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ヴぁんぷ!II 成田良悟

ヴぁんぷ! (2) 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ(電撃文庫)

ヴぁんぷ!〈2〉 (電撃文庫)

ええー! 祭り始まらないのかよ! (なんかバッカーノ1933の時の既視感が甦ったような……いやなんでもないです) ま、今回は8月に完結するのが決まってるみたいなんで引きでも安心安心。昼編・夜編だそうですよ。吸血鬼といえば夜ですものね!期待が高まりますわね!

一筋縄じゃいかない人いっぱいです。人物増えまくってます。
ダークホースも複数居そうです。ドキドキ。
そのなかでも中心人物はヴァル君ですな。前巻のレリックのような役どころですね。若くていいですね。若くていいのはもう一人、ミヒャエル君もいいですな。
にしても棺桶ロボの萌えキャラまで作り出した成田氏には完敗です。それに違和感ないイラストをつけてくれるエナミさんにも感服です。ありがとう!
敵さんも最後には和解できたらいいのになぁ。みんな切ない人ばっかりだから。
博士の歳はごまかしてんのかな。ま、そんなに矛盾するほど昔じゃないのかもね。

でもさ、前巻のあとがきで「次は市長メイン」とか何とか言ってなかったっけ? 違うじゃん! これから市長が全力で振り切ってくれるのよね? 子爵じゃなくて。まあ面白いのでどっちでもいいけど。
あとがきがまた、ちょっと講談社ノベルス風味(?)で。そうか、ああいうレイアウトは文字数少なくなるのね! ……時雨沢先生に続くあとがき作家を目指してるの? 二人でネタ消費していったらものすごい勢いでなくなると思うんだけど大丈夫なんですか?

というわけで、8月に期待。

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デュラララ!!×2 成田良悟

デュラララ!!×2 作:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト (電撃文庫)

デュラララ!!×2 (電撃文庫)

池袋で、キレたヤツらが集う群像劇第二巻。やっぱり愛の物語。愛度は前巻よりは低め。都市伝説分も少なめで、セルティは狂言回し的ポジションへ。

わー、すごいわ。とりあえず何書いてもネタバレじゃない?
いやー、シズちゃんが思ったより活躍してひゃっほーですよ。どーせなら中扉臨也じゃなくてシズちゃんにしてくれればいいのにー。にーにー。 臨也は次巻の方が活躍しそうです。うむ。

その形式上ある程度は当たり前のことなんだけど、デュラの面白さってのは「ネット社会」のノリに近いなぁと。「内輪ネタ」とかわかってるやつだけ分かれみたいな。今回はダラーズあんまり主ではないので当然でもないような気がしますが。にしても海賊本ネタまで入ってましたよー大変だよー。メディアワークスに貢献する作家さんですね! (hpSPECIALで再販するらしいですよ)
IM・PM止まりでチャットってやったことないんだけど楽しそうだよなー。時間が作れないんだけど。

黄巾賊もネタフリだけだったなー。
え! ドラマのIWGPのチームカラーって黄色なの? 青と赤と紫じゃないの? まじっすか。ますます見たくなってきました。それにはDVDプレイヤーから必要ですか? 「黄色いバンダナ」とかいわれたら藤竜的黄巾力士のイメージなんだけど。丸い感じ? (それはだいぶ違う)

今回の誤字ー。「試験が実地される」 ……すでに誤変換でもなくなってますよ? 字面から間違ってますよー? あと、作品名とかね。渡瀬さんなら笑って許してくれるさ!

しかし、いつものビックリと180度違ったって言うか。そっちにいきますかー、という感じですよ奥さん。もうちょっとでトンデモ領域に入ってしまいそうな。これはこれで燃えそうですが。まとまりとしては前巻のほうが綺麗だったと思う。
三つ巴はなんだかダラーズヘッドが一番へしょいような……ごふごふ。いや、でも臨也がいるし。味方とは思えないところがヤツの怖いところ。ん?
しかし最近の成田本は全て引きで終わってるんですね。
体壊さない程度に執筆してくださいね。いつまでも待ちますんで。

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バッカーノ!1933<下> THE SLASH~チノアメハ、ハレ~ 成田良悟

バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ(電撃文庫)

バッカーノ!1933〈下〉THE SLASH チノアメハ、ハレ (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2850-7 発行年月 : 2004.11

いっつもどおりの展開で。あーでも今回は期待のが勝っちゃったかもしれない。個々の瞬間は楽しめたんですがなんかビルに集結してからはあっけなかったような。1932の雰囲気に似てるかも。

もうなんだか、生きてる人はほぼ全員出てきたんじゃないのコレ。2001の面々も話の端々にちらちらと。もうニンマリしっぱなしでしたが。でも増えたのは一桁なんだよね。(この期に及んでどんどん増えたらホントにもう手がつけられません)いや、イブ・ガンドールとかタルボッド・ヴィクターとかはいたわけですが。

蟻は念力で城を崩すって……「蟻の穴から堤も崩れる」でオッケー??
やっぱりミリアはわかってるっぽいな。
デイリーデイズの社長人物表から抜けてたよ。不覚。
スパイクって死んでると思ってた。どこだ鈍行編。
イブとメリーのキャラが被り気味のような気がするが……潤とアデルもキャラづけ変わってきたし詳しく語られたら大丈夫かな? 

まぁ! そこがくっつくの?! しかもそっちが告るの?!
くっつけなかったあっちのカップルのほうは……むしろくっついた50年後のエピソードってどんなすさまじいのか気になるな。

あとがきないのかと思ってたー。なかがきはうえおさんが前後編のときにやってたけど位置的にはあとがきだなあれは。いやこんなところで見るとは思わなかったですよシグサワ恵一さん。うわ、けっこうまともだったようちのIME。いつもは「しぐれさわけいいち」で入力してます。

著者近影は水城さんと。うーんと買うべきですか、東京タブロイド読んだことないけど(笑)……見かけたら購入を検討することにしましょうか。たぶん近所の本屋では見かけなかった気がする。

引きですよ。思いっきりですよ。でも1934は禁酒法なくなってるしアルカトラズにカポネが来るしいやでも期待しちゃいますよ!! ラッドもカムバックしっそうだしヒューイと三つ巴でよろしく。このメンバーだとなんとなくロニー&ヴィーノ&クリフで力のインフレが起きてそうな下界とは違って落ち着いたというかより狂った世界になりそうな。
いやそれはそれできっと大騒ぎに違いない。

他刊の感想
無印 1931鈍行編 1931特急編 1932 2001 1933<上> 1933<下> 1934獄中編 1934娑婆編 1934完結編

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バッカーノ!1933<上> THE SLASH ~クモリノチアメ~ 成田良悟

バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ(電撃文庫)

バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ ISBN : 4-8402-2787-X 発行年月 : 2004.9

なにぃ! 作家さんたちでで奈良に修学旅行に来ただと?! 私を呼んでくれれば創建時に元になった山寺の所から東大寺の歴史説明したのに! 奈良の事なら薬師寺の伽藍復興の歩みとかも語れます! そんなんいらんだろうなぁ電撃作家陣は。渡瀬さんが陰陽ノ京の南都編としない限り。いや、してもいらないか。ちなみにその著者近影は東大寺大仏殿の前の石畳だね。インドの石とか混じってるんだよーアレ。(もういいから)一発でわかっても嬉しいような悲しいような。

あ、人物表ついてる……オフィシャルで作っちゃったんだ。
んー、なんか複雑な気分。

やー、やっぱりプロローグおもろいな毎回。
知ってるヤツがジャカジャカ出てきて楽しいし。

現時点ではまだ禁酒法は廃止されていない。でも廃止されることはもう決まっていて、その身辺整理のためにガンドールのシマで密造酒作ってるジャグジーたちに話をつけなければならないらしい。なんでよりによってそんなところで商売するんですかシカゴ訛りの不良たちよ! んでもって葡萄酒とかともっと情報交換とかしなよ。あいつはここが地元なんだから話ぐらいつけてくれるだろうに。まったく。(笑)

えーっと、前作までの主人公たちが居過ぎてどないすんのかなと思うけど。しかもマフィアやゴロツキばっかなんで衝突すること必至。いやでも最後はミスターハッピーエンドだとは思うけどさ。
ジャグジー一味(シャーネ含む)とバカップル、チック&メキシコ娘、ロニー&エニスが同じ部屋にいるんだよ? +初登場人物がいますが。そこに前回全然暴れられなかった「お楽しみはこれからだ」の葡萄酒も参戦するみたい。いやでもそれでも仲間だらけだよなぁ。どうするの?

ロニーって葡萄酒に匹敵する男らしい。そりゃ初耳だ。まあそりゃそうか。
じゃージョーカー的立場の葡萄酒も思いっきり暴れても大丈夫だよね? そのために出てきたんだよね?

フィーロは無印の最後に「もう忘れ始めてる」なんて言ってたけど、セラードの記憶のことドミノにからめましたね。悲しさがあっていいね。たとえ4コマのネタの続きでも。もう一つのネタはチックの「大事に切ります」です。
MW号といい今回といい、こういうつながりって二次創作の香りがすると思うのですが、やったことあるのかな?

「マファイ」ってすげー誤字だな。んーたしかに使ってる文字が並び替わっただけだけど。ジャンプしそうな。それはマサイ。

チックのハサミってさ、私的に園芸バサミみたいなイメージだったんだよ。まーこんなの。
Googleイメージ検索
丸っこいフォルムの。……ジャグリングしやすそうじゃない? でも拷問しづらい? ちょー裁ちばさみでしたごめんなさいごめんなさい。
んー、帯どおり予兆っぽい。次巻に期待、ってことで。

他刊の感想
無印 1931鈍行編 1931特急編 1932 2001 1933<上> 1933<下> 1934獄中編 1934娑婆編 1934完結編

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Mew Mew! Crazy Cat’s Night 成田良悟

Mew mew!―Crazy cat’s night 作:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト (電撃文庫)

Mew mew!―Crazy cat’s night (電撃文庫 (0962))

バウワウ! と同じ島、佐渡と新潟を結ぶ橋越佐大橋の真ん中に位置する人工島でのお話。わりと近未来で無法地帯。

エライことになってます。いや、いつもか。いつも通り度肝を抜かれて面白かった。(笑) デュラララ!! の主人公が出てきたときにゃこれ以上のヤツはないだろうと思ったのに。今度の主人公は、いつも謝ってる内気な感じの子なんですが、武器を手にすると……エラいテンションになります。
にしても聞き慣れない武器なんで……「アクセルスロットルを引いた」っていわれてもどういうアクションが起こるのかわかんないっすよ。絵で見たときにはバイオリンの弓みたいに見えるのになー。

今回はあとがきに「ネタバレ」って書いてあったのでいつもはある先入観がなくってちょっとストレス気味。(あとがきから読む人)
で、いつも通り作家登場なんですが。うおー、何処に出てきたんだ運び屋ヤマト。稲嶺光とスリ師Gはわかったけど。……再読かー。

誤字関係はー。書きかけの一文があったような。絶対あそこには何か言葉が入るはずだ。(P161L4)  それとついにあとがきお礼の人名で誤字。さすがにやばくないか? (笑) まぁおかゆさんですけども。

ツッコミは、帯、内容偽ってない?
と、続くのかよ! と、しかも間にバッカーノはさむのかよ!
あーこれからも貢ぎますんでよろしくお願いします。ごちそうさまでした。

他刊の感想
バウワウ! MewMew!  がるぐる!<上> がるぐる!<下>

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電撃的コラボレーション小説!!

立ち読みしてきましたごめんなさい。緊縮財政中なので。
完読前に貧血になり倒れそうになりました。トイレに駆け込んだので本屋さんに迷惑はかけていません。……いや、ホントにごめんなさいm(__)m

午後九時に鳴り響くサイレン。場所は豪華客船「MW号」の中。
キーワード「タコ」「電撃」「30」を必ず入れるという制約の中、渡瀬草一郎、三雲岳斗、時雨沢恵一、有沢まみず、成田良悟がそれぞれ描くショートショート。

渡瀬さんの「ぐらんぎにょるの夜」
ええ話やないか……(涙) 完成度は一番のような気がします。さすがです。
みんな、強く生きるのですよ……。
あ、渡瀬さんの小説なのに「幼なじみ」がいなかったよ?! (笑)

三雲さんの「DIVE TO BLUE」
ホントにヴィジュバンド好きなんだねぇ……。(笑)
圧倒されてどこにキーワードがあったのかすらわかんなかったですよ。
三雲さんの第一印象は「下ネタ」になってしまったのですが……いいんですか?

時雨沢さんの「MW号専用掲示板『ウィー・アー・オン・ボード!』」
またエライ斬新なことをばしましたねぇ。
ネットってそんなもんだよねぇー。
次の日の掲示板を見てみたいです。

有沢さんの「万年すだれ禿係長小保田喜八郎の冒険」
かっこええ! ウスラハゲなのに!
人間死ぬ気になりゃなんでもできるっていうけどねー。
いや、その「仕方ない」は才能だよ。

成田さんの「蟻塚と500人の海賊」
ミスター・ハッピーエンドめ、また一日で仕上げたですって?!
みごとに伏線回収してしまいました。やられたわ。相変わらずの成田節。
みんながプロット提出して三雲さんが完成稿提出した時、あなたは何を提出されたのですか……?

おもしろかったー。お金がたまったら、買いに行きたいです……。

追記:
ttp://www.mypress.jp/v2_writers/acta/story/?story_id=472192 うたたね様より引用

(成田氏の感想)
尚且つ最初のページで※のお断りまでついているという親切設計。

うわ! なにが書いてあったんですか?!
思いっきり見逃してたよ……そういえば集中力切れかけた時かー。
もっかい立ち読みに……いけたら行きます。

電撃hp (Volume30)
電撃hp Volume30

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ヴぁんぷ! 成田良悟

ヴぁんぷ! 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ(電撃文庫)

ヴぁんぷ! (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2688-1 発行年月 : 2004.5

んー、なんか読後感はバッカーノ無印に似てる気がします。キャラクター同士のつながりがさっぱりわかんないままいろいろ進んでって……読み終わったときには情報量の洪水で頭がわけわかめ(死語?)うーん。頭のメモリ増やしたい。きっと再読はもっと楽しめる、といいな……。

セルティといいレリックといい、自分の存在に悩みを持つ人が多いなぁ。まぁ人類(?)共通の思春期の悩みだもんね。
表紙にもちゃんと子爵がいました。もう吸血鬼なのかどうかも不明ですね。ステキ! 彼の正体も、かわいい。いやおいしそう。というか腹壊しそう。(失礼)
一番萌えたのは道化の女の子ー。言い回しが某兎キャラを彷彿とさせて萌え萌えー。(そこか)カルギラが見掛け倒しでステキ。

で、ツッコミ。
・……メルヒルム名前変わっとるやんか! 頼みますよ成田さん。(笑)
・低温やけどは体温より高いものを長時間肌に当てていると生じるものですよー。ドライアイスとかに触った時にできるのは凍傷。
・呼鈴は「よびりん」だろ? 息子に「む」「すこ」って割り振ってあるのも笑ってしまいましたよ。ルビ打ちは編集部の仕事だとは思うけどさ。
で、閑音はどうやって子爵食べようとしたんだろ。シャーベット感覚?

缶詰の話。
hp予告の”電撃的コラボレーション小説!! 時雨沢恵一・三雲岳斗・渡瀬草一郎・有沢まみず・成田良悟”がとても内輪メンバーで楽しそう、と思うのは成田サイトの功罪ですか?

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デュラララ!! 成田良悟

デュラララ!! 作:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト (電撃文庫)

デュラララ!! (電撃文庫)

ラブストーリーだったな。余韻はあまりない、というかネタのスピードに圧倒されたというかやっぱり成田節でした。ちょっと切ないいい話でした。成田がラヴ書くとこうなりますか。アイディアと構成に脱帽。

以下ネタバレなしの記述は放棄します。(笑)
完全に雑談をお送りします。

女? そんなものはイラストでバレバレじゃぁっ!!
電撃の説明してるし。
燃え算最高。(笑)
バッカーノとつながってやがる! びっくりするわ。

そうか、登場人物の一部は作家に置き換えられるのか。そりゃおもしろい。
サイトとかネタ満載だね!! We are dollars!

きっと私にはわからないネタなどもいろいろあるんだろう。ちとくやしい。ためしにMISSING一巻でも読んでみるか? うーん、それでわかるネタがあるだろうか。(笑)手元にあるのは一巻と九巻。この中途半端さはどうしたもんかわたし。

スタッフロールがかっこいいねぇ。いつも通り説明が適当な人物表作りましたが今回はうちにくるより最後見たほうが早いっすよ。うん。そしてこんなところでも誤字かましてくれるからなぁ(笑) なんでやねん。
静雄もっと絡んできてほしかったなぁー。
あ、それはサイモンもか。
この世界でもいろいろ読みたいです。いろんなキャラのその後とかが。
殺人的スケジュール、頑張って下さい成田さん。

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バッカーノ! 2001 Children Of Bottle  成田良悟

バッカーノ!2001―The Children Of Bottle 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ (電撃文庫)

<バッカーノ!2001―The Children Of Bottle (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2609-1 発行年月 : 2004.2

副題見た時点で今回のモチーフに気づくべきだったか。(笑) どうもこいつら錬金術師っぽくないので。なにやら突然異次元とか出てきてびっくりですよ。そんな仕組みだったのか……確かに異色です。現代だし。登場人物少ないし。不死者たちはみんな現代人の思想に切り替わってました。そりゃぁ、時間は他の人と同じように流れるのだし元のままの考えを保持できるわけないよね。
猟奇殺人とかもないですよ。元ネタはほんとに関係ないみたいだなぁ。

いやしかし。今回もちょっといい話。世界がアイザック&ミリアやエルマーみたいな人であふれたら、きっと今よりか平和になるんだろう。いや、バカップルに関しては口絵の事実に気付くのに70年かかるのはあえて言うまでもなくやっぱりね、というか。

しかし。「レイチェル」の誤字はありえん。今回出てきてない人を主語にする間違いをするか(笑) 彼女は再登場はしてませんのであしからず。生きてたらばあさんだなー。他にもいろいろあったなぁ「驚き安い」とか。まぁ、成田節はいつも通りってことで。ハイテンションな人もいつもどおりいるよー。

夏に1933が来るかもですよ!! 時間軸現代に移しっぱなしかと思ったけど戻るんだ。よかった。ああ、やっと禁酒法時代が終わります。楽しみのような残念のような。新たな伏線も出てきたし、いろんな登場人物のその後が想像されて、全員のを読みたいけどまた新しい人が主人公なのかもしれなくて、それも読みたいし。金の続く限りついていきます!

著者近影……。アンタに言われたくないなぁホントに。いっつも自分じゃないやんか(笑) はっ、もしやこれが右手ブレイク10分前の映像?! しかし、おかゆさんはどこでてもいじられるんだねぇ。

他刊の感想
無印 1931鈍行編 1931特急編 1932 2001 1933<上> 1933<下> 1934獄中編 1934娑婆編 1934完結編

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バウワウ! Two Dog Night 成田良悟

バウワウ!―Two Dog Night 作:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト(電撃文庫)

バウワウ!―Two Dog Night

 ISBN : 4-8402-2549-4 発行年月 : 2003.12

佐渡と新潟の間に架けられた世界で一番巨大な橋越佐大橋の中央にある人工島は、不法滞在者や犯罪者が棲む無法都市と化していた。そこに同じ日に反対側から立ち入った二人の少年。全く違う道を歩きつつも、鏡に吠える犬のようにそっくりだった。

作品紹介読んだときの予測と大幅に違いました。

あー、またもや騙されたわけですが(笑)
バッカーノがタランティーノならばバウワウはB級香港映画。でも不死者がいないぶん、重くなるのは必然でしょうか。しかしやっぱり成田氏の作品。人(わりと)多いし。地の文はせめて同じ視点の中では「戌井」と書くか「隼人」と書くか統一してくれー。誤字も仕様。

しかし、私の中で葛原のヴィジュアルはシャープエッジのハインツみたいな姿だったんだ。(ヤスダスズヒトにそんな画風はないだろう) すげーギャップでした。(口絵で学べ)
ドクロネタは「成田好きやなぁー」。(笑)
最後の立ち回りがやっぱ秀逸。
そして私は成田好き。

他刊の感想
MewMew!  がるぐる!<上> がるぐる!<下>

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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