[映画] water 吉田修一

芥さんからお誘いを受けたので、映画「weater」の舞台挨拶に梅田ガーデンシネマまで行ってきました。日付は5月6日です。原作は吉田修一さんの「最後の息子」に収録されている「water」。

原作・脚本・監督の吉田修一さんは中国に取材に行かれてたそうですよ。主役のお二人とプロデューサーの沖田敦さんがお見えでした。大阪がファイナルなんだそうです。えと、凌雲役の滝口幸弘さんはテニミュの大石役だそうですよ? か、髪型は? (いや今やってるわけじゃないし) 圭一郎役の川口覚さんは舞台挨拶のコメントがやはり落ち着いてるなぁと。お兄さんですよ。「初主演映画として誰にも胸を張ってみせることが出来る仕上がりです」という言葉がとても重みがありました。
舞台挨拶終わるなり出て行く人たちは、短編だし観ていけばいいのになー、と。役者さんのファンの人かね。

ええと、作品自体は「純文学をフランス映画にしてみました」って感じを受けました。画像の荒さとか含めドキュメンタリータッチ。国際映画祭の名残でしょうか、英語字幕付です。なんか意味があるんだろうなぁと思う風景は多々あるものの、読み取れませんでしたっ! 競技部分とか家族部分とか友情部分とかごっそり削られていて、クローズアップされてるのは同性愛? うむむ、吉田氏が補完したかったのはなんだろう。作中に出てくる作品の説明ではあるまい。フランス映画を圭一郎が観ている場面があるんですが、顔のクローズアップで流れているのはフランス語で、字幕は英語。え、えと、バイリンガルの人解説してー! (一瞬だけどな)
長崎の空気、は確かに出ていたのかな。坂をバイクで二人して下っていく場面、あんなのその土地でしか撮れない気がする。凌雲がお母さんと二人乗りで海岸線を走っていく場面とか。
原作読み直して、あと5回ぐらい見直したい感じ。TV放映とかしない限りしないけど。

ああ、「最後の息子」という短編集はオカマのヒモをやってる主人公の話から始まり、二人目はフリーターっぽくって、この作品「water」になります。原作は青春です。うむう、不思議とバランス取れてるんですよねー、付け焼刃で読んだけど。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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