タグ ‘ うえお久光

悪魔のミカタ666 スコルピオン・オープニング うえお久光

悪魔のミカタ666スコルピオン・オープニング (電撃文庫 う 1-15) 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ666―スコルピオン・オープニング (2007/02) 978-4840237215

2年ぶりの新刊だ!(2月のな)
あー思わせぶりなプロローグ。と繋がってるけど感想の書きにくい……これなんてえろg(以下略)いやあ、プロットがボツるわけだわ。や、いつもの流れなんだけどな! だって魔法カメラからキスの連続でしたものね。コウの立場が完全に狩られる側、っていういかにもプロローグな巻。ミカタでも女の戦いが始まるぜ。

一学期と何が違うかって、高校生が仕切っていた日炉理坂で大人たちが復活したということ。コウのカードが一つ減ったと見るべきなのか、敵が一つ増えたと見るべきなのか、それともミカタが一つ増えたのか。つうかイヴ候補は敵なのか? コウは自分の異変を敵の攻撃と認識してるみたいだけど。彼女らの思惑はそれぞれ、自分の目的を見据えている。

もちろん、カウンセラーたちもなんかたくらんでるみたい? そしてその周辺も動いてるよっと。

そしてラスボス登場ですのよ。コレがまたせつねえな。そう来ますか。彼の考えも充分わかるの。っていうか一巻のときからこれじゃ主人公完全にワルじゃん、と思ってたんです。今までの物語はこの状態を作るための伏線だったんですか。そして、新たな戦いが始まるのです。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

シフトII―世界はクリアを待っている― うえお久光

シフト〈2〉世界はクリアを待っている 作:うえお久光 (メディアワークス)

シフト〈2〉世界はクリアを待っている シフト〈2〉世界はクリアを待っている (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3495-7 発行年月 : 2006.6

表紙がよく見ると気持ち悪い……リアル半トカゲ人。前巻はかわいかったのに!
なんてことはどうでもよくて、夢の世界で古参のトカゲ「ラケル」、現実の世界で高校生をやってる赤松祐樹の物語。倒されるべき魔王の物語。

ダイス6成敗のあたりではなんかやばい展開じゃないのかと思っていたけど、作者らしい展開になっていって安心した。
だってメガネ巨乳委員長が一人暮らしの部屋にお泊まりにくるんですよ! これがうえお以外の何者か! 主人公がやたらに試練に立ち向かうところとか、熱いんですよ。のたうちまわる主人公に応援したくなる。現実世界でも夢世界でも。このリンクの仕方が面白いな。
現実世界での親との関係とか。かつての弟子との邂逅とか。
現実世界のセラの視点も増えて、祐樹の保護者も登場して、鷹生と水泳対決とかしてみたり。

「悪に逃げる」というフレーズが印象深かった。ラケルは望んで魔王になったわけではないけれど、過去の因果は勇者を行動させていて、そこに立ち向かう姿がかっこいいですな。

しかしペルソナ見破れるのはラケルの能力だろうなとか思ってたけど全然触れられなかったな。そのかわり現実世界で(ゲッフゲッフ)

いよいよ、駒は揃った。
物語が、始まります。

他刊の感想
1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ジャストボイルド・オ’クロック うえお久光

ジャストボイルド・オ’クロック 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

ジャストボイルド・オ’クロック (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3552-X 発行年月 : 2006.9

ええと、SFでした! そして探偵モノでした! みすてりぃだったかどうかは置いといて。(置くのか)痛くってせつなくってカッコいいうえお節を久々に。これで終わってもいいような続編読みたいぞ、な感じで。最後まで飽きなかったよ! やっぱハーレムだしな! でもそこ省略してほしくなかったな! (分厚くなるよ)

自己紹介欄によると悪魔ボツられまくっ(以下略)

世界が一度滅びた世界で、人間は珪素脳というモノを持って生まれ、家電をパートナーにしなければガラス化してしまう運命にあった。かつてヒーローだったジュードはほとんど必要とされていない探偵業をしながら、借金を増やしていた。相方の家電は猫型目覚まし時計。ボルサリーノに封印されたトレンチコート、小道具は固ゆでに、雰囲気はちょーどいい感じで。

……なんで家電なんだろう。設定に疑問はないけど言葉選びに。(「家電ライダーオ’クロック」だったからじゃない?)おもしろいけどさ。「や」最近「にゃー!」が合言葉だったけど「にゃあ」に表記換えしようと思った。いや、両方使われてるんだけど。
ジュードとアルの掛け合いがテンポよくて爽快。「ポジティブ!」
起きた途端に空しさのあまり死にたくなる目覚まし時計が最高です。

にしても過去が1年前か。このサイトなんてこの1年なんにも成長してないけどな! ジュードはまだ少年なのか? 今度は1年以内に出してよねーうえおさん。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

シフト ―世界はクリアを待っている― うえお久光

シフト ―世界はクリアを待っている― 作:うえお久光 (メディアワークス)

シフト ―世界はクリアを待っている― シフト〈1〉世界はクリアを待っている (電撃文庫)

なんかでかいですよこの本。こんなでかいハードカバー見たことない。装丁も凝ってる感じですよ。しかし中身は……やっぱりキスなのかー! ハーレムなのかー! 誰もが傷ついていてムカつくヤツもいて読むのにちょっとパワーが必要(私の場合は)で青臭くてせつなくて、シェヘラザードとか出てきて、もうどっから見てもうえお久光ですね。でもある意味電撃文庫よりこっちの方がのびのびやれてるような気がします。
夢の世界でRPGをやるこの小説、その世界で死んだら二度と夢を見ないという設定で高校生のみが楽しみながら、右往左往しながら、外の世界と同じようにもう一つの世界を生きている。RPGってちゃんとやってみたいよなー。その味を知らない私は多分、この世界観を完全には理解できていなくてかなり損をしているのではないか。

あとがきに頷きまくり。私が最初に敗北したのはアル戦でしたかな。その次に十二国記。そして私は常々私が見る夢を小説にできたらいいなと思っているわけで、それはみごとにシフトにやられたかなぁと。(いや、内容とかをまとめて小説にしたいわけであって少々違いますが) そんな経過を辿って今があるわけですが、自分にリベンジできる予感は全然ない。うぎゃ。

ええと、終わってナイデスヨねコレ。マジで世界は「待っている」だけかよ、と。ロックとか都への伏線なんですよね? シェヘラザとかちゃんと帰って来れますよね。続き読みたいですよ、悪魔のミカタもだけども。親切で人の目を気にしていて優しくて異形の主人公ラケルの活躍を、もっと見たい。

他刊の感想
2

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

悪魔のミカタ13 It/MLN うえお久光

悪魔のミカタ (13) 作:うえお久光 イラスト:藤田香(電撃文庫)

悪魔のミカタ〈13〉It/MLN (電撃文庫 0954) ISBN : 4-8402-2704-7 発行年月 : 2004.7

えー! フラグ一個増えただけ?!
なんていってしまったけど別に嫌なわけではないよっ! でも口をついたのはのは儚くなられた方々に衝撃を受けたからか。このシリーズってそんな展開もアリだっけ? (一巻の半ばでヒロイン且つ探偵役が儚くなられていますが何か) その散り様がまた、鮮烈にこの世に痕を残していて、切なくて仕方がありません。深い意味のある副題、突き刺さるものがある。孤独って永遠のテーマ。

なんだか百合っぽいカップルが二組もあるのも嫌なわけじゃないよっ!
ストラグルの説明が副題を冠してる巻にないのもなんだかなぁ。とても過去ログを修正したいのですが。この3巻で私的サクラ株急上昇ですよ。頼りがいがあるですよ。だてにネコミミつけてないよ。実は変身ヒーロー? 当主に山中サバイバル教え込む舞原家ってすげー。

アクションは海藤さん担当で。葛藤は昇担当で。
そうそう、ザ・ワン編になってからさっぱり出番がなかった主人公のコウですが、きっちり〆てくれましたよ。やっぱりこうじゃないとね。
しかしさんざん期待をかけた奈々那の出番はなしだった。ちっ。キャンプしてたんだろうか?

なんでこんなラストでなんで一年以上続きが出てないんでしょうね? あまつ新シリーズなんか出ているんでしょうね? ふろしきが広がったようなラストが見えたような。続き出るよね? 始まったと思ったらまだIt編だったなんてこともありそうでこわいわよ、著者紹介見たら。いや、なんでもいいから悪魔のミカタ読みたいー。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13  666-1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

悪魔のミカタ12 It/ストラグル うえお久光

悪魔のミカタ <12>It ストラグル 作:うえお久光 イラスト:藤田香(電撃文庫)

 ISBN : 4-8402-2602-4 発行年月 : 2004.2

堂島コウは登場しないけど、堂島コウの物語第二弾。前巻にまして全然出てこないなぁ。(絶賛キャンプ中だと思われます)というか、6・7よりよっぽど番外なのではないかと思うのですが。struggleの名が示す通り、葛藤の中巻。みんなの切羽詰まった心理描写には絶望するでもないのに希望も信じがたい、切ない心をじんわりと共有できたような。理屈と感情、対比がうまくだされてましたよ。しかし盛り上がりに欠けるのは否めないか。

頑張りとしては水彩の戦いも、昇の演説も、チャーハンも、眠り姫も、勇気をくれるものだった。吸血鬼側に身を置きながら協力してくれる新堂とか。吸血鬼になることで幸せになれると信じきって義父を殺そうとする子どもの話とか、吸血鬼に盲信しているはずなのに吸血鬼に疎まれている信者の話とか。一千万年と二千年、敵と味方ではない人間と吸血鬼の関係とか。小ネタもたくさん挟まれて。

ダムピールの件は遼子だと思っているけど、ワンが素晴らしいものだといいながらノードを全開させているワケではなかったりといろいろ気になる点もありますしね。どう転がすんだろう。意外なところから名前が出た安県とか。帰ってくんのかなー、ランドール。(あとがきからしてもそれはどうだろう)

それとサクラの引きがなんとも言えず。雨は間に合うのか?
そう、謎といえばやっぱり海藤のオッサンが最高に謎だ。いきなりなんでみんなに希望を与えるきっかけになって帰ってきたんだ。彼の出番は今回も短く。

全ては次巻、一学期が終了するそのときに答えが出ているだろう。
最厚のIt編プロローグ、早いとこ読んでしまおう。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13  666-1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

悪魔のミカタ11 It/ザ・ワン うえお久光

悪魔のミカタ〈11〉It ザ・ワン 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

 ISBN : 4-8402-2511-7 発行年月 : 2003.11

ちょっと間が空いたのは、読み始めるのはIt編揃えてからじゃないと続き読みたくてもだえ死ねると思ったから。

うん、吸血鬼物って面白い。「お約束」といういろんな制約の中、いろんな切り口を楽しめるから。いやでも「自分の生まれた場所の土のうえでしか眠れない」という制約は知らなかった。そうだよねぇ、それ持ち込むといろんな吸血鬼物が破綻するような。

それはともかく、痛くて切なくてまさにこの感じ、「悪魔のミカタ」! な吸血鬼物なのです。堂島コウは出てこないけど、堂島コウの物語。(あえて言い切る) 吸血鬼に支配された街で、孤軍奮闘する小学生が手本にし、心の支えにするのは堂島コウに関するレポート。くう。あと二巻続くのはわかってるんでここで終わるわけないとおもいつつドキドキする展開、さすがです。水彩や海藤など今までちょっと顔を出していた人たちもメインになる予感まんまん。予感は的中、揃えてから読み始めてよかった。

うーんでも舞原家吸血鬼招いてなかったっけ? 前巻はどんなつながりで吸血鬼が出てきたんだっけか。あの人とは違う人なのか? それと、美作沖也このままじゃ下がらないよね? 

そうそう、なんで家出してるのかよくわかんないまま進む舞原サクラ(一応は理由説明されるけどさほど重要でもなく。いやある意味重要だけどこの巻では)も、ネコミミ付けだしてから迷走してるなあ、一巻のあの芯の強そうなキャラはなんだったんだと思っていたけれど、今回やっとああそれならアリかなと納得しました。

サクラの友人、今回の主人公の一人エレナも芯が強くていいキャラで。なんで日炉理坂生まれなのに関西弁なんだ! いいけどっ!

そう、私は一巻の話、真嶋先輩の孤立などを成立させるために日炉理坂という特殊な舞台が作られたのだと思っていた。しかし、インタビュー読んだら違うらしい。この舞台を描きたくて悪魔のミカタという物語が創造された、と言い切ってあった。今回も日炉理坂ならではの展開。ここでしか紡げない面白さ。次が楽しみです。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13  666-1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

悪魔のミカタ10 It/スタンドバイ うえお久光

悪魔のミカタ〈10〉It スタンドバイ 作:うえお久光 イラスト:藤田香(電撃文庫)

悪魔のミカタ〈10〉It スタンドバイ (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2432-3 発行年月 : 2003.8

お久しぶりの悪魔のミカタ。今回は短編集。決して忘れていたわけではありません。
大好きだから苦手なのです。なんか、せっつなーくなってだっるーくなっちゃうんだよね、読んでると。なんでだろ。コウの言葉攻めなんぞはどうでもいいんだが。

10巻初読:『アウグーリ!』でK.O.
二回目:『多分、出会ってなかったね』でK.O.(←退化してますやん)
3ヵ月後ぐらいに三度目の正直で『バカに、させない』までたどりつき、燃えて完読。

綾とジィの葛藤が主ながら、いろいろ切り取ったおいしい構成。思わせぶりな伏線ばら撒かれても忘れちゃいますよ? (そこは覚えておけ)
とりあえず、「成長するための手段」と「ヤツらがコウにしたこと」って忘れないようにしないとね。
日炉理坂の設定って綾の立場を微妙にするための小道具だと思ってたんだけど、アウグーリ見せ付けられるとひれ伏すしかない気がします。田舎ってあったかいなぁ。

『ここから始まる物語(本編)』:パイオニアツリー泣き。
『多分、出会ってなかったね』:プラスを大いに生かしてくれ泣き。
『アウグーリ!』:そうだ、よーへ、かっこいい・ぞ! 萌え。
『バカに、させない』:綾の強さに燃え。狐面って西東天に……いやなんでもない。
『いいや、うそだよ』:気の使い方が間違ってます! 
『キングダム』:一つのプロローグ。ますます言葉がDクラに……いやなんでもない。
『ほれ見たことか』:強敵だねぇ、「ザ・ワン」。ジィ、救われてくれ。
『ここから始まる物語(承前)』:だからどうでもいいっつーに。どうするんだろ、日奈。そしてこの吸血鬼も一筋縄ではいかないね。続きがめちゃめちゃ気になる!

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13  666-1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

悪魔のミカタ9 It/ドッグデイズの終わりかた うえお久光

悪魔のミカタ〈9〉It ドッグデイズの終わりかた 作:うえお久光 イラスト:藤田香(電撃文庫)

悪魔のミカタ〈9〉It ドッグデイズの終わりかた ISBN : 4-8402-2378-5 発行年月 : 2003.5

カラーマンガは前巻のみどころを。よいねよいね。興奮も蘇ってくるってなもんです。
帯の「飛び交う銃弾、ちょー増量中」ってのは間違ってないんだけど、半分というかこっち方の持ってる銃に入っているのはゴムペレット。スタンガンって書いてありますが電気が走るやつじゃありません。今回も悪魔のミカタとそのミカタ(アトリ)が大暴れ。BOSSも大活躍。というかあの犬銃声が鳴ると踊りだします。音楽に聴こえるらしいです。びっくりです。

んーでもビートルで突っ込むシーンがやっぱりよくわからん。どうなってんの?
撫子さんの心理描写とか、よいですね。キュンとなりますね。アフターケアも万全だし。
縹組との戦いが終わってもコーンウォールとの戦いが残ってます。お得な感じです。アトリの設定もわかっちゃいます。

……ネタバレしてるだけのような気がしてきた。
そう、7巻読み直して気づいたんだけど荒又常権之進って日奈の婚約者じゃん。……大変だなぁ、医者目指してて外国にボランティアに行ってて悪い人じゃなさそうなのに、許嫁には死なれるし次の嫁候補には逃げられるし。

えーと、みんな「セーラー服と機関銃」って知ってる? 薬師丸ひろこにもセーラー服着てた時期はあるのよ。つーか薬師丸ひろこ知ってる? (やべえ年がバレる)コウはきっと、歳をごまかしてるよ。(笑)

前巻に続いてハラハラドキドキおもしろいよ! (逃げにしかなってないな……)事件は終わったけどコウのドッグデイズはまだまだ続く。It編も続くらしいよ。
すんません、私の実力ではこれ以上ムリです。
次は短編集ですー。早く追いつきたいなぁ。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13  666-1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

悪魔のミカタ8 It/ドックデイズの過ごしかた うえお久光

悪魔のミカタ〈8〉It ドッグデイズの過ごしかた 作:うえお久光 イラスト:藤田香(電撃文庫)

悪魔のミカタ〈8〉It ドッグデイズの過ごしかた (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2317-3 発行年月 : 2003.4

やっとですよ! シリーズ8冊目にしてやっと主人公コウが表紙ですよ! んでもって部長こと三束元生フューチャーの回。

和歌丘では、コウとアトリがふと見かけたボロいワーゲンビートル(もちろん古いほう)とその車に乗っているダックスフンドを見ていると、みークルの元部長、縹美樹に遭遇。どうやらこの車の所有者はその彼氏のものらしい。その彼氏とはなんと現部長、三束元生でした。ショックをかなり受けるコウ。そしてなんとなく二人に付き合うことになるコウとアトリ。さて、物語の始まりです。

わたしもワーゲンビートル大好きっす。でも現役のビートルってこんな風にオンボロだろうなぁ。部長のザ・ビートルは乗り降りのたびにドアは取れるわ、エンジンは扇風機に紙をはさんだような音がしてるわ、とにかく「いつ止まっても、爆発してもおかしくないんだぞ!」と自己主張しているらしい。嫌だ。

BOSS(ダックスフンド)が切ねぇ。
部長は「みんなで幸せになる」ことを心の底から信じて疑わない。そしてそれを叶えるだけの実力を持っている。危なっかしさなんか微塵もない。彼を前にするとコウでさえも弱々しく感じてしまうかもしれない。そう、コウはBOSS相手に「俺は災害なんだ」ってこぼしたりしているのです。

んでもって、今回のカーチェイスもイマイチよくわかんなかったんだけど。いやでもハリウッド映画っぽいアクションシーンが展開されていることはわかります。なんとなくめっちゃかっこいいし。(どっちだ)
でもやっぱわからん。いつトレーラー抜かしたんだよう! 山側ってなんだ?! 前身から横に抜けるってどんな状態だ?! ドリフトって運転免許持っていないやつが山道でできるものなの? ロケットランチャーってくっついて走行している2台のリムジンのうち1台だけを撃破できるものなの? トレーラーの下って結構隙間あるの? ミサイルってトレーラーに積み込めるの?  そんな話。面白かったよ。

えーっと、真嶋先輩の告白はどうなったんでしょうか……? そんなん多いな。(笑) いや、何にも変わりはないようなので、なかったと考えてもいいくらいなんじゃないでしょうか。少なくともくっついてはないと。

ドッグデイズは9巻に続く。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13  666-1

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

about

ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

アーカイブ

profile


- Rental Orbit Space -