零崎双識の人間試験 西尾維新
零崎双識の人間試験 作:西尾維新 イラスト:竹(講談社ノベルス)
ウェブで公開されていたときは「せめて維新を一冊ぐらい読んでから」と思い、そのうちに消滅してしまっていたわけですが(保存しとけよ)、全くその判断は正しかった。やっとこさ失格だ最悪だ他人だ優しさだっていう維新の定石もわかってきたかな。もう一度クビシメ読みたい気分になりました。全然覚えてないんだよねぇいーちゃんと人織の会話を。智絵ちゃんなんて存在すら忘れてたや……。
でもその読み逃したのがくやしくて佐藤友哉は予備知識なしに「飛ぶ教室」読んじゃったわけですが……この判断は間違ってたんでしょうか。意味わかんなかったよラスト。「『フリッカー式』読んだらわかるかも」って言われましたが。うーん。
いーちゃんは話中の人物としてしか出てこないけど、ミステリじゃないけどいつも通りの維新節。煙に巻く巻く。そうだね、登場人物全てが殺人鬼及び殺人者なんで視点が殺人側オンリー。すごい小説だな。
伊織ちゃん(維新の女性キャラで一発変換だよ! 初めて?! と思ったら友ちゃんがいたな)が突っ込み役なわけですが、かわいくていいです。身体を張ったギャグもナイスなのです。「緊縛女子高生」だよ? (またヘンな検索語の人が来ますよ)いつの間にかそうなってるのも不思議なような自然なような。
えーっとツッコミは伊達かよ! とか親子喧嘩だったのかよ! とか「呪い名」って何。とか。越前リョーマとコンバット越前はだいぶ違うな(笑)
あとがきがない。ちょっと物足りないというか不思議な感じだな。あの温度差が大好きなんだなあと遠くにありて思うものな感想が。
ネコソギラジカルはいつ出るのかなぁ。竹さんのほうはお元気みたいなので維新が心配。シリーズ完結なだけにムリしないで、納得できるように執筆していただきたいです。待ってますから。
今ノベルス買ってもデスクトップアクセサリーディスクはついてくるんですかね。あとはモニターのサイズとか解像度とかスクエアディスクを実行できるかとかのハード側の問題ですかね。まだマインドレンデルアイコン使ってるよ。
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