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ウィザーズ・ブレインVI 再会の天地<上> 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン〈6〉再会の天地〈上〉 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン 6〔上〕 ISBN : 4-8402-3638-0 発行年月 : 2006.12

どこまでツボなんだこの設定ー。本屋で口絵見たときから萌えー。あ、三つ目のヤツはとてもネタバレなので悔しい人は見ないで読み進めようね。
読み出してまぁサクラはそうでもないんだけど真昼がー。ディーがー。セラがー。イルがー。錬がー。フィアがー。おもわず本屋巡りして1・2巻入手してきてしまった。(今まで買ってなかったんかい)メルボルンの世界水泳にまでうっかり萌えそうになったじゃないか。

図らずも味方になって、敵になって、相手のためで、自己犠牲で、姉で、弟で、でも自分の立場があって、メガネで切ねー。(最後のあんまり関係ないよね)これまでで揃った駒がじゃんじゃん出会ってます。これを燃えといわずになっというか! でも新キャラもガンガン出てくるらしいよ。
そう、今度の新キャラはシティ側の人間、そりゃ三枝さんに書かせるとそうなるわなー。な青年です。
ニューデリーでは賢人会議がすっぱ抜いた情報が周知されてたってこと?

ダバ絵も健在ですー。ヘイズ哀れ。っていうかヘイズとイルの掛け合いがこんなに楽しくなるとはねー。そしてクレアさんまで参加してくるとはねー。もう勢力がどうなってんのかまとめんとわからんくなるよ?
月夜姉の立ち位置が特に気になるね! 真昼兄も賢人会議を中から変えていくつもりらしいし! ヘイズの調査はあまり進展してなさそうですが借金は順調に増えそうです。

あとがき見ると後半戦には差し掛かってるんですね、安心した。シリアス続くのかー、当然世界樹もかかわってくるんだよね。楽しみー! 
あー、そいやBUNKOYOMIも積んでるよ。そか、コメディーなのか。ちょっと期待。つかね、pのイラストだれかわからん人がいるんですが気のせいでしょうか。小狼?

寝る前にほかほかココアを飲もうとしたら「カフェイン入ってるから寝れなくなるよ?」と言われた。そんな話聞いたことねー! 絶対緑茶のが入ってるよ。

賢人会議:サクラ、真昼、ディー、セラ
モスクワ:イル、(月夜)
マサチューセッツ:クレア
ニューデリー:アニル(推進派)、ルジュナ(擁護派)、(錬、フィア、ヘイズ)

他刊の感想
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ウィザーズ・ブレインV 賢人の庭<下> 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン (5〔下〕) 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈5〉賢人の庭〈下〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3147-8 発行年月 : 2005.9

厚くて熱い五つ目の物語の終わり。ここが始まりの終わりなんだって。どんだけ壮大なんだよ本編。正直読み終わるまで死ねない感じです。がんばろう。

戦闘中心で熱い熱い。一巻から一貫してマザーシステムに否定的な登場人物が多かったわけだけど、初めて出てきたシティ側の人間・イルの過去話もなかなかに説得力があってやっぱりせつない。もう大好きだよ関西人! サクラより好感が持てます。(え?) そういえばイルの関西弁はロシア訛りってことなんだろうけど、イル以外の関西弁を操る人は皆無のなのはみんな尊敬語しゃべってるから? ……そういうことにしておくか。三枝さんは兵庫出身なだけあって関西弁がなめらかでいいです。
根本のところで噛み合わない二人、しかしここでイルにサクラが説得されてしまうと一巻からのストーリーはなんだったんだってことになってしまうので、そこら辺は芯のある女の子の本領発揮ってことで。打ちのめされてから立ち上がるまでがまた最後の放送は燃える燃える。しかしなんでディーまでいるんだ。それよか賢人会議に積極的にかかわってたのはセラじゃ……いやそんな性格じゃないか。

ディーの刹那的性質は新アイテムの投入で今までとは逆方向に加速されております。折り込みカラーからして血だらけだし! 広げた瞬間こいつマジで死ぬんじゃないかと思ってしまいました。そんなんだから目がはなせないんだ! セラとの距離はちょっと縮まったみたい。相変わらず二人とも痛みを抱えたままの、むしろそれを取り除いてしまうと散ってしまうような恋だけど、すこしでも幸せと感じられる時間が増えるといいですな。

真昼兄も天才ぶりを如何なく発揮。イルと話すところなんかかカッコええー。魔法士含めても一番光っていたといっても過言ではない! 
でも月夜姉と別れてしまって、ここからどうなるのか、錬たち・エドたちとはどう繋がるのか。めちゃくちゃ気になります。
やっぱりこの物語が大好きだ。みんな心の底からがんばれと叫びたい。三枝さんもがんばってー!

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ウィザーズ・ブレインV 賢人の庭<上> 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン (5〔上〕) 作:三枝零一 イラスト:純珪一(電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈5〉賢人の庭〈上〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3043-9 発行年月 : 2005.5

新章。新しい登場人物の一人は便利屋魔法士のサクラ。黒い衣装でマザーシステムが嫌いでどの魔法も使えて無敵で、錬に似ているんだけど孤独な少女。
もう一人はロシア訛りの英語が関西弁なファクトリー生まれのロシアシティ所属、昔はひねくれてたけど今は児童施設にプレゼントを持っていったりする幻影遣いの兄ちゃん、イル。
そんな二人にそれぞれ以前の登場人物が絡み合って、また戦闘に戦闘、ややこしい話に仕上がってます。

このシリーズはイメージで読み進める癖があるのでちゃんと読み取れてるかちょっと不安。(なんじゃそりゃ) 今のとこ読み落としたことはないような気がします。

前刊同様敵と味方が両陣営に入り乱れてもうなんつーか、今度こそ無傷には終われないよね。ヘイズいないし。いやでも祐一いるからどうにかなりませんか。(ムリかも) 兄弟の振興は深め合ってもらってぜんぜんかまわないのだけれども、ディーはどう行動するだろ、あのままセラとディーが互いを思いあったまま傷つきあったまま、別れてはほしくないなあ。イルの過去はやっぱり過酷なんだけど、今のテキトーな性格が好き。
セラは賢人会議の正体を知ってしまうだろうし、切ないわね。

そんな中でほっとするのが真昼兄とサクラの素直じゃない会話でしょうか。特に真昼兄のテクニックが光っててカッコよかった。
折り込みカラーの表と裏、どっちも手を取り合っては……もらえないよね。イルが脱走したりしない限りは。続きが気になります。

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ウィザーズ・ブレインIV 世界樹の街<下> 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン(4) 世界樹の街 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈4〉世界樹の街〈下〉 ISBN : 4-8402-2576-1 発行年月 : 2004.1

いきなり超ネタバレです。ごめんなさい。

うんうんそうくるか、やられました。
よかったー。この作者は容赦なく登場人物殺すと思っていたから。絶対誰かは死ぬと思ってた。本当によかった。
もうね、「シャオ力を貸して」とかいわれたら涙腺がヤバいっちゅうの。健気だメイ。
いやいや、エドの葛藤なんかでもヤバかったけどね。むしろそれがこの巻の本題ですが。大丈夫だよ、意味なんてなくていいんだよ。「人間」だってそんなもの、見つけられない人も多い。きっとエリザさんはお母さんだったんだろうな。とても不器用なお母さん。

青い空が取り戻される日はくるんでしょうか。
きっとくると思う。何年後だか分からないけど。

にしてもヘイズ強いね! 今にはじまったことじゃないけど。
そういえばリチャードがものすごい悪人面に見えたんですけどいい人でしたね。
よく考えたら錬やフィアにはいつ説明したんだ? (適当に話したんじゃない?)

物語は次へ続く、です。打ちのめされなかった分不思議な感じがします。ほんわかするラストだったし。きっとあの二人はビックリするほど歌が上手くなるんだよ(?)。
賢人会議、一筋縄ではいかない予感。Vは真昼姉・月夜兄、ディーとセラ、祐一たちの物語、同時系列のメルボルンの話みたいだし、ヘイズのその後って今作者が書いてるところか! さすが遅筆作家だぜ。待ちます、が、詳しいこと忘れないうちに読ませてほしいなぁー。

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ウィザーズ・ブレインIV 世界樹の街<上> 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン〈4〉世界樹の街〈上〉 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈4〉世界樹の街〈上〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2273-8 発行年月 : 2003.12

今回から、以前の登場人物が交差しはじめました。敵も味方も感情移入済みなのでどうにかして仲間になってもらえないもんかと。ドキドキしますね。

新登場人物のエド君は表情なくって常識なくって話さなくて外見が十歳ぐらいでめちゃ強くてツボです。人形っぽい人形使い。わしゃわしゃ頭なでてみたい。巻末についてる設定資料から見るとよく話すようになるのかな。立派に成長してくれるのかもしれない。美味しいな。にしてもネタバレしすぎじゃないですかその設定資料。あんまじっくり読んでないけどさ。

それはそうとファンメイがピンチで、それをフィアが助けて、それをきっかけにヘイズと錬が手を組むのよね? すれ違って相討ちとかないよね? あーやだよー。 とはいえファンメイはフィアが助けただけでは根本問題がどうにもならないしなぁ。

エドの目論見が成功すれば、世界の問題が解決するだろうけど、V巻が出きって完結という噂は聞かないから物語は続いているのでしょうね。失敗するのか。一巻の錬たちなら実現させてしまいそうだけれども。どうなるんだろう世界樹。
バトル部分は今回も熱く、艦対艦の戦いまであって非常にお得です。

にしても姉兄がいない錬とフィアが初々しくてよいですね。
「翼を持つもの」という章名にちょっとときめきました。フィアのことって分かってるけど。

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ウィザーズ・ブレインIII 光使いの詩 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン〈3〉光使いの詩 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈3〉光使いの詩 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2191-X 発行年月 : 2002.10

魔法士の活躍するお話、第三巻。
祐一の友人の光使いと、その娘と、ある試験管魔法士を巡る物語。
またやられた。ベタだし前までの巻と話のパターンは同じなんだけど、泣き所を押さえたところも相変わらずで感動しちゃいます。親子愛が! 姉弟愛が! 「どうしてこうなってしまうんだろう」って回顧がつらい。好きなんだけども読みづらいんだよ。泣きたくなるときにオススメ! それ以外はちょっとつらい!
いやでも今回はメインメンバーの中で死ぬ人少なくてよかったよ? 下っ端さんの死もせつなさに昇華された感じで。

よくまっすぐ育ってくれたもんだよセラ。お母さんの優しさもわからなくはないんだがそんな簡単なもんじゃないんだね。どっちにしろつらいのには変わりない。偽りの関係のときだけ本音を出し合えるなんてさ。
ディーは今までのヒーローの中で一番弱々しい感じがするけど、信じるものができたことで強くなってくれるのかな。つらいこともあっただろうけど。戦うことは、人を傷つけることは怖いっていう感情とも矛盾せずに。扉の言葉のように。もともと能力はものすごいんだし。守れるさ、あんたなら。
祐一兄さんは悟りきった感じで、最強騎士の名をほしいままにしている感じですな。

魔法士のタイプはもっと増えるのかな。登場人物も増えるのかな。
クレアの再登場希望。彼女にもしあわせになってほしい。
続き読みたいけど気が重い。はぁ。

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ウィザーズ・ブレインII 楽園の子供たち 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン〈2〉 作:三枝零一 イラスト:純珪一(電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈2〉楽園の子供たち ISBN : 4-8402-2012-3 発行年月 : 2002.1

ヒマラヤ山脈上空2万メートルに浮かぶ極秘の研究施設で暮らす北京シティの秘密兵器、ファンメイ。ライバルので同い年のシャオロンとはケンカしてばかりだけど、ルームメイトのルーティーと病気療養中のカイと、4人で仲良く暮らしている。だがそこに、モスクワシティの密命を受けた便利屋、ヘイズが進入、でもファンメイは外の世界を知るヘイズとも仲良くなりたくて拘束などしなかった。外の世界の真実を知ったとき、みんなの運命は大きく変わったのかもしれない。

「世界に見捨てられた子供たち」とか「実は架空の楽園です」とか「お前を殺してしまうから殺してくれ」とか、「ヘイズの疲労速度差があり過ぎないかい?」とか「あれ、脱出した後も大変なんじゃなかったっけ?」とか「心配で死にきれなかった」とかギリギリセーフだなぁ、と思うし、これを「面白くない」と思う人の気持ちもわかるんだけどなんか大好き。ベタ具合が絶妙ですね。文章も場面転換がスムーズになって前巻より読みやすくなってるし。戦闘場面も少なくなってるからわけわかんなくて目だけで追ってる部分も少なくなりました!(喜べません)

ヘイズも優しすぎて命投げ打っちゃうところとかその理由とかカッコよすぎるし、なによりシャオロンが。ツボ過ぎます。ツンツンでデレで、表紙の足首からもうメロメロです。(え?)いろいろ考えてるのにファンメイの前に立つと頭真っ白になっちゃって「バカ女」っていっちゃうところとか、それでもピンチになれば真っ先に助けに行くところとかラブラブになっちゃうところとか。
ファンメイもかわいいけどねっ! だからこそのメッセージがもう泣けて泣けて。外の世界にはばたけファンメイ。

カイとルーティーにもうちょっと活躍して欲しかったか。でもこれ以上厚くなっても困る。
最初のファンメイの紹介で、「え、北京シティは消滅してるよ?」と思えなかった自分の記憶力に脱帽。(諦めるな!)
それとファンメイのみつあみの先についているチャクラム(?)が気になります。
遠心力ついたらすげえ凶器になりそうなので、コスプレする方は軽いもので作ってくださいね。(心配するところはそこか)

ついていきます三枝先生。どこまで広がるんだろうこの世界。
次がとても楽しみです。

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ウィザーズ・ブレイン 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン 作:三枝零一 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫) ISBN : 4-8402-1741-6 発行年月 : 2001.2

第7回電撃ゲーム大賞《銀賞》受賞作。

わーいなんかSFだ。それもなんか理系だ! すげえマシン使いっぽい! よくわかんないところは読み飛ばしでGO! (えー) ちなみに書き出してみると (「空間曲率制御」簡易常駐。局所重力制御開始。容量不足。「分子運動制御」強制終了) とかそんな感じ。コマンド一つ一つはわかるんだけどねぇ。なんかわかんないけど戦闘場面は熱いよ!

わからんなりに説明してみると、「I-ブレイン」というモノを使って戦うと物理法則を操ることができて魔法使いみたいに技が使えて「騎士剣」って剣で主に一対一の戦いをするよ、って余計に混乱するなコレ。
それまでパーフェクトな世界を作っていた大気制御プラントが暴走し永遠の冬が訪れ、世界大戦が終わったあと人類が激減し、人々は街単位で気候を調整して細々と生きている、と。
そして出会う魔法士の少年錬と、謎の少女フィア。ボーイミーツガールですなぁ。

場面転換が唐突なような気もしますが、そこは慣れで。続巻では改善されてることを祈ろう。うん、ソフトの名前はアインシュタインとラプラスぐらいしかわかんなかったよ!

フィアの命を救うと神戸シティ1000万人の命が失われる。
重いんだよォォ! 少年漫画の定石としては大切な人を守るほうなんですが……葛藤がつらいですね。
その二人以外にも、立ちはだかるほうとして出てくる黒沢祐一も錬の姉兄月夜と真昼と縁浅からぬ人物で、同じくして大切な人を亡くした仲間だったと。

設定大好き。錬もステキなキャラクターですし、このシリーズ読もう。という気ににさせてくれました。執筆速度は遅そうですが……無問題。待ちやすよ。

余談:純珪一さん、このころから熱い絵と繊細な絵とダバ絵が共存してたんだなー。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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