カテゴリー ‘ 富士見書房

フルメタル・パニック! 揺れるイントゥ・ザ・ブルー

揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! 作:賀東招二 イラスト:四季童子 (富士見ファンタジア文庫)

揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫) ISBN : 4-8291-2953-0 発行年月 : 2000.2

あー、面白くなってきた! 夏休みも終わりに近づいたころ、宗介がかなめを南の島へ誘った! 一筋縄で終わるわけもなく、あのラスボスが復活してトゥアハー・デ・ダナンがジャックされた! かなめもテッサも持ちうる力をすべて出して対抗。
最後には宗介はさらっと殺し文句を吐くし、クルツの彼女とか、ウィスパード同士の共振とか、影のボディーガードとか小ネタもそろってきましたね。
元々「軍事関係に精通するならここからだ」みたいな気負いで読み始めたんですが、すっきり読み飛ばしても読めちゃうんで全然詳しくならないです。むう。シャア専用に笑うくらいです……面白いからいいや。

けっこうピンチの描写に費やされてて、解決するのは意外とすっきり。
まあ、宗介とかなめとテッサが揃ってたらどうにかなるな、というのがわかってきました。テッサがカッコよかったよー。今まで出てきたところは自分の定位置じゃなかったもんね。
「お荷物になりたくない」とか「部下に対する姿勢」とか心理描写が多くていいですな。結構分厚いけど全然長さを感じない。短編ではどうしても、そこまでいかないもんね。

トゥアハー・デ・ダナンってなんか元ネタはあるんだろうなぁと思っていたけど、ケルト神話でしたか。「女神ダヌーの部族」ですって。
メカニックデザインの高野真之さんってブラマト? と思ったけどブギーデュアルの方ですね。ええっと、もう一人の高野さんは……裕紀さんか。あああごめんなさいー。

あとがきに過去のにおいを感じるよ! クリントンて。モニカて。本田技研のP3て。……そうかー、ASIMO君の登場は2000年なのか。てか、今までの話全部前世紀に書かれてたのか。やっぱり壮大に置いてかれてるなぁわたし。ま、いいか。

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フルメタル・パニック! 自慢にならない三冠王? 賀東招二

自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! 作:賀東招二 イラスト:四季童子 (富士見ファンタジア文庫)

自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫) ISBN : 4-8291-2926-3 発行年月 : 1999.10

今回も野球はあんまり関係なかったぜ! コールド負けで終わってるし。

すれ違いのホスティリティ
二個目の罠はパンにも被害が及ばないか……?
三段オチが美しかった。うむ。

大迷惑のスーサイド
まさに大迷惑だっつの。いやでもそんなに夢中になれることがあって幸せ……?
自殺防止してもなぁ……いいかげん捕まるよなー。

押し売りのフェティッシュ
交戦するんだ……。どうやって寝たんだ被害者。針金とボンド。うわ、やられたくねえー!
どんなノーマルスーツかと思えば案の定。つか、ボイスチェンジャー外せよ。ポニとボン太くんが分かり合った内容が知りたい。
あーずーっとボン太くん出てくるんだろうな。いいキャラだけど。ふもふも。陽子も出てきそうだけど。

雄弁なポートレイト
水道管破裂から復旧すんの早いな。(そこかよ)
このカップルもいろいろやってくれそうで楽しみ。

暗闇のペイシェント
あーそういう作戦もあるんだねぇ。じゃあもうちょっと早く理解しろよ。
いや、ここは幽霊脅しにかかるかなめのパワーに祝杯。

猫と仔猫のR&R
毎度の書き下ろし、ミスリル話。テッサ大活躍。メリッサも。
意地も突き通せばすばらしいですわね。友情ってよいですわ。

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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A lollypop or a bullet 桜庭一樹

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 作:桜庭一樹 イラスト:むー (富士見ミステリー文庫

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫) ISBN : 4-8291-6276-7 発行年月 : 2004.11

あーあ、撃ちぬかれちゃった。黒桜庭ここにあり。覚悟して読んだけど鬱だった。そうきたか。悲しい、というか気分が重い。ネットに感想上げるのがうっとうしく感じるくらい。すごいじゃん、桜庭一樹。文体とかはまんまのライトノベルなんだろうけど、「このミス」にランクインしたのも納得しちゃうくらい。(このラノもラ板大賞も3位だよ) 「少女には向かない職業」が面白かった人にはおすすめなんじゃないでしょうか。普段ライトノベルよまない人でも。反対に同じレーベルだけど「GOSICK」はあまり推せない……デフォルメされるものが違うから。白桜庭だし。

不幸のものさしはいくつもあって、中世基準で余裕があっても幸せとは限らない。ここは現代の日本だから。砂糖菓子の弾丸では生き抜けなかった少女の物語。
不思議ちゃんが不思議ちゃんにならざるを得なくなった事情が明かされるにつれ、引き込まれる。見せてくるのではなく、見えてくる過程が痛々しいんだ。なぎさとの共通点がわかってから手を取り合って現実に立ち向かおうとして粉砕される、もう涙ちょちょ切れですよ。
だけど、湿っぽくないんだよな。まさに砂糖菓子でコーティングされているから。ふわふわしてるから。手法的に「現実」ではないのでしょうか。そこもよいところ。

一番納得いかないのは藻屑がなぜ嵐の日を予言できたのかわかんないとこ。うさぎとかも気になるけど。それと、ちゃんと発見するまでに大騒ぎしといたのにその新聞記事はないだろう、とか。

しかし、この表紙は誤解を受けそうだなぁ。みなさんにお薦めし難い要因がこんなところにも。

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ニライカナイをさがして 葉山透

ニライカナイをさがして 作:葉山透 イラスト:山都エンヂ (富士見ミステリー文庫

ニライカナイをさがして (富士見ミステリー文庫) ISBN : 4-8291-6329-1 発行年月 : 2005.12

ロードノベル。沖縄旅行気分を満喫。そしてお供は空港に貼ってあったポスター見て悪口言ってたらその場に居合わせて怒らせてしまったアイドル宮沢梨花。ボーイミーツガールなんですなぁ。腰は低くなってしまうところが普通の男子高校生な主人公。サービスシーンもたくさんあるけど特に心は動かなかった。やはり男性向けということでしょうか。

葉山らしいなぁ。超ベタ。(王道といってあげて) ミステリーじゃないけど今の富士ミスの方針は「LOVE」だから! 問題なし! ……一応後半に明らかになる謎はあるといっておこうか。(それ全面的にネタバレ)

アイドルの名前がなぁ……あの人と一字違いだし、ユンタの聞こえてくる民宿にいるとなるとこの前もチューハイのCMで三線弾いてたあの人も思い出すんですけど。沖縄大好きー。イメージだけしか知らないけど。で、日本最南端って沖ノ鳥島じゃないの? (無人だし島じゃねーよといわれればソレまで) つか波照間島って南十字星見えるんだ! それは夢が膨らむなぁ。沖縄出身の子に言わせると「夏の沖縄は昼間活動しない方が住みやすい」そうなんですが。えええーじゃあ青い海は春とかに楽しむんですか?

そういえばFIがどんな働きをするのかよくわかんないけど、とりあえずすごい便利ツールっていう定義で自分の中では問題なしだ! LAFIの簡単なヤツみたいな。

やっぱり10月次点に発表したタイトル「神と悪魔の月の石」とは完全に別プロットですよねこれ。気になるんですけど。そして提出済みだというルクレリも読みたいよ。

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GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― 桜庭一樹

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― 作:桜庭一樹 イラスト:武田日向 (富士見ミステリー文庫

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)

短編集! でも一話じゃ謎が全然解決しなかったりして中編な感じ? というか各話の絶妙なつながりというか。書き下ろしはニヤリとする裏話的一品。一弥とヴィクトリカの出会いからクビキリ殺人やミイラ殺人や、怪しい転校生なんかが飛び出す本ですよ。

しかし、長編先読んでてよかったー。朝一に「かわいい女の子と正面衝突しちゃうとか」なんて妄想している男子は明治帝国軍人の三男とは認めぬ! どこの現代男子学生ですか! 今までの一弥の実績があるからちょっとした萌えにもなるけどさー。翻ってこっちを先に読みたかった、と思ったのは転校生のくだりですかねえ。先を知ってるとバレバレだもんな……。

アブリルは出会いから扱いひどいなー。もう、不憫になるくらい。彼女は死神扱いされてないければよいですが。セシル先生は何気に優しいのですな。自分で庭師さんに制作依頼した迷路に迷い込めるけど! それがあなたのいいところ。最後の「死神は金の花をみつける」は何気にいろいろ裏設定が明かされて涙がこぼれそうですよ?

えーっと、出題されたヤツは……本切り抜けってことですか? 懐かしいけどさ。なんで見たのかも思い出せないほど遠くの記憶。次兄もちゃんと答えてくれるんだなあ。もう連載では答え出てるでしょうね。(二巻の刊行決まってるしね)

そろそろ富士ミスにもメディアミックスの波がくるんじゃないかと思うんだけど、そしてこれが候補の筆頭に上がりそうな気がするんだけど、ヴィクトリカの声を誰が演じてもクレームがつくような気がする。むずかしそー。

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フルメタル・パニック! 本気になれない二死満塁?

フルメタル・パニック! 本気になれない二死満塁? 作:賀東招二 イラスト:四季童子(富士見ファンタジア文庫)

本気になれない二死満塁?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫) ISBN : 4-8291-2887-9 発行年月 : 1999.5

短編集第二弾。別に表題に沿うような話はないみたいですよ。野球じゃなくてラグビーの話ならあるけど……別にピンチってわけでもないし。(いつでもピンチといえばそうだが) 相変わらずの軽い口当たりでさくっとさくっと。

妥協無用のホステージ
人質とったヤンキーVS宗介。そりゃあ派手になりますわな。その本題に入る前にシューティングゲームに実弾使うっていうひと悶着があり。リアルなのか……。

空回りのランチタイム
さすがの宗介も鬼教師には無力なわけで。かなめに借りたノートを忘れてきて奪還作戦。
あれですな、軍事に変換できる短歌探すのってけっこう難しいんじゃないだろうか。そんな歌授業で出てきた覚えないし……でもマニアのアンテナってものすごい精度だったりするから簡単に見つけられるんでしょうかねー。

罰当たりなリーサルウエポン
年末巫女バイトと相楽宗介。
そうか、戦いに慣れてそうなイメージあるよね、三大宗教は。
日本の神道と仏教はそんな感じしないけど。で、本末転倒と。

やりすぎのウォークライ
鬼軍曹@軟弱ラグビー部と臨時マネージャー。
さすが軍曹さんだね! 指導はマオさんみたいだけど。軍隊式訓練といえばこうこなくっちゃ。(なんか認識間違ってる?)

一途なステイクアウト
かなめ方向に三角関係形成? 取り乱す宗介に意外でもありニヤついてみたり。
そうか、「ふもっふ」ってなんだろうと何年か前からずっと思ってたんだけどボン太くんの鳴き声か。

キャプテン・アミーゴと黄金の日々
なんでか知らんがクルツと二人で宝捜し。
やっぱり学生と傭兵の二足のわらじはしんどいよなー、と改めて思ったり。学校の器物破損を賠償させられるのはわからんでもないがそれを払えてる宗介がすげえ。何モンだ、と思われてんじゃないの学校関係者に。
次はテッサが登場するかもだってー。いいねー。

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フルメタル・パニック! 疾るワン・ナイト・スタンド 賀東招二

疾るワン・ナイト・スタンド―フルメタル・パニック! 作:賀東招二 イラスト:四季童子 (富士見ファンタジア文庫)

疾るワン・ナイト・スタンド―フルメタル・パニック! 2 (富士見ファンタジア文庫) ISBN : 4-8291-2875-5 発行年月 : 1999.3

分厚いけどサクサク読めるフルメタドタバタシリアス長編第二弾。
テロリストに狙われた東京を守るために「オキテ破りの倍率」なASに立ち向かう。

宗介をめぐるかなめとテッサの三角関係形成終了。さっぱりしているのは二人の性格故でしょうか。テッサはドジっ娘でした。でも天才少女で伊達に艦長なんかしてなくてしっかりしてるのでちゃんとダブルヒロイン張れてますねっ! 二人とも強い人ですな。

宗介って傭兵と高校生の二足のわらじ履いてたんだ! え、ミスリルってそんなに暇なの? (どうしても人手が足りないときだけ駆り出されるんじゃない?) いやでも最強のAS宗介チューンみたいだしさ……。それを使うにはかなめがいないとダメなのか。それ抜きにしてもかなめ警護も立派な任務ですよね。
そしてテッサの部下たるカリーニン少佐が渋くてカッコいいね! 宗介と過ごした過去も気になるところ。
弾道ミサイルで射出されるASとかロマンだよね。
電子レンジを使ったときの様子がいまいちよくわかんなかったけど物語になんら関係ないのでどうでもよい。

敵さんもきっと最初の理念は間違っちゃいな……とも言い切れないか。そんだけ人望がありゃあ大きなこともできたでしょうに。自殺しちゃったというのがなんとも弱い人だったんだなあと。

どっちにしろラスボスはきっとあの人だと思うので、次も読んでみることにしましょう。

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電蜂 DENPACHI 石踏一榮

電蜂 DENPACHI 作:石踏一榮 イラスト:結賀さとる (富士見ファンタジア文庫)

電蜂 DENPACHI (富士見ファンタジア文庫)

第17回ファンタジア大賞特別賞受賞作。

突然携帯に着信したメールは、「現実世界でプレイヤー同士が戦うゲーム」へのエントリ勧誘だった。生活にむなしさを感じていた光也が説明をよく読まずに登録したゲームには「このゲームは命を落とす場合がございます」との注意書きがついていた。

えっ? 結賀さとるって前からこんな塗りだっけ? (そこかよ)

ゲームモードになったケータイにコマンド打ち込むと属性を付加できて現実世界で戦える。アスファルトは抉れ、出入り口が凍りつく。壊したものは回復魔法で修復でき、ケガも治せる。ケータイを壊されるとゲームオーバーで死ぬ。ゲームの中にいた人意外の人の記憶からは消されて、いなかったことにされる。そんな世界。

途中まではノッて読んでたんですがラストあたりの毛色の変わりようにちょっと戸惑い。その行動が何を生み出すのか。なんで降りることになったのか。なんとなく納得いかねー!

あー、なんでRPGの中に入って戦うゲーム設定の小説って切ないラストなんだろうなぁ。(クリス・クロスしか読んだことないけどクラインの壷もそんなんじゃなかったっけ) RPGってそんなに切ないもの? クリアってうれしいものじゃないんだろうか。ネトゲとかわかんないから人よりも納得した回数が少ないような気がする。

「黄色いレインコート」って都市伝説かなんかあるのかと思って調べてみたけどよくわからなかった。おおう。情報求む。

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楓の剣! かたやま和華

楓の剣! 作:かたやま和華 イラスト:梶山ミカ(富士見ミステリー文庫

楓の剣! (富士見ミステリー文庫)

第5回富士見ヤングミステリー大賞佳作受賞作。

おてんばで武芸に秀でる小天狗姫こと榊原楓がパラレル(あとがきで作者自己申告)お江戸を大活躍。幼馴染みの弥比古と共に火元から歌声が聞こえるという「わらべ唄火事」の真相を突き止める!

三年ぶりに大坂から江戸へ帰ってきた設定なので、しょっぱなから昆布だしへの文句でちょっと凹んだよ……これだから江戸っ子ってやつあー。いいじゃんいいじゃん。うどんとそばは違うんだよ! どっちもいいんだよ!

どっちかっていうと少女漫画じゃないかという感じのLOVE満載。お互い意地っ張りで、女の子は恋に恋してて惚れっぽくって、幼馴染みヤキモキ。昔についた心の傷もあったり、実は陰陽師の若旦那も登場してベタっぷりが堪能できます。ちょいと現代語っぽい言葉遣いだといやあそうですが、テンポが良いのでさくっと読めますよ。深川だの芝居町だの、江戸の地理がわかってたらもっと面白いんだろうなぁ。

にしても江戸の火事といえば「華」なのかな、と思っていたけれど、普通に人が亡くなってしまいますし主人公たちも救助などに向かっていて、それほど火消しは出てきませんでした。

弥比古のCVは冨永みーなだ! 文句あるか! (笑)

平井骸惚といいこれといい、いい味出してると思うのよ。なんかシリーズ化してくれないかなぁ、富士ミスの時代物。

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GOSICK IV ―ゴシック・愚者を代弁せよ― 桜庭一樹

GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ 作:桜庭一樹 イラスト:武田日向(富士見ミステリー文庫

GOSICK (4) ゴシック・愚者を代弁せよ (富士見ミステリー文庫)

聖マグリット学園の時計塔は錬金術師が住んでいたといわれる。そこでたびたび起こる殺人事件。アブリルは「亡霊の仕業だ」と主張するが、ヴィクトリカは「からからに乾いた錬金術師の死体を捜す」といい、下界に降りて錬金術師「リヴァイアサン」の挑戦を受ける。

結局学園の秘密はよくわからなかったよ? なぜそんな役割がそこに課せられるんでしょうか。それはともあれアブリル大活躍。でもアブリルとヴィクトリカの女の戦いが怖いよう……。 アブリル噛んだりしてるもん。おてんばさんは嫌いではありませんが。これから仲良くなってくれるといいな。
そんなに乙女を悩ませるとは罪作りな男だぜ、一弥。でも苦労の数も人一倍。姉上からは父上兄上に対する愚痴を連ねた手紙が毎日届き、兄上からは格闘術の本が毎日届き、ヴィクトリカには悩まされ。涙ちょちょぎれるね! いいわあ。好きだ。

そして今回はヴィクトリカのイラストがいつもにも増してとてもかわいい! いいわ、フリル。もこもこ。でもヴィクトリカって箸より重いものは持てなそうなのに、机なんか投げられるんだね。(いつぞやの巻で一弥引き上げてましたやん)
一弥もかっこよかった。うん。満足満足。

そしてついに顔を現した奇術師ブライアン・ロスコーとか「来る嵐」の話とか、続きがとても気になります。あと何年だ、学園生活はまっとうできるよね? 一弥。
短編集は一弥とヴィクトリカの出会い、アブリルと紫の本の事件が掲載されてるそうですよ。超読みたい。

あとがきも帰ってきました! 新たな登場人物「あの魔女」さんが登場。
ゆかいな仲間が集まる連載、次も楽しみです(?)

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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