サイコロジカル上 兎吊木垓輔の戯言殺し 西尾維新
サイコロジカル〈上〉兎吊木垓輔の戯言殺し 作:西尾維新 イラスト:竹(take) (講談社ノベルス)
ISBN : 4-06-182283-7 発行年月 : 2002.11
謎を謎のまま放置できる能力が身に付いたのはこのシリーズのおかげか。しかしこの能力の難点は、維新以外の本でやると謎の詳細を忘れてしまうことだ!
友ちゃんのかつての仲間、兎吊木垓輔がとある研究所に幽閉された上に研究のほとんどを横取りされているらしい。助け出すために愛知の山奥に出かけるいーちゃんと友ちゃん音々さん。でも垓輔は開放されたがってはいないようだ。さて、どうしましょう。
サイコロねー。言葉遊びは嫌いじゃないですよ。
友人の弁「維新はミステリを書く気があるんだろうかと思った」
死なないのかと思ったよ。まー、そんなことはなかったのですが。
謎すぎて訳わかんなかった友ちゃんのことが少しずつわかってきて満足満足。でも友ちゃんといーちゃんの過去、明かすつもりは全くないんでしょうねぇ維新。なんだかなぁー。
友ちゃんの本性みたいなのはびっくりしませんよー。感情欠落してるって言ってたじゃん。
感情欠落してるキャラクターなんていっぱいいるじゃーん。
にしても今回の表紙、お菓子に囲まれた友ちゃんもかわいいなぁ。えへ。それしかいいようがないのが苦しいところ。
さてさて、能力講じて詳細を忘れないうちに下も読もうー。
他刊の感想
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