鬼神新選 京都篇 出海まこと
鬼神新選 京都篇 作:出海まこと イラスト:ヤスダスズヒト(電撃文庫)
「組!」の続編も決まったことだしここらで新選組モノだー。間違っても史実の新選組が大好きな人は読んではいけない本です。時は明治二年、お尋ね者になっていた永倉新八に、古巣松前藩から帰参のお誘いが。藩邸に向かうと岩倉具視がいて近藤勇の首を探し出せば新八の身の上については根回しをすると約束する。新八は蒸気船に乗って京都へ向かい、そこに立ちはだかったのは死んだはずの土方歳三だった、と。
美人な御庭番衆が味方になってくれたり、幼女な巫女で8代目安陪晴明が出てきたり、組のみんなが甦ってたり、美幸太夫(原文ママ)が生きてたりしてやりたい放題ファンタジー。いやー、他のキャラクターは大丈夫だったけど源之丞さんだけは「CV:伊東四朗」で再生されちゃった。オソロシイ。(この本自体は2003年7月発売です) 単語が出てくるだけで「ひゃっほう」な気分になれる自分としては新選組モノって偉大だな、と。
―ここから重大なネタバレがあります―
―ネタバレ終わり―
というわけで7月に出るのはてっきり函館篇だと思ってたんですがまだ東京篇やってたのね。まだまだ続いてるのですね。まだまだ楽しめますね!