リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った<上> 時雨沢恵一

リリアとトレイズ (1) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

リリアとトレイズ〈1〉そして二人は旅行に行った〈上〉 (電撃文庫)

アリソンIII下に載ってた序章、再録されてました。あそこが「ヴィル」のままになってたからあれは誤字じゃなかったんだな。
アタックしようとしているのがトレイズという立場の違いはあれど、基本的にアリソンの雰囲気が踏襲されてますよー! 冒険譚ですよー! ヤキモキ片思いですよー!
リリアかわいい! トレイズもかわいいー! 題名にもなってるのに表紙にいないばかりかカラーイラスト2/3がエプロン姿ってどういうことー! ヘタレの鏡ですな! いざと言う時には頼りになるし(リリアもしてるはずだし)、内に秘めた闘志が燃えでサイコーです! イクス国民のこともちゃんと考えてるしね。 

恋人と電話できたことで小躍りして娘たちに連絡するのが遅れて結果彼女たちを危険に晒してる母親もサイコーです。おい。そしてそれを伝えた時のトラヴァス少佐の言葉が「誰かさんみたいに、どこにでも首を突っ込んでしまったのかも」なんていうのがステキです。イラストのヴィルがヴィルに見えないけどそれはきっと職業上の理由です。天然ボケキャラは捨てたみたいです。でもさりげなくアリソンに愛の言葉をささやいてくれるなんてサイコーです。

んで、トレイズの両親も相変わらずでメリエルの苦労が涙を誘います。
あんなにラブラブなのに一人しか子供産んじゃいけないってかわいそうだ。
ベネディクトがイクスに住んでおきながらどうしてフィーのがベゼル語上手いんだよー!
しかし、片思い相手にも妹にもつっこまれまくりだろうトレイズは苦労が絶えなそうです。その苦労症の血はどこから来た。……ヴィル? カーの血を受け継いでたらリリアと相性がよくなさそうなので、よかったね。がんばれトレイズ! わたしのハートはきゅんきゅんですよー。

早くこい来い5月の下巻。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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