ダーク・バイオレッツ 三上延

ダーク・バイオレッツ 作:三上延 イラスト:成瀬ちさと (電撃文庫)

ダーク・バイオレッツ

ダヴィンチの特集「小説家になる方法」で、サイト持ちから小説家になった例としてインタビューを受けていた人です。今サイトには日記と仕事情報しかないけど、時折興味深い事を書いてらっしゃいます。
でも、人にいわせれば「デビューしてからはっちゃけなくなった」んだそうで。また、ウェブ上の本の感想としても「あのサイトの人がデビューしたっていうから恥ずかしいのを我慢してライトノベルを買ったのに、面白くなかった」という感じのものも存在しています。
しかし、地味ではありますが文章はしっかりしていますし、何気に速筆。渡瀬草一郎さんと共通点が多いのかもしれません。

死んだ人間を見ることができる「紫の目」を持つ神野明良は、通学途中に幽霊ばかりが乗ったバスに乗り合わせてしまう。明良は辛くも逃げ出したものの、後から乗ってしまった女子学生は行方不明になってしまう。バスに乗っていた幽霊はこの街で起きた殺人事件の被害者だったと知った明良は、乗ることを止めることができた御厨柊美と事件を追う。

あとがきによると、知人の昔話がきっかけで生まれた作品なんだそうです。「夏休みに友達と遊んだ記憶があるのに、よく考えるとその友達は夏休みに入る前に死んだはずだ」という。悲しいけどあったかい、しあわせなエピソードだなぁ、と思う。でも本文はそんな話では全然ないのも、ダウジングしようと集まったのに針金忘れる三上氏らしいような(笑)

わお、内容について全然語ってないよ。ごめんなさい。
そして私がのろのろしてるうちに完結しちゃいました。むう。早よ追いつかんとなー。

他巻の感想
7 6 5 4 3 2 1

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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