平井骸惚此中ニ有リ 田代裕彦

平井骸惚此中ニ有リ 作:田代裕彦 イラスト:睦月ムンク(富士見ミステリー文庫)

平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)

時は大正十二年。
帝大生の河上太一くんは、探偵小説家平井骸惚先生に弟子入りを懇願するも、首を縦には振って下さらない。ご夫人の助けもあって居候の身になりますが、当の骸惚先生とは気まずい関係なのでありました。
そんな折、骸惚先生のご友人、評論家の池谷是人先生が亡くなられます。
自殺と公表されていましたが骸惚先生、何かトリックがあると見ている様子。
河上くんに「事件解決の折には弟子入りを認めよう」と持ちかけます。骸骨先生のお嬢様涼嬢と真相解明にのりだした河上青年の運命やいかに。

文体模写を試みたが文章の切り方がわからない。あー。
ともあれビバ大正浪漫。カタカナ交じりの七五調で文章リズムが軽快です。初めてページ見たときは「ルビだらけでウザ!」と思ったけど中はルビなんて減るしね。
でもコレパソで書いてたら大変だろうなぁ。片っ端から辞書登録するまでは旧字の変換大変だし、ワードだと古文法使うと「ココ間違い!」って赤い波線引いてくれるもん。これかなりむかつきます。

イラストは望月花梨風ですっきりしてます。よいですねハイカラ女学生。
にしても骸惚先生ロイド眼鏡の上半分がぶった切られてる気がするのは私だけですかー?

ミステリーは、まぁこんなもんじゃない? 銘打っても大丈夫じゃないかなー? ぐらい。
しかし、私でも見当はついたのに河上くんもうちょっとがんばれよ。
でもコレ2巻からLOVE寄せされちゃうの? ううむ、これ以上どうLOVEを詰め込めと? (笑)
いやでも期待。こっぱずかしくて転げまわらないように頑張ります。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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