タグ ‘ 藤原祐

レジンキャストミルク4 藤原祐

レジンキャストミルク〈4〉 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

レジンキャストミルク 4 ISBN : 4-8402-3452-3 発行年月 : 2006.6

蜜! 今度こそ表紙蜜! しかもプロローグ明けたらいきなり昔話! だから速水蜜! 義理の姉妹関係ややこしい! そして君ちゃん・゜・(ノД`)・゜・。
キーワードは人形。
プリン王国のあらすじ解説は確かにあんまり間違ってない気がする。(だまされてる騙されてる)

反撃反撃。前回「かすった」とかいったけど撤回します。壊れたセカイをここまでするか、痛いよ、泣けるよ。メタだよー。どう出る無限回廊。晶も硝子も存在意義はお互いのために。そして、殊子の無敵ぶりはすごいですなぁ。そりゃ傍観者から抜け出せばかなりのものを動かせますな。

敵は与えられて、強要して。手のひらで踊って。結局晶のことが大好きなんだ。世界の中心なんだ。

蜜がツンデレになる瞬間。ちょっと、この子刹那的過ぎるんですけど! ああでも、これ以上この子に大切なものが出来るのかといわれるとどうなんでしょ。作るな! とも作れ! とも言いづらい。うわーん。

しっかしネア先生、高級車で暴走するところまで被りますか。唯一ほのぼの要員。ありがとう人格破綻者。医者として頑張れるように頑張れ。

ああ、この小休止とも言うべき日常が、見事に壊されていくのだろうと思うとちょっとな……。こわいな。でも期待。

あー、ティーンズ棚に置くかノベルス棚に置くか、の分かれ目は「子どもが読むか大人が読むか」だ、とこないだ言い切られたのですが、(具体的に言うと女皇の帝国をどちらに置くかという話し合い)むしろ「子ども」と「大人」の定義の議論から始めないとといけないと思います! 無論電撃はティーンズ棚に陳列されているわけですが、どうやろ、レジンって子ども向け? 決して大人向けではないと思うけど。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

レジンキャストミルク3 藤原祐

レジンキャストミルク〈3〉 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

レジンキャストミルク〈3〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3435-3 発行年月 : 2006.5

表紙、あとがき漫画読むまで蜜だと信じて疑ってなかった。私の目はフシアナのようです。っていうか認識がうまくいってない? なんでこんなに緊迫した引きなのにあとがき漫画はほのぼの。いや、中身にもほのぼのあったよ? 三者面談が四者面談で漫才?
そして、超鬼引きだったー。上下巻なんだって。

で、巻頭漫画読むまで前回の間違いを引きずっておりました。そうか、里緒は共生型か。いやー、なんか小町の存在って気配薄いよね? (そうかな)とりあえずとびだせプリン王国ー。きっとみんなが幸せですよ。

ひめひめの意識も確実に生き残ってることも確定して、本格的に直接対決?
にしても修正力の結果がすべてきみちゃんにのしかかってるあたりの描写が痛くて痛くて。
次は蜜が大活躍なのかー? それはまた痛い展開になりそうな。(その前に主人公の心配しようよ)
うむ、結構完璧な気がしていた晶の今後の建て直しに期待。

いわゆる「セカイ系」(言葉の定義はまかせます)の形式をちょっとかすりながら痛くてラブコメな感じがすごく「今」的な作品だと思います。それが売れ筋とかそういう話になるとちょっと違うかと思うけど。むしろそういう傾向の作品はちょっと盛りが過ぎたのかな。

にしても「はさまし」にお住まいの恭一くん、にはどうしても某魔王さんがイメージされてイラストと合わないー(美少年だけど正反対だね)人形マニアの魔王なんて嫌だー。所有欲、は同じなのかしら。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

レジンキャストミルク2 藤原祐

レジンキャストミルク 2 (2) 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫) 

<レジンキャストミルク〈2〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3278-4 発行年月 : 2006.1

いい感じに盛り上がってきております。機械が感情を持って……なんて王道ですけど味付けが真っ黒です! ときどきほのぼのが落ちてますよ、みたいな。それだけにほのぼのが超貴重でインパクト充分ですよー。壊れたものが、壊すはずのものが、壊したくない非日常を守ろうとしているって構図が好みすぎるんだよ! 特に前回名前だけ出てた殊子のスタンスがな。めちゃわかっちゃうよ。……自分でもどうかと思うが。
日常にどんどん食い込んでいく敵、ああ、続きが気になるっ。
敵は父であって父ではないのか。ううん、虚軸は昔からあったけど実軸と結びつけたのが樹さんってことか? まぁそんな能力っぽいしな、敵。

しかし、ほかに共生型は出てこないのかな。現在出てきている共生型が「全一」のみである、という点でこれ以上インパクト持たせた新キャラ出すのは辛そうだしな。

デス委員長ステキすぎ。プログレとデスメタルの違いはよくわかりませんが! 一応キンクリさんはわかるはず。(本当に元軽音部か) オジー・オズボーンなんか漫才師? とか思ったりとか。(それはオジンオズボーン)
ええい、2300年代の癖に旧スクか!
そして硝子が小柄ってのが今更ながらイメージが沸かない。ちっちゃい子がロングヘアってなかなか難しいはずだと思うんだが。

えと、下に水着着てそうだと思ったりとか「いーのいーの」が「いーいーの」に見えたりなんかしてません! 

まだまだメガネ男子に期待してます! 女の子もいいんだけどな。いや、だってせっかくブレザーなんだし! 

メモ:うたかたの日々(ボリス・ヴィアン) クロエ コラン
死霊 (埴谷雄高) 

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

レジンキャストミルク 藤原祐

レジンキャストミルク 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

レジンキャストミルク (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3151-6 発行年月 : 2005.9

そうか、あの作家告知サイト祭からもう一年経つのか。そんなに遅れたのかorz
えーっと、崩○ちゃんがメインヒロインのざれご(強制終了)

気を取り直して。ええと日常非日常とか欠落とか異能とかプリンとかなお話です。世界観は少々複雑ですが破滅的です。戦闘のある段階がめちゃえろいです。キャラクター狙いまくりです。壊れっぷりがステキです。とりあえず主人公はある特徴から今後もそんなに怪我しなさそう。いや、取り返しのつかんことになりそうでもありますが。
この世界観で行くと、今私たちが暮らしている世界も虚軸ってことになりますが。で、この世界は西暦2335年ってことになるんでしょうか? うん、日本の当時の世界情勢での立ち居地が非常に気になります。そして狙われたのはどこなのかも超気になります。ランドマークタワー狙っても何の政治的意味もないと思うしな。

でもね、納得行かないところがあるの。男子がブレザーで女子がセーラーって制服ってそんなにないんじゃないのかな。男子がブレザーだと女子も同じデザインのブレザーのパターンが多くない? 逆に女子がブレザーで男子がガクランってのはあると思うんだけどさ。勝手な思い込みかな? いや、ブレザーの制服大好きです。セーラーも大好きです。で、私はセーラー着たことないからわかんないんだけど前開きのセーラーって多いんですか? スポッとかぶるイメージがあるんですが。それだと扉のページがえろくなくなってしまうー。
で、今後もメガネキャラ期待してます! もっと雑魚じゃない人でお願いします! 彼に某殺人鬼のキメ台詞アレンジ(に見えたんですゴメンナサイ)言われるとは思いませんでしたがな。

ってことで今後も期待です。好きなんだよ、基本的に。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ルナティック・ムーンV 藤原祐

ルナティック・ムーン (5) 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

ルナティック・ムーン〈5〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3022-6 発行年月 : 2005.4

完結。きれいに終わってしまった。この世界が大好きだったんです。何も解決してないのかもしれないけどほんのり希望があるのは一巻から変わらなくて、大団円だなぁと。
グロいのも変わってないけどね! 最後まで痛かったな! 想いとかも含め。

メインシーさん暗躍、因縁の対決、復讐、ラスボス、稀存種、したいこと。いろんなことが起こったけど、生きてる人にも死んじゃった人にもいつかは帰ってくるはずの人にもそれぞれの思いがあって、それが書ききられていたですよ。そういう意味では対決モノ少女漫画に近い作品である感じですか。いやあ、最後までびっくりしたのはトマズでしょうか。そうくるか。イユには本当に幸せになってほしい。
いや、こんなに傷だらけになって手に入れた二人の幸せが、続いたらいいなと思う。

ひっかかったのは第七だけ、次が生まれた後も能力らしきモノを使えたってのがおかしくない? とか、再構成のあたりはどこかの最終回なんかを思い出すような、いやでも自分ならどう書くのか、といったらコレしかないよね。あんなのもうデータベース化してるのか。

しかし何よりあとがきで「後悔はありません」と言い切った物語だもの。それだけの想いは受け取った。本当にお疲れ様でした。(今頃だけど) ありがとうございました。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ルナティック・ムーンIV 藤原祐

ルナティック・ムーン〈4〉 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

ルナティック・ムーン〈4〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2845-0 発行年月 : 2004.11

やー、面白いじゃんこのシリーズ。この巻で稀存種の秘密と混乱の真相、エデンの目的やなんかが明るみに出てもうなるほどですよ。人もあんまり死ななかったし。(あんまり?)イユとかは心配ですけど。あー極端に走っちゃいますよこの子。痛々しいー。シオンの秘密は体調にも影響があるだろうなぁ、と思って。結構大変だろうなぁ。しかし、ヒロインにも容赦がないねぇ……精神的に。主人公にもだけど。そっかー、稀存種ってイキガネも操れるのかー。すげーな。

いきなり半年後だったんで面食らったけどルナもシオンも第二階級で、総括と副総括をやってたり。強くはなってるんだが悩みまくってる様子が二人らしくて。
危機の乗り越え方も二人ならではというか、最善の方向だったというか。今回のヤマはここですねっ!

エンダとかロイドとかミュリエルの狂いっぷりもなかなかのもので、これぞルナティック。いやいや、カロマインも結構なものだったんだけど。

でもやっぱりわからなかったのが揺り籠の仕組み。イユが「帰りはいきなり」とかいってるから自動的なんだろうけど行方不明者が出るってことはやっぱり一定の条件があるんだろうね。イユも帰ってこなかったみたいだし。行きが出産に例えられるなら帰りも二回目の出産なのだろうか。

さて、あとはシメが残るのみ。楽園をどう壊すのか、ケモノがどうなるのか、あとカロマインとロイドの対峙がどの方向に向かうか、フィオナもどう動いてくるか。エンダは見守るだけっぽいな。レインさん生き残ってほしいな。リデルはさようならだろうな。気合い入れて読みます。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ルナティック・ムーンIII 藤原祐

ルナティック・ムーン〈3〉 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

ルナティック・ムーン 3 ISBN : 4-8402-2687-3 発行年月 : 2004.5

今回も容赦がないのか、と思ったけどそうでもありませんでした。死人が出なかったわけではなく、雑魚が多かった印象。あとがきに納得。それともシオンの過去にかかわる話だからかー! いやいや、過去のエピソード自体は結構凄惨で。なんで村で疎外されているのかは今いちよくわからないのですが、シオンの変異が原因でいいんでしょうか。それはともかく幼いシオンが過ごした村のかつての「女王様」が、愛玩用として調教されているお屋敷に、シオンがウエポンとして出動いたします。
で、エデンに対抗してケモノ退治をしている純血種の団体とか、ラスボスが登場。ルナに「自分が人間だと思っているのか」とか言ってきます。マジで体の仕組みが違いそうです。(ルナはそれを知らないけど) だからなんだ、という開き直りには絶対ならないのがこの小説だねっ! 稀存種最後の一人も登場。舞台は揃った?

分厚いですがより安心して読める感じ。ルナもパワーアップしたし。フィオナの中に姉を見たりしてますけど、それはある程度仕方ないんじゃないかな。自分がわかっていたら溺れたりしないでしょ? それと、日常におけるLOVE度も上がってよいですね。まだお互い気付いたりしてないけど。気付いた途端に崩壊したりしそうだけどー!
んで、イラストが、ちょっと楳図テイストなときがありますよ! こわいよ!

イユは健気でいかにも子どもならではのせつなさ。今後も深く関わってくるでしょうからその健気さがフィオナとかに守ってもらえればいいのにねぇ。しかし、ルナにも孵化の時そんな悟りがあればよかったのに。この差は何だろう。
しかしカロマインだけ今後の行動が読めないなぁ。

この作品、「ルナティック」という名を冠しているわりにはにそんなに(あくまでそんなに)狂気は感じられないと思うんですよ。ジャクもあっさりしてたしなぁ。「絶望を始めるぞ」というセリフに連想するものはあるけれど。しかし2巻から比べたら反復表現とか減ってて読みやすいし。今後に期待。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ルナティック・ムーンII 藤原祐

ルナティック・ムーン〈2〉 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

ルナティック・ムーン〈2〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2546-X 発行年月 : 2003.12

しゅ、主人公にとことん容赦がねぇー! そりゃもうばたばたと周りが。これじゃ「稀存種」である自分に嫌気がさすかもしれませんねぇ。というわけで鬱。
いやでも誰に聞いても「……読みにくい」という答えしか返ってこなかった第2巻、わりとさっくり読めてしまったのですが。その後盛り返すとの情報があったればこそ? 言葉遊びは誰かさんに鍛えられたしな! 一巻よりだいぶ増えたような気がしますよ、類似表現の反復。

一巻のラストでシオンに光を見つけたように見えたルナですが、二巻では二人はすれ違いっぱなしですねぇ。シオンは戦いの場所を現在失っていて過去乗り越えた傷に再び苦しみ、ルナはウェポンとして後方支援もままならない現状に苦しみ(この人は過去にも苦しんでるか?)、新登場人物は死んだり生き残ったり。姐さんも母代わりもダメかと思ったけど、ヒロイン側にはそこまで試練はないようです。(過去も戦士としての現実も結構な試練ではあるが)というか重要人物がヒロイン側に集中してるってことですか。
思わせぶりなセリフも黒幕の存在も明らかになって、この広げられた風呂敷がどう畳まれるのか、期待に膨らむような巻ですかね。

それでもなんだかラストはやっぱり希望を持てるような気がするのですけど。

そしてこれは一巻のときからの疑問なんだけど、ゆりかごって帰りも使えるの? それともてくてく歩いて帰るの? 後者のような気がするが、けが人も相当出るし大変ですよね。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ルナティック・ムーン 藤原祐

ルナティック・ムーン 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

ルナティック・ムーン (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2458-7 発行年月 : 2003.9

世界が荒廃しててー、失われた超技術は細々と使われていて、変異種と呼ばれる身体に他の生物の特徴をもっている人は差別され隔離されて、変異種の親から生まれたのに変異が表に現れていない人は街のみんなから白い目で見られて、「ケモノ」と呼ばれる外敵に脅かされている。そしてそれを狩っている組織がある。主人公は力に目覚め悩み傷ついて、その中でボーイ・ミーツ・ガールする物語。

こう、「鬱」という噂は漏れ聞いていたので覚悟決めて読んだらショックを受けることもなく楽しめました。設定とかありがちかもしれないですが私が好きだからいいのです。でも絶対映像化しちゃいけない! 戦闘部分は詳細でグロイし気持ち悪いだろうなぁ。心理描写も綿密で後悔とか身に迫ってきます。みなさんが容赦なく亡くなっていきます。ヒロインたる「灰被り魔女」ことシオンが女の子だったのもビックリしましたよ。(ぼく地球読者) 表紙はシオン変異バージョン。見たことあるはずだったのに左手が変異していることに全然気付かなかった。

「月」が上手く使われると思います。スラムでは決して見つけられなかったものをどこで見ることができたのかははっきりしてないのが残念ですが。バベルの屋上とかですかね。
あと気になるのはシオンの戦う理由のきっかけ、とかルナ母の死に様とか。後者は知ってる人生き残ってるんでしょうか。
鬱ストーリーではあるけど、主人公は何を失くしても最終的には答えを見つけるから安心して読める気がします。たとえ某どうぶつの森の村の住人の語尾が「しにたい」である作家さんでもその点はプロです。さて、二巻読んでこよう。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

about

ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

アーカイブ

profile


- Rental Orbit Space -