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新本格魔法少女りすか2 西尾維新

新本格魔法少女 りすか2 作:西尾維新 イラスト:西村キヌ (講談社ノベルス)

新本格魔法少女 りすか2 (講談社ノベルス)

帯に偽りあり! 来襲なんかしてないから! 自分たちで突っ込んでいってるから! (ファーストコンタクトはね)
それはともかく、始まりましたか。始めるためとはいえ、この巻はりすかがちっとも活躍してないけどいいんですか。いいんですよね、主人公は魔法使い使いだし。彼は大活躍ですし。彼のトラウマがほのめかされたり城門委員会とか組織が登場して一つ世界観が明らかになったり、人間関係も三角関係に発展しそうになったりで、いよいよ物語が始まる予感です。しかし軽いから読みやすいよね。(何と比較してだかが大問題だ)

戯言よりもこっちの方が「悪魔のミカタ」に近いよね。頭脳戦。いかに敵を欺くか。この爽快感は相変わらずですな。今回の敵は直接戦闘型の人と、目で殺す人の二名です。で、こいつらが小学生であることで、ソレとは全く違うものになっているわけなんですが。小学生の癖に法則の話とかすんな! そんな勉強のことは覚えてないから! (覚えてろよ) ……子供ゴゴロも覚えてないんだけどな。野望は持ってなかったけど、無謀は持ってたはずだと思う。思い出したくもない過去の自分と創貴たちは全く重ならなくて、嬉しいんだか悲しいんだか。
あのころの自分に読ませたら絶対理解は出来ないだろうが共感する部分はあるとか言うんだろうか。

で、書き下ろしは戦いなんかがまったくないある意味まったりとした短編だけど、大きな意味を持つ昔話。ページ構成無茶したりしてるし。創貴のお父さんとお母さんも垣間見えたり。
とりあえず出征なのです。夏休みは始まったばかりだ。

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ネコソギラジカル(中) 赤き征裁VS橙なる種 西尾維新

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 作:西尾維新 イラスト:竹(take)(講談社ノベルス)

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス) ネコソギラジカル(中) 赤き征裁vs.橙なる種 (講談社文庫) ISBN : 4-06-182399-X 発行年月 : 2005.6

副題、JAROに電話だ! 詐欺だ! (笑) そして開始早々死人が出る……やっぱりか。いっぱい死んだよー。(しくしく)
そのかわり新キャラの真心は思いのほか可愛い子でした。
もう誰も予想しなかったような話運びで、空回りまくりだけどこれも作者の意図したところのようですし、最終巻もどうなることやら。

人物表にない人は正体が別人なのかなぁと思ってたけど、載ってる二人が同一人物だったし。どういうことやねん。このラインナップはどうやって選ばれてるんだー! なんで音無さんとからぶみさんがないんだー。

メガネ率高し。好きだからいいけど。みんな丸メガネ。フレンチクルーラーもふもふ。るれろさんもはすっぱでよろしい。どういう能力なんだかは相変わらずわかんないけど。

どれがホントか分からないドキドキ、これも戯言の醍醐味だと思うの。
まぁバトルものになってるからこそ、裏表紙の人の登場場面はよかったね。

やっぱ最後は島なのかな。そうなると人識どうすんだよって感じもしますが。いや、あの表紙と裏表紙にはどう考えても繋がらないんだよね……多分いーちゃんの死亡フラグはカムフラージュなんだろ。わかなんないけど。誰が生き残るんだろうなぁ。
狐さんの華麗なる復活のあと、どうなるか気になってしょうがないな。

他刊の感想
クビキリサイクル クビシメロマンチスト クビツリハイスクール サイコロジカル上 サイコロジカル下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル上 ネコソギラジカル中ネコソギラジカル下

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ネコソギラジカル(上) 十三階段 西尾維新

ネコソギラジカル (上) 十三階段 作:西尾維新 イラスト:竹(take)(講談社ノベルス)

ネコソギラジカル (上) 十三階段 (講談社ノベルス) ネコソギラジカル(上) 十三階段 (講談社文庫)ISBN : 4-06-182393-0 発行年月 : 2005.2

えーと……当然であるかのようにバトルものになってるんですがいいんですかね。いいんだよね。まぁ人間試験読んだ後だから違和感はないんですけど。一応密室殺人が起きてるけど完全放置。焦点あてたところでミステリにはなりそうにないし。そして今までのキャスト総出演。しかし付属の人物表が、覚えている人ばっかり載ってて肝心の忘れた人の名前がないんですが! なんでこのシリーズは自作してないんだよ自分! でもどの人が本物か分からないし。操想術師とか名のない人とかいられちゃあなぁ。

そして下手な感想述べたら普通に全部ひっくり返されそうで怖いこのシリーズ。
今回も妙な人いっぱいです。キノラッチの字面に胸キュンしそうです。(え) 中でもお医者さんの絵本さんが際立ってヘンです。
そしていっぱい人が死にそうです。
加速加速言われると「神父……?」とか思います。ジョジョ読んだことないのにー。

今までも出てきてはいた崩子ちゃんがみごとなキャラ立ち。いきなりそれはないだろ。でも姫ちゃんの影がちらつくよ……あなたは死なないでね。
でもなんでいーちゃんは二つの殺し名をもつ兄妹を知ってて偶然だと思えるのかねぇ。戯言なの? もう戯言って何かわかんないや。名前持たない人には効かないんだってさ。

これからも加速しそうな戯言シリーズ。そろそろ世間では完結ですが、もうちょっと楽しみますよー。

にしても、いーちゃんの過去って6年前だったんだなぁ。私なんか今から考えて六年前ってなーんにも成長してない気がするんですが。これが年取ると時間が加速するってことなのかね。

他巻の感想
クビキリサイクル クビシメロマンチスト クビツリハイスクール サイコロジカル上 サイコロジカル下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル上 ネコソギラジカル中ネコソギラジカル下

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ダブルダウン勘繰郎 西尾維新

ダブルダウン勘繰郎 作:西尾維新 イラスト:朝倉ジョージ(講談社ノベルス)

ダブルダウン勘繰郎 (講談社ノベルス)

手にしたときには「よっしゃぁ、維新コンプ!」とか思ったんですけど裏見たら「流水JDCコラボレート!」とか書いてあって、「え? 先にそっち読まなきゃダメ?」とか「やっぱりあの時古本屋で見つけた300円の『コズミック』を入手しておくべきだったか」とか思ってたんですが、どうやら『あの黒衣の探偵じゃあるまいし』というセリフのみしかリンクしてないみたいなので読んでみましたよ。そして読み終わったときにはすでにネコソギが発売されていました。わお。

JDC志望者と、通りすがりのかつて探偵を目指した女性と、探偵を心の底から嫌悪している犯罪者と、その静かなる助手の物語。JDCの外側で事件は推移していきます。そして地の文改行少な目。でも短いし維新慣れした人ならさくっと読めますよ。「戯言」も「探偵」もほかいろいろ、全て否定形のウンチクが書かれています。
でもね、言葉遊びなんだろうけどね、維新にだけは「叙述トリックは卑怯」とは言われたないわー!! そこで一番ニヤリとしてしまった私も私ですか。

勘繰郎は「世界」を目指しているらしいのでちょいと創貴に被ってる気もしますが(だから刊行順だと逆)、それよりはかっこよさを一番重視しているみたいなのですごいよね。うーん、維新だねぇ。コレ、ミステリと銘打っていいのか本気で疑わしいです。私は維新を読みたいのでそこらへんどうでもいいですが。

少年よりは落伍者みたいなセリフが気になるんですけど。
で、あの暗号答え言われても全然わかりませんよ。 流したほうがいいんでしょうか。

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零崎双識の人間試験 西尾維新

零崎双識の人間試験 作:西尾維新 イラスト:竹(講談社ノベルス)

零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス) 零崎双識の人間試験 (講談社文庫)

ウェブで公開されていたときは「せめて維新を一冊ぐらい読んでから」と思い、そのうちに消滅してしまっていたわけですが(保存しとけよ)、全くその判断は正しかった。やっとこさ失格だ最悪だ他人だ優しさだっていう維新の定石もわかってきたかな。もう一度クビシメ読みたい気分になりました。全然覚えてないんだよねぇいーちゃんと人織の会話を。智絵ちゃんなんて存在すら忘れてたや……。

でもその読み逃したのがくやしくて佐藤友哉は予備知識なしに「飛ぶ教室」読んじゃったわけですが……この判断は間違ってたんでしょうか。意味わかんなかったよラスト。「『フリッカー式』読んだらわかるかも」って言われましたが。うーん。

いーちゃんは話中の人物としてしか出てこないけど、ミステリじゃないけどいつも通りの維新節。煙に巻く巻く。そうだね、登場人物全てが殺人鬼及び殺人者なんで視点が殺人側オンリー。すごい小説だな。
伊織ちゃん(維新の女性キャラで一発変換だよ! 初めて?! と思ったら友ちゃんがいたな)が突っ込み役なわけですが、かわいくていいです。身体を張ったギャグもナイスなのです。「緊縛女子高生」だよ? (またヘンな検索語の人が来ますよ)いつの間にかそうなってるのも不思議なような自然なような。

えーっとツッコミは伊達かよ! とか親子喧嘩だったのかよ! とか「呪い名」って何。とか。越前リョーマとコンバット越前はだいぶ違うな(笑)

あとがきがない。ちょっと物足りないというか不思議な感じだな。あの温度差が大好きなんだなあと遠くにありて思うものな感想が。
ネコソギラジカルはいつ出るのかなぁ。竹さんのほうはお元気みたいなので維新が心配。シリーズ完結なだけにムリしないで、納得できるように執筆していただきたいです。待ってますから。

今ノベルス買ってもデスクトップアクセサリーディスクはついてくるんですかね。あとはモニターのサイズとか解像度とかスクエアディスクを実行できるかとかのハード側の問題ですかね。まだマインドレンデルアイコン使ってるよ。

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きみとぼくの壊れた世界 西尾維新

きみとぼくの壊れた世界 作:西尾維新 イラスト:TAGRO (講談社ノベルス)

きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

ちょーっと妹萌えエンジン積むのに時間がかかりました……。やっと読み終わったよー。

妹大好きお兄ちゃんと、お兄ちゃん大好き妹と、妹に心配掛けたくないからって理由でふられた女子高生と、お兄ちゃんの友達にして剣道部の主将と、妹が好きな金髪剣道部員と、保健室登校でお兄ちゃんの相談相手にして安楽椅子探偵のブルマ女子と。

維新はどこまでも維新でした。人物名ものすごいもん。櫃内様刻に数沢六人、病院坂黒猫。その発想はどこから?? 言葉遊びも相変わらずで。
でも戯言にはついてる登場人物表がなくって、ちょっと不便だった。
とりあえず、妹にどうやって説明したのが気になる。まぁ維新に煙に巻かれるのは毎度のことなので、わりと慣れてきてもいるんだけど、事件の詳細、凶器や死亡推定時刻まで不明なまま終わるたぁ思わなかったね。びっくり。

表紙、てっきり妹かと思ってたら病院坂かよ!! 妹は裏表紙か。
病院坂は授業に出ないならゼッケンは必要ないかと思うのだが……まぁ萌えのためなら必須か。とりあえずブルマはわりと絶滅してるぞ。昔はスカートめくり対策に下に履いたもんだが……今の子はハーフパンツは履きにくいよね。どうしてんだろ。クオーターでもやりにくそうだ。毛糸のパンツ?

それと、警察にはそれこそ剣道の達人がうじゃうじゃいると思うのだが……スリル満点な生活だね。壊れてるからそれも仕方ないか。ってーかその言葉で全て片付けられそうだね。はぁ。

どっかに「きみとぼく」の元ネタ集ないかなぁ。

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サイコロジカル下 曳かれ者の小唄  西尾維新 

サイコロジカル〈下〉曳かれ者の小唄 作:西尾維新 イラスト:竹(take) (講談社ノベルス)

サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス) サイコロジカル 下 (講談社文庫 に 32-5 西尾維新文庫) ISBN : 4-06-182284-5 発行年月 : 2002.11

コレの感想を、この心のモヤモヤをネタバレなしで書け、っちゅーほうがムリなんじゃー!!
ああもう、「維新はミステリを書く気があるんだろうか」ってこういうことかよ!!
いくらなんでも騙されすぎなんじゃありませんのこと解剖学の権威。
石丸はあのしゃべり方が素じゃないな、ってのはわかったような気がしたけどねぇ。
まぁわたしはライトノベル畑だから「魔法使いました」でもムリヤリ納得するけどさ、ミステリ畑の人は激しく拒否反応示しそうだ。ダメな人は5冊も読む前にやめてるか(笑)
タイムラグが一番モヤモヤしてますが。犯人の残してくれたヒントの一つ、でいいんですか?
ちょっとクビツリと被ってたよなぁー。

赤い人が言ってたように、似てるねクビキリに。モヤモヤ感も。
でもあれだ、早く解決したのに長かったよなぁ。上下巻。
しっかし、友ちゃん髪型変わってないのに、というか何一つ変わってないのに少年? 
にしてもいーちゃんがどんどん傍観者じゃなくなってきてる。それも赤い人が言ってたか。

そして今回の飲み物に囲まれてる小唄さんもかわいいなぁー。上巻の蒼ちゃんもかわいかったです。
これ以上だらだら書き続けても埒あかない気がするので終わります。

他刊の感想
クビキリサイクル クビシメロマンチスト クビツリハイスクール サイコロジカル上 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル上 ネコソギラジカル中 ネコソギラジカル下

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サイコロジカル上 兎吊木垓輔の戯言殺し  西尾維新

サイコロジカル〈上〉兎吊木垓輔の戯言殺し 作:西尾維新 イラスト:竹(take) (講談社ノベルス)

サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し (講談社ノベルス) サイコロジカル 上 (講談社文庫 に 32-4 西尾維新文庫) ISBN : 4-06-182283-7 発行年月 : 2002.11

謎を謎のまま放置できる能力が身に付いたのはこのシリーズのおかげか。しかしこの能力の難点は、維新以外の本でやると謎の詳細を忘れてしまうことだ!

友ちゃんのかつての仲間、兎吊木垓輔がとある研究所に幽閉された上に研究のほとんどを横取りされているらしい。助け出すために愛知の山奥に出かけるいーちゃんと友ちゃん音々さん。でも垓輔は開放されたがってはいないようだ。さて、どうしましょう。

サイコロねー。言葉遊びは嫌いじゃないですよ。
友人の弁「維新はミステリを書く気があるんだろうかと思った」
死なないのかと思ったよ。まー、そんなことはなかったのですが。
謎すぎて訳わかんなかった友ちゃんのことが少しずつわかってきて満足満足。でも友ちゃんといーちゃんの過去、明かすつもりは全くないんでしょうねぇ維新。なんだかなぁー。

友ちゃんの本性みたいなのはびっくりしませんよー。感情欠落してるって言ってたじゃん。
感情欠落してるキャラクターなんていっぱいいるじゃーん。

にしても今回の表紙、お菓子に囲まれた友ちゃんもかわいいなぁ。えへ。それしかいいようがないのが苦しいところ。

さてさて、能力講じて詳細を忘れないうちに下も読もうー。

他刊の感想
クビキリサイクル クビシメロマンチスト クビツリハイスクール サイコロジカル上 サイコロジカル下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル上 ネコソギラジカル中 ネコソギラジカル下

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クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子  西尾維新

クビツリハイスクール―戯言遣いの弟子 作:西尾維新 イラスト:竹(take) (講談社ノベルス)

クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス) クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社文庫) ISBN : 4-06-182267-5 発行年月 : 2002.8

戯言の感想書こうとするたびに自分の考えの浅さを露呈しているような気がしますが。
そんなこといってるとこのページの根幹にかかわるので。姫ちゃん可愛いよ姫ちゃん。

今回の人類最強のお仕事は「首吊学園」から紫木一姫を助け出すこと。いーちゃん巻き込まれすぎです。女装させられてます。しかし人類最強仕事度は当社比300%増。初めての人類最強&戯言遣いのタッグです。そうでもしなきゃぁ女装なんてしないわよねぇ。(笑)

半日で解決するだけに謎も薄めだった気がします。講談社ノベルス創刊20周年記念密室本の中の一つですが、大丈夫だったでしょうか? しかし、私自身はクリスマステロルの悪評は聞いてもクビツリの悪評は聞かなかったかもしれないなぁ。
犯人がわかってるだけでこんなにミステリは萎えるもんなんだろうか(笑)
いや、いーちゃんの女装はわりと萌えでしたが。姫ちゃんは玖渚属性に加えエルメス属性まで備えていてびっくりでしたが。犯人の目的がよくわかんないのがちょいと気持ち悪かったり。それをいつも通りといえばその通り。

今回は竹さんのイラストがとてもかわいいですー。制服なのにとてもかわいいのですー。セーラー服なのにー。だからでしょうか? 子萩ちゃんも玉藻ちゃんもかわいいよー。もちろん潤さんのコスプレ(?)も。

やっぱり副題は何か違うような(笑) まぁいいか。

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クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 西尾維新

クビシメロマンチスト―人間失格・零崎人識 作:西尾維新 イラスト:竹(take)(講談社ノベルス)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス) クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫) ISBN : 4-06-182250-0 発行年月 : 2002.5

双織兄さんがランキングを賑わせているらしい今の時期に人識と邂逅。(人間試験はウェブ連載はクビキリサイクル借りてから読もうと思ってたら消滅してたのよね……)メフィスト賞に輝いた戯言シリーズ第二弾。

京都で起こった連続殺人事件。僕=いーちゃんのクラスメイトが次々殺されていきます。関西で大学生やってる身としては身近な感じがするわけで。作者も年下だけど、アリバイだのトリックだの使える人はもう私にとって神に近い存在なわけで。嫉妬なんて感情はこれっぽっちも起こったりしなかったり。

動機のよくわからない殺人、ってのは私に合ってるかもしれない。苦手なんだよ殺人犯の苦悩とか聞かされるの。こんぐらい「ああ、バカだったんだねぇ」といえるぐらいが楽しめる気がする。こんな理由で殺されちゃたまんないなぁとは思いますがねぇ。でもありえないとは絶対に言い切れない。殺人犯の本棚にあったらGOTHみたく有名になっちゃうんだろうねぇ。

しかし副題にまでされてるのに全く主役じゃないね人識。
X/Yは全然分からなかったよ! 検索して見つけたよ答え。そんなもんわかるかーい!! ネットって便利だね★ 世の中には頭のいい人がいるもんだ。(笑)
題名はクビキリより秀逸だと思う。あいつらの心情がよく表されてるなぁ。
と。「巫女子」や「むいみ」なんてネーミングはすごいとしか言いようが(笑)

結論は、いーちゃんは嫌いじゃない。西尾維新も多分嫌いじゃない。ネタだいぶ分かったし。(笑) 万人にオススメできるかというとそれは違うし、私も正直調子の悪い時は読みたくないかもなぁ。好きな人が好きという理由も、嫌いな人が嫌いという理由もわかるような感じ。私は多分、好きなんじゃないかな。クビキリより納得できるし。続き読みたーい。

他刊の感想
クビキリサイクル クビツリハイスクール サイコロジカル上 サイコロジカル下 ヒトクイマジカル ネコソギラジカル上 ネコソギラジカル中 ネコソギラジカル下

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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