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キノの旅VIII-the Beautiful World- 時雨沢恵一

キノの旅 8―the Beautiful World (8) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

キノの旅〈8〉the Beautiful World

意図と結果

想いは 正しく伝わらない
      -I know what you’re thinking.-

「道の国」-Go West!-

よしDVDは3か4か5を優先に。(の前にあんた揃える気やったんかい)
橋の国より長いんかなぁ? ……そりゃすげえ。

「悪いことはできない国」-Black box-

カラー12Pですよ。めがねエルメス萌えー。(一応キノも萌えー)いやー、あんなに似合うと思わんかった。うふ。かわええー。えへらー。だってエルメスはセーラーもブルマもスク水もジャブがなかったから。……四つだったらでもめがねキノが一番萌えるかな~。被害者がいない犯罪なんかいくらしても誰にも迷惑かけないしね。

「渚にて 旅の始まりと終わり」-On the Beach・b-

あー、コレってbやったんかい。そりゃ単体じゃ意味不明だわ(初出:DVD第VI巻特典)
……もーなんつーか、この1年4ヶ月どんだけメディアワークスに貢いできたかって感じだよねぇここまで書いただけでも。あーあーあー。いや、でも黒星さんにならどれだけ払ってもいいっすよ! (時雨沢センセは?)

「歴史のある国」-Don’t Look Back!-

さっすが師匠! いつも通りだ。歴史なんて壊れるときにはすぐ壊れるものだけど。
まったく、パースエイダースミスの前の前の前の職業って何だろね。気になる。

待て。「踊れマンボウ」って何。鬼に金棒? 苦しい?

「愛のある話」-Dinner Party-

らしい話だよね。不条理不条理。

「ラジオな国」-Entertainer-

あーっはっはっは。……マスコミネタ好きだねぇ。

「救われた国」-Confession-

突き詰めればそういうことでいいと思うよ。だれも不幸になってないし。
キノならやらないし。エルメスも置いてかれるし。

「船の国」-On the Beach・a-

長っ。(「何かをするために」の時もそんな出だしだったんじゃない?)
でも、シズとロリのコンボにはこないだやられてるしね……。

程よく切なくていい感じかな。落ち着いちゃった感じだねぇ王子は。いずれそうなるとは思ったけど。

にしても大陸何個あるんだろう。橋の国は海峡程度だったのかな?

他刊の感想
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電撃的コラボレーション小説!!

立ち読みしてきましたごめんなさい。緊縮財政中なので。
完読前に貧血になり倒れそうになりました。トイレに駆け込んだので本屋さんに迷惑はかけていません。……いや、ホントにごめんなさいm(__)m

午後九時に鳴り響くサイレン。場所は豪華客船「MW号」の中。
キーワード「タコ」「電撃」「30」を必ず入れるという制約の中、渡瀬草一郎、三雲岳斗、時雨沢恵一、有沢まみず、成田良悟がそれぞれ描くショートショート。

渡瀬さんの「ぐらんぎにょるの夜」
ええ話やないか……(涙) 完成度は一番のような気がします。さすがです。
みんな、強く生きるのですよ……。
あ、渡瀬さんの小説なのに「幼なじみ」がいなかったよ?! (笑)

三雲さんの「DIVE TO BLUE」
ホントにヴィジュバンド好きなんだねぇ……。(笑)
圧倒されてどこにキーワードがあったのかすらわかんなかったですよ。
三雲さんの第一印象は「下ネタ」になってしまったのですが……いいんですか?

時雨沢さんの「MW号専用掲示板『ウィー・アー・オン・ボード!』」
またエライ斬新なことをばしましたねぇ。
ネットってそんなもんだよねぇー。
次の日の掲示板を見てみたいです。

有沢さんの「万年すだれ禿係長小保田喜八郎の冒険」
かっこええ! ウスラハゲなのに!
人間死ぬ気になりゃなんでもできるっていうけどねー。
いや、その「仕方ない」は才能だよ。

成田さんの「蟻塚と500人の海賊」
ミスター・ハッピーエンドめ、また一日で仕上げたですって?!
みごとに伏線回収してしまいました。やられたわ。相変わらずの成田節。
みんながプロット提出して三雲さんが完成稿提出した時、あなたは何を提出されたのですか……?

おもしろかったー。お金がたまったら、買いに行きたいです……。

追記:
ttp://www.mypress.jp/v2_writers/acta/story/?story_id=472192 うたたね様より引用

(成田氏の感想)
尚且つ最初のページで※のお断りまでついているという親切設計。

うわ! なにが書いてあったんですか?!
思いっきり見逃してたよ……そういえば集中力切れかけた時かー。
もっかい立ち読みに……いけたら行きます。

電撃hp (Volume30)
電撃hp Volume30

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アリソンIII下  陰謀という名の列車 時雨沢恵一

アリソン 3 下 (3) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)
アリソン〈3 下〉陰謀という名の列車 (電撃文庫)

何ぃーー?!
自分が単純でよかったと思うのはこういう瞬間ですね。
またしてやられました。
言われてみればそりゃ不自然だなぁと思うんだけど恋は盲目。(恋?)

二回ほど部屋を転がりました。
ページ数が少なくなって行くにつれドキドキしました。
涙目になりました。

ってほんとにこんなことしか書けない気がするのですが。
あー、何書いたらいいんでしょう。

直前に既刊を読んでおいて正解でした。
キーワード多かったなぁ。

やっと、やっとアリソンネタバレを気にせずネット徘徊ができるー!!
長かった、長かったよ。

扉。かわいい。……でもたけひとさんテイストっぽい気がした。ちょっとびっくり。輪郭線の薄さとか、色使いとかが。両方かわいいからいいんですが。また見分けがつかなくなったらどうしよう。
それと、赤いセーターのアリソンは「アティ先生のセーター着たベルフラウ」に読み替えてもいいような……。前髪がないけど。(笑)

ってーか、帯の言葉本文にないやん。期待したのに。

アリソンみたいな人がもっといたらいいのに。
ムートおばあちゃんのような優しい人がもっともっといればいいのに。
ヴィルのような、幸運にも戦争みたいなもののおかげで幸せになれる人がもっともっともっといればいいのに。現実は? 甘くない。

リリア主役の物語。
読みたいようなこの余韻を大切にしたいような。
ともあれ、この物語を読めてよかったと思います。時雨沢さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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アリソンIII 上 ルトニを車窓から 時雨沢恵一

アリソン〈3 上〉ルトニを車窓から 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

<アリソン〈3 上〉ルトニを車窓から (電撃文庫)

扉絵にもヴィルがいない。本当に大丈夫なのか。

「ロクシェでもスー・ベー・イルでもお酒の飲める年齢ではないヴィル」
結婚はできるんですかあなた?! (笑)

写真撮影。
この写真が序章の前に出てきた唯一の写真ですかー?!
しばし中断。

カメラはフィーの村の面々が金塊を持ち出して購入してくれたとのこと。
これが裏表紙のカメラですかー?!
しばし中断。

他にも「僕達のしでかしたことがどういうことになるのか、なるべく長生きして、結果を見届けようと思います」とか「列車から転落して死にましたなんて、わたしいやよ」とか、いちいち中断して部屋を転がってるから時間がかかって仕方ない。そんなにヴィル好きだったんだなぁわたし。
序章の前にフィーがいなかったことなんて全然気がつかなかったよ。やれやれ。

アリソンのラブラブ大作戦はほほえましいんだけど。だけどー! 落ち着いて見れないよ! はあー。

殺人起きちゃいましたよ。
バッカーノ2001とアリソン2よりはバッカーノ1931に近かったね。

さて、下巻の「よせがき」を読んだ時に「インターネット掲示板で下巻の予想が当たっている人もいた」と書いてあったので、わたしも一晩予想を考えてみようかと。絶対ムリですが。

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アリソンII 真昼の夜の夢 時雨沢恵一

アリソン〈2〉真昼の夜の夢 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

アリソン〈2〉真昼の夜の夢 (電撃文庫)

副題は間違いではないのですよー。ネタバレになってしまうか。
そして某キノゲームの特典ブックカバーについてた作品紹介パロ「暴走飛行士アリソン2 炸裂デート大作戦」も全然間違ってないのですよー。ちなみに無印パロの副題は「華麗なる登場」でした。これも間違ってない。でもキノは「燃えろ炎のキノの旅」とかで合ってなかったのです。楽しいからいいけど。

北国に旅行中のヴィルをアリソンが誘拐します。
そしてCV:子安武人(ドラマCD)のあの英雄さんがとある女性をナンパして空中ダブルデート大作戦なのです。ほほほ。(語弊あり)

前作もそうだけど、序章は再読の為にあるみたいなもんですね。大好きですが。もっとも3上の序章には辿り着く前に叩きのめされましたが……。

アリソンたちの冒険は「国を動かす」ほどの大冒険で、それを実現してしまうジャガイモの大陸はステキだと思うのです。飛行機のことも全くわからないで読んでいるのですが、「ああ、好きな人にはたまらないだろうなぁ」と思うくらいでウザくないのがいい。

キャラクターも。
アリソンの同僚も、ヴィルの同級生も、ベネディクトの部下もみんないいキャラクターしてると思うんだよねー。くすくす笑いたい感じ。

そして。ヴィルが将来を語っている場面。「ラプトアの大学に行くか、首都に行って連邦大検定を受けるか」といってる場面で、3上の冒頭を思い出してあの時点で死亡扱いってことは生きてたとしてもどっちも実現してないんだなぁと思うですよ。ああ悲しい。
もう一つ。アリソンを起こすヴィルの起こし方と3上リリアの起こし方の違いとかもおもしろいですね。
比較ばかりですか。まぁ再読だから仕方ない。

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アリソン 時雨沢恵一

アリソン 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

アリソン (電撃文庫)

大陸が一つしかない世界。山脈と大河に分けられた二つの国は戦争が絶えなかった。
東側の飛行士アリソンは、幼なじみのヴィルの暮らす寄宿舎に遊びに来ていた。嘘つきで有名なおじいさんの「戦争を終わらせることのできるだけの価値を持った宝のありかを知っている」という話を聞いている途中におじいさんが誘拐されてしまう。それを追うアリソンとヴィル。
プロペラ機が飛び交うアドベンチャーストーリー。

十行ぐらいで友人にあらすじ解説したら宝の正体言い当てられました。そんな話(笑) キノが生理的に受け付けないとおっしゃられる方には決してオススメできません。でも今回のあらすじはばれないように書きましたよ?

傍若無人なおてんば娘アリソンと、その後をついていくだけじゃなく肝心な時には決断する力を持った秀才ヴィルのコンビがなんともいいのです。結局アリソンはヴィルの子分なんだなぁ、みたいな。

そうなんですよね、初読のときには何の感慨も沸かなかった。感想「ふーん。以上」といったカンジ。でも読み返したらけっこうドキドキしましたよ。
けっこうってなんだ。(笑)
初恋の甘酸っぱさとか、ヴィルの毒舌とか、いいんですよ。

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キノの旅「記憶の国」  時雨沢恵一

キノの旅-the Beautiful World- -記憶の国 Their Memories-(CD付き) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (メディアワークス)

キノの旅-the Beautiful World-  -記憶の国 Their Memories-(CD付き) (電撃文庫ビジュアルノベル) ISBN : 4-8402-2525-7 発行年月 : 2003.12

噂のビジュアルノベル。PS2ソフトで充分だろうが。と言わないでやってください。言うなれば絵本。なんつーか、時雨沢さんより黒星さんは大丈夫なのかと。すごい忙しそうなのですが。なにやら電撃Play Station Girl’s Styleの表紙もサモンナイト3、抜剣モードのアティ先生とレックス先生だったんですが。すごいっすよ。 黒星 飯塚絵でそのカップリングを見れるとは!! いやいや。(笑)

またまた発売日を忘れていたりしましたが、発売日の前日に気づいたのでまぁいいかと。本屋はしごしちまったい。来た道を戻るのはむなしいよね……。

どーも、ヴんこあたりから壊れてますよ時雨沢さん。そのオチはないだろうと。(笑) 既刊の話の中でもっと絵本に向いた話はいくらでもあっただろうよ、と思うのですがどうでしょう。
帯とか完全に詐欺じゃない? 

最近キノがちょっともの憂げな表情をしております。なんとなく、なんだろうなぁ、そんなにセクシーさをウリにせんでもええのになぁ、と。結論は本と考えれば「高いだろう」。CDはゆるりと楽しめます。しかしレポートなどでせっぱ詰まってる時には絶対聴いたらイカン類いのCDですな。和んでしまって仕事になりません。眠れない夜にはもってこいです。カノン好きー。合唱で歌った「遠い日の歌」で全パートのスキャットも覚えたしなぁー。でも「The Beautiful World」三枚目なんだが。シングルとDVD特典CDドラマとこれ(笑)。

キノはそこそこ売れると思うけど、第二弾の橋本紡と第三弾の阿智太郎は大丈夫だろうか。CDついてないのに1500円。うーむ。

他刊の感想
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キノの旅VII-the Beautiful World- 時雨沢恵一

キノの旅〈7〉the Beautiful World 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

キノの旅〈7〉the Beautiful World ISBN : 4-8402-2386-6 発行年月 : 2003.6

本音と建前
(ここでやっとリアルタイムに新刊を買うことができました。嬉。)

  生きていると 悲しい
生きていることは 悲しくない
   -I am alive. –

プロローグ 「何かをするために・b」 -life goes on. b-

迷ってるキノ。どんな人でも迷うことはあるんだねぇ。

第一話 「迷惑な国」 -Leave Only Footsteps!-

キノが初めて「五日から十日」の滞在を求めた国です。ちょっとびっくりします。
その種明かしは「土地を踏み荒らして移動する国」に入国して「山間の平野をすべて塞いでいる国」の入国関税(森の人)を払わずに向こうの平野に抜けること。
「移動する国」は圧倒的な軍事力を持っていて、見事に「通せんぼの国」を突破してくれます。畑と一軒の家とサイロを踏み潰して。
 その家のおばあさんは関税をふんだくっているわけでもないのに住むところがなくなっちゃってホントにかわいそう。ちゃんと生活保障してあげてね「通せんぼの国」。
にしても、一つの国にキノが属してたらピンチになるたびにヒーローになってるような気がするな。

第二話 「ある愛の国」 -Stray King-

師匠とその弟子の話。今回は絵本風ではありません。その代わり師匠のガンアクションもありません。師匠はやっぱりがっぽり儲けて、ひとりの王様が幸せになったみたいだから平和な話だなぁ。

第三話 「川原にて」 -Intermisson-

シズと陸の話。バギーとの馴れ初めが語られます。戦場からかっぱらって来たから「強襲用のバギー」に乗ってたんですねー。にしても陸と国から逃げてきたんだと思ってたら「バギーに乗ったシズ」に陸が合流したんだな。陸との馴れ初めも気になります。
陸も「死ぬべきところで死ねなかった」んだろうか? (どんな犬や)

第四話 「冬の話」 -D-

宗教的理由の為に「治療行為」が禁止されている国で次の春まで「異教徒」として安楽死の仕事を請け負うキノ。そこに新たな異教徒がやってきた。その人が「仕事」に向かった次の日からキノには仕事がなくなった。

D……doctor, Death, いろいろあるなぁ。
でもここは料理下手なキノに萌え! 「人を喰った話」での鮮やかな手さばきはなんなんだ……だんだん上手くなるんだよねぇ? (笑)

第五話 「森の中のお茶会の話」 -Thank You-

師匠と弟子の話。今度は絵本調です。森の中でおじいさんにお茶会に招かれた師匠。温和そうな老夫婦の正体は!

Thank Youって「!」が付かないと物悲しいなぁ。と思うのはこの話を読んだ後だからか。
しかしここは、幽霊にビビリながら顔色変えずに銃をぶっ放す師匠萌え。(オイ!)

第六話 「嘘つき達の国」 -Waiting For You-

革命軍主要メンバーの警察官と王女の悲恋。でも今はみんな幸せ。
みんな優しい嘘つき。そしてみんな騙されてる。

ウソップ思い出したなぁ……
トランスにも似てるかもしれない。「私の愛する人は精神を病んでいます。ですが、私は、とても幸福です。」
……あの芝居は全員病んでるからなんだかなぁ、だけど。

エピローグ 「何かをするために・a」 -life goes on. a-

長っ!
いやいや、そうじゃなくて。
ここで初めて「旅人キノ」が誕生しました。
エピローグ・プロローグで別人です。ちょっとやられたなぁ。
しかし、キノは出立する時どうやってカノンかっぱらったんだろう。

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キノの旅VI-the Beautiful World- 時雨沢恵一

キノの旅〈6〉 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

キノの旅〈6〉the Beautiful World ISBN : 4-8402-2155-3 発行年月 : 2002.8

狂気

誓えないと誓います
誓わないと誓えます

誓えないと誓えます
-I don’t trust me.-

口絵 「入れない国」 -Reasonable-

春夏秋冬ー。
hp掲載の時は秋で止まってました。入れてよかったねー。しかし、門番そんな決定権をもっているのか? 実はエラい人? 

口絵 「中立な話」 -All Alone-

「一人のシズが」「一人のキノが」「一人の師匠が」
見事にオチだよ師匠。(笑)
みんなの特徴が見事に出たね。

口絵 「戦車の話」 -Life Goes On.-

目的を与えられなかったロボットと、絶対に果たせない目的を与えられた戦車。その命令は優しさからのものだったのでしょうか、憎しみからのものだったのでしょうか。
彼は自分を見つけられるでしょうか。

アニメ「本の国」に登場した浮遊戦車は、立木文彦さんが声を当てられてました。
イエー。カッコイイ。

第一話 「彼女の旅」 -Chances-

ブラック「償い」。
復讐って、むなしくないのかなぁ。あのあと後追いとかしてませんかねぇアノ人。

傍観者キノ。
彼女は神様じゃないから。そのスタンスは宗教的、と思わなくもない。自然ってヤツ?

第二話 「彼女の旅」 -Love and bullets‐

ブラック、ブラックー!! (泣)
反戦するにも義務と責任がー。
スイスみたいに調停役買って出るとかしなきゃだめよー。

第三話 「花火の国」 -Fire at Will!-

贈り物。裏のない善意はないといいます。じゃ、贈っている国は何者でしょうか。
偵察に来た国にもっと近くて狙われてる国?

自分で軍備増強したほうが早いっちゅうねん。

第四話 「長のいる国」 ‐I need you.-

ボーイミーツガールin師匠。でもないです(笑)
峠越えを対物でかましてくれます。カッコイー。
ハンサムはどうやってこの国まで来たんでしょうねぇ。「優しい国」で探してるみたいだったからやっぱり師匠が好きだったのかしら?

第五話 「忘れない国」 -Not Again-

忘れないだけではダメ。対策しなきゃ。繰り返ってしまいます(?)。
イベントは、忘れないことと対策を兼ね備えたものにしましょう。(笑)

第六話 「安全な国」 -For His Safety-

ええと、片腹痛いですね。
ウチの中学も生徒会が運動するまでマフラー禁止でした。クビシメごっことかしないし!

なんと、この話のダイジェスト版が朝日新聞土曜版に広告として載りました。実は時雨沢先生ニヤニヤ?

第七話 「旅の途中」 -Intermission-

会話文なしの絵本調。挿絵がカワイイーv
蒼い人は、傍観者?
応援はしてくれていたみたいですが。

第八話 「祝福のつもり」 -How Much Do I Pay For?-

シズ様変身前。でもやっぱり優しい人です。
同じような寂しさを持った「優しい国」より好きです。ラファは色々頑張ったから。
どちらが時雨沢先生らしい話かといえば圧倒的に「優しい国」でしょうけども。

プロローグ・エピローグ 「誓い」 -a Kitchen Knife-

包丁ですよ奥さん。こわいっすよお父さん。
この12年後がアレかよオイ……。子供は所有物ではありませんよー。

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キノの旅V-the Beautiful World- 時雨沢恵一

キノの旅〈5〉the Beautiful World 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

キノの旅〈5〉the Beautiful World ISBN : 4-8402-2013-1 発行年月 : 2002.1

義務と責任

美しいと思うから 美しいと思う
-Have I Ever Seen the Beautiful World?-

第一話 「あの時の事」 -Blue Rose-

王子様でもできないこと。王子様だからこそできないこと。

青いバラ、できつつあるみたいですね。
でも浜名湖花博にでるヤツは青いバラとは認めんぞ。あんなの水色のバラだ!!

第二話 「人を殺すことが出来る国」 -jungle’s Rule-

人を殺すことができるのにとっても治安のいい国。
レーゲルさんいいキャラだよなぁ。やり直せる国があってよかったよー。
あの国で一番怖いものはやっぱりホールのミルクレープなんだろうか(笑)

第三話 「店の話」 -For Sale-

カンチガイっぷりとかわりと好きなんですが。需要がないと市場ってのは機能しないものなんで。
あの人は静かにあそこで暮らすとして、彼が死んだ後旅人がスイッチ入れてもうたりとか、ブルドーザーで店壊そうとしたりした日にゃぁ……えらいとこやなぁ。

第四話 「英雄達の国」 -No Hero-

戦闘編。
評価が分かれるところですが。戦術とかよくわかんないけどグレネード撃ち落としたときは流石にびっくりしたなぁー。そんなんできるんや。キノって強えー。(何を今さら)
なんで戦わんといかんのかが分からんところがなんとなく納得いかないけど。

第五話 「英雄達の国」 -Seven Heroes-

フルート入手編。
敵がいないのに皆兵制度。ふつうは「花火の国」みたいに鈍感になるものだと思うけど、用心深い民族だ。
元は二つの国だったからか。

第六話 「のどかな国」 -jog Trot-

シズの旅は続く。(笑)
ほら、のどかなんじゃなくて、きっとそのくらい刺激があると平凡な生活送ってても楽しいんだよ。ごめん、多分ウソ。

第七話 「予言の国」 -We NO the Future.-

未来がないことを知っていることは幸せだろうか?
そして予言は当たりそうなのがまた辛いところ。

というか、司祭様、新興宗教初心者ですか?
そこは「私の力で世界の危機が救われた!」っていって信者増やすチャンスだよ(笑)

第八話 「用心棒」 -Stand‐bys-

どっから見ても師匠らしい話。
極悪非道だよなぁー。
眼には眼を。って感じでしょうか。

第九話 「塩の平原の話」 -Family Business-

自分のことは棚に上げて……。
鏡のような存在って必要だよね。

第十話 「病気の国」 -For you-

現代医学はナチスの人体実験によって飛躍的に発展した、といわれます。
でも切ないなぁー。

イナーシャとコール中尉のその後は画集に少し載っています。
運命的といえばその通り。
しかし、コール中尉は彼女を見る度に苦しむのかもしれませんね。

プロローグ・エピローグ 「夕日の中で」 -Will-

アイデンティティ。
美しいと思うものが人それぞれなら、醜いと思うものも人それぞれ。
狂気も人それぞれ。でしょうか?

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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