ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター 上遠野浩平

ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 1)
ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 2)
作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志(電撃文庫)

ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 1) (電撃文庫 (0274)) ISBN : 4-8402-0943-X 発行年月 : 1998.8
ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 2) (電撃文庫 (0275)) ISBN : 4-8402-0944-8 発行年月 : 1998.8

心のパーツをヴィジョンとして見ることができる飛鳥井仁。彼が宙に浮く進化しすぎた少女と出会ったとき、彼に一つの目的が生まれた。世界が抱える危機とその計画はどう化学反応を起こすのか、そして自動的な死神は何を見るのか。ブギーポップ第二作。

何回読んでも何書いたらいいかわかんないなぁもう。
ものすごく不完全で、初読のときも「気になるー!!」しか残らなかった覚えが。どんな話? と聞かれてもなんて説明したらいいのかわかんない。いや、一つの事件としては終わってるんですけど、伏せられた部分が多すぎてキモチワルイ。
「水乃星は続巻で補完されるの?」という質問に「まぁ一応は」と答えられてそこでも不満がたまりかけたりして。

お話はなんだか精神論に傾いていて、「人類補完計画……?」な構想が出てきたり。(元ネタのSFが同じだからね)
でも織機と正樹の恋愛とか琴絵の片思いとかは切なくなるし、マイスタージンガーが鳴り響くところなんかはかっちょいいー。

ちょっと意外だったのはあまり人が死んでいないことだけど(某怪人だけ?)、それもこれも今連載中の「ビートのディシプリン」のための人物説明だったのかなぁと思うのでそれも当然だったのかもしれない。そこまで到達してそのことを踏まえて読むといろいろ発見がきっとあります。多分。「突破ってこんなころから謎だったんだなぁ」とか。

ぼそりと。
細胞膜は破れても血なんか出ないよな……。出るのは細胞液?
あと、携帯普及してなかったんだなぁとしみじみしたり。月日がたつのは早いねぇ。(老)

他刊の感想
笑わない パンドラ 歪曲王 夜明けのブギーポップ ペパーミントの魔術師 エンブリオ浸蝕 エンブリオ炎生 ハートレス・レッド ホーリィ&ゴースト ジンクス・ショップへようこそ オルフェの方舟

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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