[映画]耳をすませば
中学の国語の先生が「このマンガはいい」とみんなに貸していた。マンガを持ってきてはいけないことに一応なっていたんだけど。それがきっと劇場公開の頃。当時の私はこの映画の全てを回避してたと思う。
時は流れても恋愛ものアレルギーは治ってなかった。思いっきり現実世界だし。団地の狭さがリアルでリアルで(笑) 何度「そんなアホなー!!」と叫んだことか。胸キュンですよ。ええ。図書館の貸し出しカードで自分の名前をアピールするなんて、そんな確信犯的な恋の駆け引き男の子がするかなぁ? 観てるだけでこっぱずかしいですよー。ベタですよベタ。このベタはこの映画にとって長所であると思う。
これが高校生ならもうちょっと現実感があるような。中学生の作家志望はいるかもしれないけど、実際にバイオリンを作ったことのあるバイオリン職人の卵はいるだろうか。高校にすることのデメリットはある? あ、初恋じゃなくなるかも。そうか、初恋が重要だね。
初恋が最後の恋ですか。それはちょっと、どうだろうと思うスレた大人になりました。
それと、ジブリが声優を使いたがらない理由も聞いたことがあるけど、そのリスクを犯してまでこのキャスティングにメリットがあるとはとても思えない。主人公じゃないですよ、立花隆のこと。家族で一人だけ訛ってるってどういうことやねん。
カントリーロードは昔から何でか知らないけど聴く度に鳥肌が立つんです。
とても効果的に使われてたと思います。
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