東京タブロイド 新都疾る少年記者 水城正太郎

新都疾る少年記者―東京タブロイド 作:水城正太郎 イラスト:しのざきあきら(富士見ミステリー文庫

新都疾(はし)る少年記者

北海道から上京した東京社会新聞社に入社するため15歳の男の子・天瑞遊馬が乗った汽車は干からびた死体を轢いた。軽く事件のあらましを説明して見せた遊馬に食って掛かった少女は「吸血鬼は存在する」と主張する。そして向かった新聞社はオカルト重視のタブロイド紙を発行しており、オカルトを否定する立場の遊馬は入社を断ろうとするが……。

えー、初水城。
持ってた知識は猟奇、主人公CV:石田彰ぐらいか? (アニメイト通販でBL系に分類されてたけどいいんですか? 誰と? 今後そんな展開になるんですか?)

うーんとね、なんで昭和29年にしたのかわかんない。登場人物が現代的すぎる気が。戦後って雰囲気を残したいなら、宗教少女はないんじゃない? 8年前に現人神って国家宗教が目の前で崩壊してるのに、信じ込めるもんなのかねぇ。
それと、その年代使うんだったら主人公に「世の中に不思議なものなんて、何一つ無いんですよ」とは言わせてほしくない。アレとダブっちゃうから。
拳銃とか外国人とかチンピラとか復員兵とか中学卒業して即就職とか、ここでしか使えないネタもあるんですがね。マッチしているかと言ったら違うと思う。

それ以外はラブコメあり、オカルトありで楽しめたんですがね。吸血鬼とか。
猟奇王が思ったよりもかっこ悪くて笑ったー。愛すべきキャラクターだ。
もちろん主人公も、特技「馬術」と「魔術」と聞き間違えられてオカルト嫌いなのにアヤシイ新聞社に成り行きで入っちゃうしね。「自分が頭がいい」って否定しないしむかつくわーv

で、そのインクはぬぐうだけで落ちるレベルなのか? 顔うずめてるのに?とか、ミステリ面でも突っ込み放題ですが、ま、富士ミスだしねー。オカルトだしねー。
主人公とデコボココンビの麻衣子もいいパートナーだと思いますよ。うん。
新聞社社員は全て女の人で、ちょいとハーレムっつーか尻にひかれるっつーか。がんばれ遊馬。こんどは是非麻衣子の魔術を見てみたい。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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