絶対無理じゃない? ジャンプのリカバー他のところでやっても認められないんじゃなかったっけ? 去年信成がそんなミスしてなかった? コンボのリカバーだからできるのか……一回飛んでしまったもののやり直しではなく抜けたジャンプの再挑戦だから、かな。

タカビーな人が努力するところにこの燃えがあるのですよねー。ま、タズサの場合口だけなんだけど。努力は惜しまないから好感度は下がらない。そして試練もちゃんと最後まで用意されてる。ご都合主義にはならない。
はてさて、勝負の行方はどうなるでしょうか。

一番うらやましかったのは「DVDすべて限定版で揃っています」かな。その結果のなかの些細な一つを出せる力、といっておこうか。(話大きくしたいだけだよね)

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

少女七竃と七人の可愛そうな大人 桜庭一樹

少女七竈と七人の可愛そうな大人 作:桜庭一樹 イラスト:さやか (角川書店)

少女七竈と七人の可愛そうな大人 ISBN : 4-04-873700-7 発行年月 : 2006.6

「可愛そうな」って題名に入れるか普通。それが桜庭一樹なんだけど。少女はやっぱり境遇が辛そうだし。絶望にもがいていたりする。でも流されているわけではない強い子だよな。ヘンな子とも言う。どっちかっていうともがいてるのはかわいそうな大人の方。

地方都市と箱庭と、少女と鉄道模型。ジュンクの大阪本店で鉄道コーナーに置かれてたんですがそれにオススメされて読んだ人はいきなり辻斬りですよ、いんらんですよ。鉄道模型ファンに読ませたら桜庭一樹はどんな印象に……?
あれ、「辻斬りのように」ってSweet Blue Ageに入ってたんだ。読んでない……orz そこで入った人もどんな印象に。
まぁ一応都会に入るところしか住んだことがないので、閉塞感ってのはわからないんだけど、孤独感はそれに劣るものだろうか。隣の人が同じ苗字でも親戚ってことはほとんどない元ニュータウン、今オールドタウン。なんにもしなかったら本当に何にもしないでいられる街。

七人って優奈、多岐、梅木、田中夫婦? 桂、七竈? 東堂は? ビショップ? 祖父? (多すぎるよ、最後の二人は絶対違うよ)

棚卸って力仕事? いやー、検品の方が力仕事でしょ。確かに文庫本の詰まった9号は重い。

雪風は、やっぱアレが関係するんだろうねぇ。読んでねー!
幼馴染で、誰にも代えられない存在。いいね、この二人の会話。時代がかってて、透明で、淡々としてて。

ま、一番ショックなのは新郎川村慶が年下だったこと。維新と同い年かよー。ジェンダーとかまだ考えたくない私はまだ箱庭を壊せていない。いつまでここにいるんだろ。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

君へ。 つたえたい気持ち三十七話 ダヴィンチ編集部/編

君へ。―つたえたい気持ち三十七話 ダヴィンチ編集部/編

君へ。 ISBN : 4-8401-1055-7 発行年月 : 2004.3

文字通り、三十七個のエッセイありフィクションありのショートショートのお話たち。一つ一つは2ページ程度ですが豪華執筆陣のおかげで非常に濃いです。とってもダヴィンチっぽいです。北方謙三と鴻上尚史と山本文緒が同じ本にいるなんて、ここの編集部でしか出来ないと思います。サイトに掲載されていたときの名残なのかデフォルトで一行空いてます。そしてそれぞれに写真と「ひとこと」つき。
執筆環境が垣間見ることができる話だったり業界裏話だったり自分の作品が浸透している世界だったり中にはいくつか命の失われてしまうものもあって、物悲しくもあるけれど、テーマが「つたえたい気持ち」であるわけで、元気付けられたりします。作家に直接提示されたお題は「心と体に効く一行の言葉」であるらしい、ってのが大槻ケンヂのブツから推測できます。そして作者の一人、鷺沢萠さんがすでに故人です……。余計に切ないよ!

石田衣良とか「えええー」と思うけども。まぁ37個も話があれば好みが違うものも当然あるわけで。

で、目当ての乙一は小生キャラ誕生秘話? いいセンスしてんなぁ、周りの人も。

言葉を伝えることって今ではいろんな手段があるけど、簡単に出来てしまう分大切にしたいよね。こんなにいろんな表現があるのだから。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

レインツリーの国 World of delight 有川浩

レインツリーの国 作:有川浩 (新潮社)

レインツリーの国 ISBN : 4-10-301871-2 発行年月 : 2006.9
レインツリーの国 (新潮文庫) ISBN:978-4101276311 発行年月:2009.06

せっかく新潮社から出てるのにライトノベルの感想をネットで探す主人公の話から始まってて吹いた。なんつーか、一般向きじゃないよなぁ。オイラの中では『フェアリーゲーム』のヒロインは髪の毛が水色。まだ終わってないけどアレ。きっと有川さんも大好きだと確証を持っている。(想定されている元ネタは『妖精作戦 (創元SF文庫)』です。)

あー、ちょっと内乱より先に読みたかったかもなぁ。ヒロインの持つものがわかってしまうと伸の行動にハラハラさせられすぎです。ケンカが始まったときには涙がボロボロこぼれた。全然他人事じゃないよ、誰だって言い訳だらけだよ。勝手に怒って勝手に傷ついて傷つけて。障害って個々の体験の大きな一つであって、健常者だって誰にも思い当たる節があるんじゃないかなぁ。
自分は聞き間違いキングでもあるので音の長さや文脈からあてはまる言葉を捜す、って作業はやってるしなぁ。あんまり文脈に沿ったものを見つけ出せなくて素っ頓狂なものを聞き返したりするので変なインパクトを与えている自信はあります! ex.無線LAN→螺旋丸 (それは無線LANより螺旋丸が先に思い浮かぶ言語野に問題があるんじゃなかろうか)耳も悪いんやろうか。でも「耳鳴りがするんですー」って病院に行っても「耳の中を掃除した後は誰でもそうなります」っていわれたんだよ? いや、普段から聞こえるんだが。

ま、オイラの想像なんて「目か耳かどっちかが使い物にならなくなったら『本読んで図星を突かれて1時間ぐらい寝込んでスピッツのアルバム1枚聴いて復活する』という状況は永遠に来なくなるんだ」、ぐらいのものなんだけどね。「音楽を楽しめる人もいる」とのヒロインの弁ですが、オイラが好きなのはメロディーとハモってるベースとかサブギターを追って幸せになる、とかなのできっとその聴きかたは出来なくなるんだろうと思う。低音しか聴こえない状況で私がベースを手にしても、多分何の役にも立たない。

でも「レインツリーの国」っていう概念がいいね。うちの国もちゃんと作らないとなぁ。

それと、大阪弁なら河内よりも和泉が最凶だと思う。河内音頭なんかにだんじり魂が負けるはずが無え! なぁ、元会長さんよ。(誰に向かってしゃべってんの)

ステキなラブストーリーでした。次は是非元地雷処理班の人の話で。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

about

ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

アーカイブ

profile


- Rental Orbit Space -