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ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 上遠野浩平

ブギーポップ・オーバードライブ歪曲王 作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志(電撃文庫)

ブギーポップ・オーバードライブ歪曲王 ISBN : 4-8402-1088-8  発行年月 : 1998.12

さまざまなグループ会社を経営していた寺月恭一郎が死んだ。その遺産となった異質な建物、ムーンテンプル。一日だけアミューズメントパークとして公開されることになったが、客が入ったとたんに閉ざされる。そして人々に語りかける「歪曲王」は一人一人の心のゆがみを黄金に変えるといい、夢の世界へいざなう。

世界の敵(?)、ついに精神攻撃までかましてきました。キーワードは癒し、みたいです。

これまた感想書きにくいよなぁ。結局何がしたかったのかわかんないしなぁ。
当初はブギーポップの物語をココで終わらせる予定だったと聞いたけど、ブギーの笑った意味とかわかんないしな。何が終わったんだか全然わかんないのは私だけですか。
新刻敬の失恋が終わったのはわかるけど、あくまで「笑わない」が終わっただけだよな。

仕掛けを作ったのは寺月、そこに乗っかってたのが歪曲王。
歪曲王って寺月がいなかったら全面的に人の役に立たないか?

COME WITH MEは唯一音源持ってるあとがき曲だ! (ラルク経由)
そうですか、ゾーラギはハリウッド版ゴジラですか。
そういやSTAIRWAY TO HEAVENという言葉を知ったのもラルク経由だな……。

という煮え切らないことを書きつつ、読み返してみてもやっぱりよくわかんなかった。
また気づいたことがあれば書きます。

他刊の感想
笑わない VSイマジネーター パンドラ 夜明けのブギーポップ ペパーミントの魔術師 エンブリオ浸蝕 エンブリオ炎生 ハートレス・レッド ホーリィ&ゴースト ジンクス・ショップへようこそ オルフェの方舟

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ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ 上遠野浩平

ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ 作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志(電撃文庫)

ブギーポップ・イン・ザ・ミラー「パンドラ」 ISBN : 4-8402-1035-7  発行年月 : 1998.12

未来を予知する”才能”を持った少年たち同士が出会い、6人でチームを組んだ。何でもできると思っていた。彼らがある少女を助けた時、彼らに世界の運命が委ねられていた。それは誰も知らなかった真実、生きてきた意味をも決める戦い。

間違いなく名作なんだろうけど……切ねーんだよー!! 泣けるんだよー!! あいつらが助かる方法はなかったのかよー!!

再読すると見開きカラーだけで泣けてきます。あんなに明るい絵だというのに。みんな笑ってるのに。前作は人間は死ななかったのにこの変わり身の早さは何!!
人殺すのは反則だよなー、と思いつつ、この前向きな儚さが見事、とも思う。

学校に通いながら過ごす時間のけだるさと無力感と孤独と希望と、運命の気まぐれを書かせたらこの人は上手い。多視点で状況を説明していく手法もめちゃくちゃ決まっている。凪もあんまり出張ってこなくてサイコー。

「一番美しい時に死ぬ」モチーフはブギーも「海賊島事件」の夜壬琥姫も同じだったんだなーと今さら気づきました。
あと、しずるさんの「七倍の呪い」とパンドラもカインの話で繋がってたんだなとか。

ちなみに、辻希美は歌ったり踊ったりはしません。絵が上手いクールな女の子です。もう一人の彼女がお茶の間に登場するよりこの本の出版のほうが早いはず。

他刊の感想
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ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター 上遠野浩平

ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 1)
ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 2)
作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志(電撃文庫)

ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 1) (電撃文庫 (0274)) ISBN : 4-8402-0943-X 発行年月 : 1998.8
ブギーポップ・リターンズVSイマジネーター (Part 2) (電撃文庫 (0275)) ISBN : 4-8402-0944-8 発行年月 : 1998.8

心のパーツをヴィジョンとして見ることができる飛鳥井仁。彼が宙に浮く進化しすぎた少女と出会ったとき、彼に一つの目的が生まれた。世界が抱える危機とその計画はどう化学反応を起こすのか、そして自動的な死神は何を見るのか。ブギーポップ第二作。

何回読んでも何書いたらいいかわかんないなぁもう。
ものすごく不完全で、初読のときも「気になるー!!」しか残らなかった覚えが。どんな話? と聞かれてもなんて説明したらいいのかわかんない。いや、一つの事件としては終わってるんですけど、伏せられた部分が多すぎてキモチワルイ。
「水乃星は続巻で補完されるの?」という質問に「まぁ一応は」と答えられてそこでも不満がたまりかけたりして。

お話はなんだか精神論に傾いていて、「人類補完計画……?」な構想が出てきたり。(元ネタのSFが同じだからね)
でも織機と正樹の恋愛とか琴絵の片思いとかは切なくなるし、マイスタージンガーが鳴り響くところなんかはかっちょいいー。

ちょっと意外だったのはあまり人が死んでいないことだけど(某怪人だけ?)、それもこれも今連載中の「ビートのディシプリン」のための人物説明だったのかなぁと思うのでそれも当然だったのかもしれない。そこまで到達してそのことを踏まえて読むといろいろ発見がきっとあります。多分。「突破ってこんなころから謎だったんだなぁ」とか。

ぼそりと。
細胞膜は破れても血なんか出ないよな……。出るのは細胞液?
あと、携帯普及してなかったんだなぁとしみじみしたり。月日がたつのは早いねぇ。(老)

他刊の感想
笑わない パンドラ 歪曲王 夜明けのブギーポップ ペパーミントの魔術師 エンブリオ浸蝕 エンブリオ炎生 ハートレス・レッド ホーリィ&ゴースト ジンクス・ショップへようこそ オルフェの方舟

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ブギーポップは笑わない 上遠野浩平

ブギーポップは笑わない 作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志 (電撃文庫)
→過去日記の転載

<ブギーポップは笑わない ISBN : 4-8402-0804-2 発行年月 : 1998.2

「世界の敵」を感知すると自動的に浮かび上がってくる変身ヒーロー「ブギーポップ」。深陽学園でその事件は起こった。
竹田啓司はブギーポップの正体を知って戸惑った。
末間和子は秀才不良少女の意外な裏の顔を知って頼もしく思った。
早乙女正美は殺戮者に襲われながら快感を覚えていた。
木村明雄は友達以上恋人未満の彼女がいなくなって、どことなく空虚な生活を送っていた。
新刻敬は失恋と同時に、世界の敵を倒すことの一助を担うことになって混乱しつつも冷静に振り返る。

5人の視点で語られる世界の危機の真相。思春期の閉塞した虚無感が全体を覆う、都市伝説に隠れた非日常の物語。

噂はかねがね伺っておりました。アニメも最終回だけなぜかビデオに録りました。もうなにがなんだかわからなかったですが。でも初めて読んだんだぁ。みんな面白いよって薦めてくれるのに、「一巻だけなくなった」っていうんだ。どういうこと? (笑)
「統和機構」っていつ出てくるんだろうと思って読んでたら、終わっちゃった。
人物関係も大体わかってたし、できれば白紙の状態で読みたかったものの一つ。
高校生の時に読んでいればそれなりにはまったかもしれない。
しかし。緒方さんの挿絵の話はよく聞いていたのだけれども。ブギーの初登場シーンを読んで一言。「黒いブギーの絵なんて見たことねぇ……」一巻からわりと本文と違ってたのね。いや、実写版映画のいでたちとかだったら困る、というか人気出なかったと思うけど。
ところで私は古本でこの本を購入したのですが、ページの指があたるところが手垢で汚れていて、この本は前の持ち主に愛されてたんだなぁと思いました。
私はそんなに読み込まないと思うけど、ごめんね。

他刊の感想
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冥王と獣のダンス 上遠野浩平

冥王と獣のダンス 作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志 (電撃文庫)

冥王と獣のダンス (電撃文庫) ISBN : 4-8402-1597-9 発行年月 : 2000.8

 ブギーは三作目の「パンドラ」までしか読んでませんが……読みました。
 

 文明が進んでいるけどある程度滅んでしまっていて庶民はほそぼそと農業をしているような世界。
 一日目、30P弱しか読んでなかったけどそのまま寝たらばっちりそんな世界の夢を見ました。つくづく好きなんだなぁと思います。

 予知能力があっても、よくない結果になることがわかっていても、やりたいと思うことをやってしまう。奇蹟でもなんでもいいや。人間ってそんなものであってほしい。

 ……上遠野浩平のあとがき風の訳のわからん文章になってますな。感想書くのって難しいですね。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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