ゆらゆらと揺れる海の彼方2 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (2) 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)

攻め落とされたレールダム首都ヘルデルラントでオスターデが頑張ったよ話を中心に、もう一人の英雄・アールガウ皇帝シグルドをクローズアップ。折り返しにはローデウェイクの周辺も紹介されているけど、そこにお話が戻るのは250ページすぎた後。「戦いの天才たちの激突」とか書いてあるけどジュラとシグルドは対面しません。レールダム消滅するの早かったなぁ。

単語集と人物表を作っておいて本当によかった。覚え切れんよー。(老)
でも馬が合ってることは確からしく、おもしろかった。
にしても萌えイラスト連発ですよ! ノウラの2.5等身に新キャラ女性騎士のエミリアとかイラストはぱっとしないけどエミリアの妹で王妃で元じゃじゃ馬今寝たきりのローラとか、女性が増えてよろしいことです。でもエミリア、戦場だとその上に陣羽織着るの? うおお、想像できん……!

そして豪胆公が本当に英雄だったのかはなはだ疑問。主人公の立場の手前彼が大活躍しては困るだろうから致し方ないんでしょうか?

作者はスープを「羹」と表記するあたり、やっぱり中国風にしたいんだろうか。でも現状ではその単語だけが浮いているように思う。(どうでもいい豆知識→ようかんって羊羹って漢字で元々は羊のスープだったんだよー)

で、ローデウェイクにはやっぱり苦難が続くようで。
さて、私はラシードがカラーイラストになるのを地道に待とうと思う。3巻か4巻で実現しているのなら大笑いってことでひとつ。次の巻で大笑いでした。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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