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ゆらゆらと揺れる海の彼方7 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方 7 (7) 作:近藤信義 イラスト:えびね (電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈7〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3689-5 発行年月 : 2007.1

あー、これはデータ作りながらやってるからP31から進みゃしねえ。ギュンターとかコンラートとかマっぽいな。(ドイツ語ですから)誠意製作中ですがupはもうちょい先になるかと。

さてさて、お話はシグルドとローラの出会いですよ。主役は亡霊ですけど! ヴァン・フォルセティじゃなくてレーヴィンさんです。平民の義勇軍です。エミリアも引きこもってます。うわあ。

相変わらずのことですが作戦内容がいまいちよくわからないよ? だからなんか英雄って実感がわかないんですよねここに来ても! 地名とか貴族の名前とか覚え切れんー!
でもアレです、新しい登場人物はほとんどいなくって、敵の指揮官がシュニッツラーだったりします。ノイラートの扱いの変わらなさにちょっと不憫になります。クリムトなんてショタイラスト付です! なんか海獣も改良前だったりします。
成り上がれ義勇軍。しっかりしろ味方陣営。シグルドとローラの距離が縮まるのはいつになるやら! (次巻じゃなかったらちょっとイヤ)
いやー、ローラはただの妃じゃないとは思ってたけど見初めたのもあなたか。序章へこむよ。超へこむよ。この事態が動くのを見られるのはいつの日なのか!

まぁあとがき代わりは楽しませてもらったしいいんですけど、「次は誰をやるかも未定」ってそりゃないっしょ。そもそも次はいつ出るんですか。ラシードにはいつ会えるんですかぁぁぁぁ。誰が来てもいいように心構えをー。それとどの時系列かわかるように整理をー。

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ゆらゆらと揺れる海の彼方6 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈6〉 作:近藤信義 イラスト:えびね (電撃文庫)

(2006.03)

分厚い! 540ページ。カラーイラストは一枚の使い回し! (エクスクラメーションマークつけたんな) 作家が押したのか、イラストレーターの責任なのか、中もラフな絵多かったなぁ……トーンとか前から使ってたっけ?

人はまだ増えてんだけど、整理にかかったと見えてバストーニュ側に被害甚大。五部構成だったらロベールも立派な駒に成長してくれそうだったんだけどなぁ……暗殺者たちとかもガンガン活躍してくれたような気がするのになぁ。主な原因「誤解」で500年の歴史を閉じたバストーニュに合掌。眠れる獅子が眠ったままやられたような感が否めません。そんな中でもNo.1カッコよかった人はエレディア様ですかねー。悪女を貫いて本望? つかその後どうなったんだろう。

戦闘パートはシグルドの自信の源がよくわかりません……それとアールガウの海獣効果エグいの多すぎ。研究員の性格とかかかわってきます? ジュラの活躍は見れなくて残念だなぁ。また見れると思ったのに肩透かし。

さて、ローデウェイクとアールガウの会談は、エミリアがちょっと有能に見えた。ラシードも力強くてよかったよー。その流れでその結論が出るのがよくわかんないけど。しかし、まだ出張ってくるのかカジミール。動揺されただけで本筋にはあんまりかかわりないような気がするが。そして、民主主義は根付かせるのに相当時間かかりますよね。「国家の品○」が売れてるご時世だから(?)、ラシードの主張もわかりにくくはないんだと思うんですが。

それがまた引きですねっ! 姫攫われすぎっ! 次はアーミッシュ編? 元帥殿が情報をどう掴むかだね。シグルド夫婦の動向とアールガウの行き先も気になるところ。いつ出るのかなー。

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ゆらゆらと揺れる海の彼方5 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (5) 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈5〉 (電撃文庫)

なぜか章題がクラシックですよ。そうか、シグルドってジークフリートなんだ……(気付くの遅) でもリエンツィはそのままなんだね。言語ってよくわかんない。国が違うからいいのか?
ん? クローデット髪の色変わってない? まぁ彼女は物語中でもカッコよかったのでいいです。えびねさんのモノクロ絵はメリハリきいてていいよねー。

そしていつでもピンチ、ローデウエイクの面々。バストーニュに舞台が変わってもそれは変わらず。にしても白鳥派はなにしたいんですか。バルザック殺してラシード殺したらバストーニュのお先真っ暗な気がするのですが。物語の運び方として味方陣営ピンチにしたいのはわかるんだけど意味わかんない。

また新しい視点が増えました。アーミッシュ教国の女騎士さんです。
ドジっ子とか努力家とかはエミリアさんで事足りてるのでもっとかっこいい女騎士さんがみたいなぁ。メシエ姐さんもカッコいいんだけど、ああいうのじゃなくて正統派な……。
まぁ、終盤に差し掛かっているらしいのでこれ以上国は増えないだろう。ユーロンとかはかかわってきそうにないね。

そしてジュラは今回もがんばった。なぜ彼の戦略はいつも当たるのか。
これは共通していえることだけど……ストレイエンとか城の守りはどうなってんだよ。次シグルドにあっさりやられそうだなぁ。
ノウラで戦闘の流れが変わることがなかったのは好印象。あれは何回もやられるとねぇ。

そして誰もが突っ込んだと思われるあとがき「登場人物の八割方が出揃った」……手元の人物表では余裕で70人近いんですがまだ増えるんですか。その計算だと80人突破しそうですね。うきゃあ。もう私は人物表と用語集なしでは言葉の意味思い出せませんよ。

さてさて、次も楽しみです。

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ゆらゆらと揺れる海の彼方4 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (4) 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈4〉 (電撃文庫)(2005.03)

またラシード表紙にいるよー。だって今回の主役はラシード国王その人だから。
あとがきのお言葉「帯の惹句にも『新章開幕』とか『バストーニュ大戦編スタート』とかそんな文字が躍っていることでしょう」とかありますけど……いや、書いてないっス。帯で一番デカい文字は「結婚」でしたが。いやあ、それで間違ってないよ編集さん。もうラシードと姫の初々しいLOVEでしたわよ! 途中までは。
もー、クローデットがかわいいの。箱入り恥ずかしがりドジっ娘で。この二人、うまく行きそうだと思うよ。
いや、しょっぱなのシグルド&ローラも切なくてよかったですが。

あー、「もしかしたら姫も刺客かも」とか思ってゴメンナサイ。そんな状況より遥かに切羽詰まっておりました。なんかシリーズ中一番ピンチのような気がするよー今までどうにかしてきたジュラいないし。でもノウラがいるからどうにかなるかな?

にしても、ぜんぜん悪い人じゃなかったなぁエレディア。もう誰が悪モンかわかんねー。前巻と役者の善悪が相入れ替えか。うー、ビオの印象が悪いのと、ラシードの味方じゃなかったので悪モンの気がしてたんだよねー白鳥派。ああ、全てが明るみに出ればいいのにねぇ。でもこの状況だからこそローデウェイクが生き残れるんだけど。

しかし、期待した通り一瞬だけどラシードとジュラの掛け合いが戻ってきてくれて嬉しいわ。ノウラもジュラの扱い方わかってきたね。……そっか、ノウラって記憶喪失じゃなくって元々の記憶がないのか。海獣だもんねぇ。

西方がモンゴロイドなんだなぁ。
結婚しても名字変わんないんだなぁ。これもオリエンタル演出かな。
それと地名がバストーニュの地名全てフランス風なのに、バストーニュの伝統楽器はパグパイプなのか……ドーバー海峡も内包してるんですね。

イーフェンがー、イーフェンがー。カラーページとモノクロの雰囲気格差ありすぎ。こわいよう。暗殺者の二人がでてきた時からなんかあるなぁとは思ってたけど。にしてもフェイエン死んじゃ嫌ー! 生きててー。ブーランジェに愛情はないけど、まとめる人いなくなったらもしかしてラシードが孔雀派まとめなきゃいけないのかな。それはちょっと大変だね。

ああ、目が離せません。みんな生きててほしいなぁ。

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ゆらゆらと揺れる海の彼方3 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方〈3〉 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)

……表紙にラシードいるじゃねーか。次の巻の表紙ぐらい確認しろよ私!(最後の一文) 大笑いの方向で。

さてさて、ローデウェイクとアールガウ正面衝突。
いやー、読みごたえがありました。今回は冥海の特徴も生かされた戦いでした。立体的だったし無重力に漂う血糊の描写もあったし。あれだ、元々の構想はスペースオペラだった、ってのの名残が冥海なんだろうな。無重力でマスク必須の暗黒世界。

ノウラちゃんの正体も判明。といってもラシードの推測が明かされただけで謎はいっぱい。今後に期待ですね。今度は記憶なくさないでよかったね。

あれですか、エミリアは「有能なんだけどちょっとドジっ娘要員」なんですか? 騎士と言うからには臓物はみ出した死体ぐらいで動揺してほしくないんですが。幕僚らしくないよ。そして彼女のミスだけでアールガウが負けちゃうところがな、今までなんで戦勝続きでこれたの? という感じ。「豪胆公」もそうなんだけど、英雄が英雄に見えないのは困ったことだ。
そしてシュニッツラーとエミリアの掛け合いが好きだったので、やっこさん死んじまうのかとヒヤヒヤしました。でもそのかわりローデウェイク陣営のあの人が……! ギャー。(戦記読むのに向いてないんじゃない?) どうせ最後は皆殺しだろ、ってわかってるんだけどー。やっぱ思い入れはできちゃうよね。

アールガウ陣営をハッとさせたシグルドのお言葉、それはロンベルクに言ってあげてほしかった! それだけでちょっとは周りともうまくいっただろうに。
にしても戦艦がもったいないよー。二つともか。
「侵入者を弾薬庫に追い込んだ」って、一番危ないじゃん。あまりにも無用心すぎますよー。

それからそれから、暗殺者の少女もでてきましたよ。オリエンタルですよ。
女の子が増えるのはいいことだ。この娘はエミリアみたいにドジっ娘にこけることもなくカッコよく活躍してくれることだろう。頼む。

というわけで、不満はあれど楽しめた一冊。第二部が始まるらしいですが、次こそラシード&ジュラの掛け合いが戻ってきてくれることを期待。

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ゆらゆらと揺れる海の彼方2 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (2) 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)

攻め落とされたレールダム首都ヘルデルラントでオスターデが頑張ったよ話を中心に、もう一人の英雄・アールガウ皇帝シグルドをクローズアップ。折り返しにはローデウェイクの周辺も紹介されているけど、そこにお話が戻るのは250ページすぎた後。「戦いの天才たちの激突」とか書いてあるけどジュラとシグルドは対面しません。レールダム消滅するの早かったなぁ。

単語集と人物表を作っておいて本当によかった。覚え切れんよー。(老)
でも馬が合ってることは確からしく、おもしろかった。
にしても萌えイラスト連発ですよ! ノウラの2.5等身に新キャラ女性騎士のエミリアとかイラストはぱっとしないけどエミリアの妹で王妃で元じゃじゃ馬今寝たきりのローラとか、女性が増えてよろしいことです。でもエミリア、戦場だとその上に陣羽織着るの? うおお、想像できん……!

そして豪胆公が本当に英雄だったのかはなはだ疑問。主人公の立場の手前彼が大活躍しては困るだろうから致し方ないんでしょうか?

作者はスープを「羹」と表記するあたり、やっぱり中国風にしたいんだろうか。でも現状ではその単語だけが浮いているように思う。(どうでもいい豆知識→ようかんって羊羹って漢字で元々は羊のスープだったんだよー)

で、ローデウェイクにはやっぱり苦難が続くようで。
さて、私はラシードがカラーイラストになるのを地道に待とうと思う。3巻か4巻で実現しているのなら大笑いってことでひとつ。次の巻で大笑いでした。

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ゆらゆらと揺れる海の彼方 近藤信義

ゆらゆらと揺れる海の彼方 作:近藤信義 イラスト:えびね(電撃文庫)

ゆらゆらと揺れる海の彼方 (電撃文庫) (2004.01.10発売)

面白かったよ。
「銀英伝好きな人にはオススメ」なんていう書評を見た気がするんですが、銀英読んだことないしー、戦記モノなんてアルスラーンぐらいしか読んだことないしー(やっぱり田中芳樹か)、気楽に読みはじめたのですがなんだか設定に既視感が。読み進めるうちに確信に。十二国記だー! 「いろいろな獣が混ざっているのは、それだけ力が強く凶暴な証拠」ってのもどこかかで見た気がするし、虚海が冥海で、帷湍がロイスダール、尚隆がジュラって感じか。
いやでも「西の海神東の滄海」好きだから無問題さー! 複雑な設定もイメージがつかみやすくていい。だけど、登場人物の一人が「ヤン」って名前なのはさすがにやばいんじゃないかと思う。イーフェンって呼ばれてるけど。

んでもって、スペースオペラでも中華風でもなく、海獣を主な武器として騎士団たちが戦うファンタジー世界。戦闘服は鎖帷子に陣羽織だけどね! 袍と袴を着て日本刀を佩いた異国人もいるわけですが。それ以外は西洋中世風です。「冥海」は海獣たちが跋扈する防毒布必須でショートカット航路があるかもしれない戦場。
そんな世界で記憶喪失の少女が騎士たちに出会います。

主人公は作者によるとジュラだそうで。ジュラの英雄譚なのか。
しかし最初の戦場の場面ではラシード結構戦術に長けてそうな雰囲気だったのに意外。
最後の場面は笑って済ませられる状況なのか……?
そして一番の疑問……ロイスダールは何歳で子供を作ってるんだ? 騎士見習いから騎士になろうかという子供がいるとは。そしてロイスダールに歳の近いラシードとジュラに女の影がないのはノウラとくっつけるため?

人物多そうだなぁーと思っていつもの如く人物表作ってたんだけどそれよりも単語集のほうが項目たくさんできてしまいましたよ。 地名も海獣も全部カタカナなんだもん、覚えらんねー。でもなぜかそんなに読むのにてこずらなかった。好きもの故?

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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