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[映画]図書館戦争 革命のつばさ

図書館戦争 革命のつばさ Blu-ray特別版[初回限定生産版] 映画パンフレット 図書館戦争 革命のつばさ 

自分も知らない間に堂上担になってて驚きなんだが!
TVアニメのDVD買った時点ではメディアが堂上推しすぎて文句言ってた程度だったはずなんだが! 怒れるチビかわいいよ! 喋ってる堂上をいっぱい見れてすごく幸せでした。ファーコート反則だと思います! すんげえTVシリーズ見直したいです。DVDはたぶんあのダン箱の中だ! そのダン箱のありかが見当がつかなくて困っている。

アニメ化にあたって男性陣は割を食い過ぎだと思います。特に堂上な。どんだけ弱ってんだよ。手塚も映画版で特に活躍するところがない有様だよ! 主に兄貴と柴崎に振り回されてるだけとか! 小牧は割とそのままかな……(自信がない)

梅田で見たので「聖地で見る幸せ!」とか思っていたら大阪上陸の時点で南海通りが大写しとか……なんばかよ! ワールドチケットセンターいつもお世話になってます押忍! あーなんばには紀伊國屋ないわー旭屋だわー革命のカバーになれないわー。無理やりしたとしても地下街のなんの変哲もない店頭だからデザインしにくいわー。(映画記念カバー梅田店は危機です)カーチェイスが見慣れた川のほとりの遊歩道でびっくりしたわ。まあ広いですけどあそこ! 中之島図書館の近く疾走するなら何かしら関西図書隊の関連施設がありそうだけどな!? 変更した理由もまあわかるけど、あの決着方法には無茶をするなと言いたい。どんな判断だ!

小ネタとしては、稲嶺司令宅の背景に火焰土器っぽい模様が見えたりとかハート形土偶が置いてあったりしてなんなの稲嶺司令考古学マニアなの? と思ったりとか。
当麻蔵人が暇つぶしに折り紙折ってたのは児童書執筆構想の伏線かな、と思ったけどイメージが結びつかないな! せめて娘がいる設定ならもうちょっと自然だったかなと思うけど。息子にはあんまり折り紙折ってやったりしませんよね。偏見だけど。
そしてエンタメ作家になったおかげで、脳内想定作家が福井晴敏から伊坂幸太郎になったような軽さ。いや、大喜びですけどね? 伊坂大好きだけどね? 堂上の読書趣味がけっこう軽くなったなという感じ。
あとあれ! 彦江司令? のキャラデザが攻殻の課長にしか見えなくてびっくりしたよ! 課長がちょっと敵寄りとか怖すぎるよ! TVシリーズにいたっけいたはずだよな……まだあのころ攻殻見てなかったけな。4年長いわ。その後の前野のアニメ寄りシーンでの活躍具合から見てもそれは明らかなんですけどね。

今回何も情報を仕入れないで行ったので、スタッフロールで「当麻蔵人:イッセー尾形」を見た時も驚いたけど「六道・マーク・イングラム:小出祐介」にも腰抜かしたわ! 「え? 小出恵介の間違いじゃないよな!?」とか思った。(恵介でもそれはそれでびっくりだわ) あの外人金髪のくせに日系かよ! ってとこからビックリだわ!
お陰でエンディング曲がカノン進行とか全く気づきませんでしたわ。悔しいわものすごい悔しいわ。

ここまで楽しんでおいて本当になんなんだけれども、有川浩が日本で戦争ラブコメやりたくて作り上げた舞台だと承知でツッコミを入れると、
最初にメディア良化委員会が武装する理由がいくら考えても見つからない
印刷業界で武力が必要になる状況ってなんだよ! 今でも危うい本屋は本当に危機にさらされただろうな! よく生き残ったな紀伊國屋。

結論:流れ的には不満だけどアニメがなかったら堂上坦になることはなかった。あの幸せな2時間はなかった。幸せだった。
今後の希望としては、玄田隊長と緒方さんのおっさん臭いスピンオフとか見たいです! 中間管理職の悲哀みたいな感じで緒方さん目線でどうですか! パンフレットでも唯一のカットが金髪外人よりも小さくて悲しかった! もっと縁の下の力持ちにスポットライトを!

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小耳に挟んだリアル機研(キケン)

とある大学には「学部対抗:午前二時の単車レース」というものがあったそうだ。

会場は、「校門から教室までが遠すぎて自家用車が欲しい」と言われる構内。エントリは

  • 「機械いじりが本職:工学部」
  • 「日々新しい化学物質に出会っている:薬学部」
  • 「お金持ちの子息が多い:歯学部」。

例えば薬学部の得意分野はエンジンではなくオイル周りの改良。

60km/時制限の外し方:工学部=自力、薬学部=制限がかかる前の古い車体を探してくる、歯学部=金を積んで店に改造してもらう。など(一応私有地なので道路交通法は適用されない、と思う) コースに階段などもあって担ぐための軽量化もテーマの一つでシャーシを削ったりするそうだ。残り200mはガチンコ勝負。なんだって。

※大変危ないしたぶん法に触れるので真似は絶対にしないようにしましょう

……うちにはサークル内で缶蹴り、ぐらいしかなかったぞ。大人の本気のカンケリわりとおもろい。1 トロフィーもあった。(怪我には気をつけよう)


キケン


有川 浩 
キケン
発行 : 新潮社 
定価 : ¥ 1,470
ISBN : 4103018720
発行日 : 2010-01-21
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  1. DABADVDのようなもの? []

「阪急電車」はタイミングの悪い公開だったかもしれない

自粛ムードが批判されつつまだまだ払拭できなかった時期にACのCMにまみれて放送された電車のホームに佇むウエディングドレスを着た中谷美紀。ちょっとタイミングが悪かったような。しかも物語の舞台、今津線は17年前の被災地である。作者の有川浩が関西に住み始めて十余年というから、当然当時の被災地の状況や復興具合など描かれてはいない。さらには映画が始まって早々ヒロインの立場を思うといたたまれない感じのこの映画館の空気。現実のことだとしたら人物の行動がありえない、絶対そんなに遭遇しない、タイミングがよすぎるetcetc。

でも我らの有川浩姐なら言うだろう。「ご都合主義で何が悪い! フィクションだからできることがあるんだ!」と。

そして私も思う、震災で傷ついた多くの心に癒しをもたらしたのは確かだと。みんなそれぞれ前に向いて生きていこうとする姿は頼もしかったと。エンターテイメントをありがとうございます。

図書館戦争も劇場に観にいくんだからな!!!

ベタ甘愛してる、この足で私も歩いていくんだ、と今日この日に宣言させていただく。

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[映画] 阪急電車 のメモ

阪急電車 作:有川 浩(幻冬舎文庫)
4344415132 阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]

阪急電鉄の関西人のイメージとしては阪急はオシャレで上品な住宅地で阪神は下町、JRはガード下が通の人が使いこなしてる商店街みたいな感じです。(神戸線)

開演10分前に滑り込んで二列目で首が若干痛くなったけどすごく楽しかったです。
「どんな話の映画?」って聞かれて「ちょっと有川っぽくえぐくてちょっと笑えていい話」と答えた。全く説明になってねえ。

始まってすぐはいたたまれない場面が続くんだけど、続いていくにつれ引き込まれます。
最初は人物紹介なども入って群像劇スキーにはたまらない構成。

以下箇条書きメモ

  • 安めぐみ美人じゃん安めぐみの本気は中谷美紀の本気より一般受けがするような
  • にしても討ち入り衣装は肩出しまで念入りで周到でした
  • えっ肉まんって千切って食べるものなんですか? 中身出ちゃわない?
  • 軍オタがんばれ
  • 軍オタパートの時だけアニメーション演出がついてたのはなんなんだ
  • 正直スタッフロールで南果歩ってみて「どこにおったん?」って思って「あああ! すんごい自然に関西の人のいいおばちゃんやったやんすごい!」と思った
  • おばあちゃんかっこいい
  • おばあちゃん関西弁? って思ったけどアクセントが関西弁か……いるいるあそこらへんすごく上品なおばあちゃんおる
  • おばあちゃんの娘時代に通過した屋根白いヤツは最近の型の車両やんな……? ノーマルのも他の場面で走ってたのにもったいない っておばあちゃんの娘時代の車両を知らないわけだが
  • 戸田恵梨香足長い!! (そこ)
  • 二軒分の家事してるって普通にすごいよなあ
  • フォントがかわいくてスタッフロール皿のようにしてみてたけど表示はなかった
  • 関西テレビと読売テレビと高知さんさんテレビ……? 最後なによ作者出身地つながりか
  • アホ彼氏の馴れ初めがガッツリカットされててもったいなかった。にしてもこの元ネタの「有川さんが電車で聞いた女子高生の話」の子はちょっと元ネタの権利料とかもらっていいと思う
  • にしても大学にそこが第一志望の人ってあんまりいない気がするのだが関学クラスになると違うのだろうか
  • 「生」がエンディングにしか使われてなくて映画しか知らない人置いてけぼりじゃないかインパクトはあるけど再現かなり大変だっただろうしもったいないよ

満開桜の間を駆け抜けていく電車はすごく綺麗な絵でした。
残念なところは中谷美紀が関西弁でなかったところか

あと神戸行ったときに「駅構内限定掌編ポスター」みたいなのがあると中吊り広告で見かけてすごく悔しくなりました。三宮では見つけられなかったんだけど……? (降りた先は神戸高速だった)
まあ、阪急なんて神戸線しか乗ったことないんですけどね! 西宮北口通過したことしかないんですけどね! 嘘つきました千里線と京都線も乗ったことあります

ハードカバー発売日のころに読んだだけなので文庫を読み直したいなと。
オカンに大体の話したら見事に結婚式討ち入りの話しか覚えてないっぽかった。
(ちなみに阪急電車あたりまでの有川著作で「こういうのは面白いと思うけど図書館で戦争とかは理解できない」と他人の前で言われましたヒャッハア)

アホ彼氏の彼女がSPECの雅ちゃんだった
暴力彼氏がウルトラマンだった
軍オタがドラッグオンドラグーンの主人公っていうかデカルトかよ映画二連続かよ00と連続俳優がいるとは思わなかったよなんかすっごいガタイのいい人だったイメージがあるんだけどあれは幻か
……間にマクロスFが入る予定だったしな

それから「プリンセストヨトミ」の予告がかっこよかったです。ホルモーも好きだったし見に行きたいです。
……今回原作読んでないからアレなんだけれども
(原作を読んだ上で程よく忘れたころにメディアミックスを見て悶々としてもう一回ずつ体験しなおすのがいつもの手順です)

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再読:海の底

海の底

ネット上でこの小説の話題が出てるのを見て再読したらやっぱり燃え上がったでござる。
後日潭の「クジラの彼」まで読んでもうなんだか幸せな気分になるなる。

今の時期なら季節もぴったり! 4月7日から13日の出来事を綴った物語である。(2004年だけど)
怪獣パニックモノで恋愛モノでオススメ。
「災害出動」なんかもタイムリーな単語ではあるかな。

手元にあるのは単行本なので、文庫版と相違あればご容赦願いたい。

一つ、作者は軍オタである。
一つ、作者は執筆前にチャット仲間で実際に自衛隊チーム、警察チーム、米軍チームなど役割を演じてもらって事件を再現し、時系列の骨組みを作ったらしい。
一つ、いろんな方面のオタが活躍する。
一つ、小説の中でもBBSのログという形でパニックが広がっていく様子などが描写されている。
一つ、その後を書いた短編が収められている本は、完全に恋愛小説本である。(みんな自衛隊関係だけどね)

事件の始まりは、巨大な『人喰い』ザリガニの群れが横須賀桜祭りの会場を襲ったこと。
子供たちを避難させた海上自衛隊所属の潜水艦「きりしお」は、米軍横須賀基地の中で孤立することになる。

軍備などの描写は男性も感心するものだが、心理描写や子供に対する言動やとある事柄については女性にしか描けないえぐさがあるように思う。
「俺たち自衛官だからね、民間人の意思は尊重するよ」
この一文がどれだけ残酷であることか。
家の事情なんかは「フリーター、家を買う。」なんかに通ずるものがある。
そりゃあ海上保安庁巡視船はろくな武器持ってねえよ、攻撃されるのが仕事だもん

終盤は盛り上がりに欠ける気がするけど、そこでもうひとつ苦難が降りかかってきても嫌なのでこれでいい。

にしても夏木と堂上(図書館戦争)入れ替えてもわっかんねえな、と思った自分は多分何か間違ってる。夏木のほうが直情的ででっかくて不器用なのか。まあ、堂上が尻の下に敷かれるイメージはないかなあ。別冊が手元にないからあれだけれどもあああ。冬原と小牧の違いはわかるんだけど……。

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別冊図書館戦争1メモ

別冊 図書館戦争〈1〉 別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ) 

別冊図書館戦争1 

「明日は時々血の雨が降るでしょう」
・ベタ甘でニヤニヤでは収まらなかったんですが(笑いこらえるのに苦労した) →家で読めよ
・小牧、お前もかっ
・アニメキャラデザ的には手塚よりも堂上が学生に見え(げほっ
・手塚そんなにオトコマエか。おしゃれ控えろって言われるくらいかっ
・手塚、お前もかっ
・機械のごとく書き写せ
・いつか殺すリスト。最近作ってないなぁ。
・返り血の似合う彼女……
・にこの返し。なんじゃこのベタ甘
・15分て上戸すぎるぞ小牧。いい班なんだなー

「一番ほしい物は何ですか」
・手塚……・゚・(ノД`)・゚・。
・堂上デレ度アップしすぎ
・柴崎、お前もか
・よりにもよってしおり紐挟まってるページがP111
・殺し文句、言えるようになるかなー

「触りたい・触られたい二月」
・育てゲー(笑
・どこまで我慢させる気だ。 ……って変な汁出た
・やーきーもーきー
・なにこの修羅場
・テロが起きてほっとするってこれ何小説?
・そしてやっぱりらーぶーらーぶー
・指揮権は置いてけ! どこまでツンデレだ!
・その後もラーブーラーブー 私が指フェチと知っての所業か!
・やり逃げ(笑

「こらえる声」
・泊まるだけでもったいない
・逃げるつもりなら荷物も持っていきます!
・着脱に雰囲気の欠片も発生しません!
・有川さん、僕にも夢を観させて下さい・゚・(ノД`)・゚・。
・堂上二正、肩はいつ痛められたのですか?
・思い切り噛み付かれたんだぞ! →爆笑 斜め上すぎる!
・生身の肉を噛むな! →爆笑
・空気を読めないのはいつものことだ、素で行ってこい
・柴崎、あんたも女なんだな
・っていうかこんな重い話になんて枕なんだ有川ッァァァ!
・よかったなああああ・゚・(ノ∀`)・゚・。

「シアワセになりましょう」
・「ウソーーーーーっ!」
・「却下」
・「……いろいろ失敗した」
・「やりづらいことこのうえなし」
・木島ジン
・良化委員会が検閲にきてほっとするって(以下略
・仲直りまでツンデレです堂上! っていうかそこまで一ッ飛びー!?

結論:堂上、どんだけ苦労してんだよ・゚・(ノД`)・゚・。

いや、一番やりづらくなるときは隊内カップルが別れてしまったときだろうなぁ。

あとがきに「ホントにホントにこれが最後の別冊シリーズです (の筈だよな!? 信じたぞ編集部!)」 とあるわりに本のタイトルが続き出す気満々な「別冊 図書館戦争I」なんですが気のせいでしょうか。別冊シリーズって最初で最後ではなく……??

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有川浩講演会

有川浩さんの講演会in高知県文学館に行ってきました! ちゃんと危機も革命も読んだんすよ! お土産と手紙は友人宅に置き忘れ。編集部にでも送りつけよう。現在高速バスで移動中。

題目は「ライトノベルとイージーな読書」
入っていきなり電撃文庫版塩の街とハードカバー版塩の街の表紙を大きく伸ばした写真がかかったイーゼルが。なぜ? と思ったら「文庫版とハードカバー版でアンケートハガキの年齢層が違いました」という話でした。そうか。

そして「この業界に来て一番足りないと思ったのはエンターテイメント性だと思った」そうです。宮部みゆきさんと恩田陸さんぐらいではないか? とのことで。

出て来た単語はケロロ軍曹、少年ジャンプ、サンデーマガジン、ハチミツとクローバー、花ゆめマーガレットモーニングアフタヌーン、ガンダム鉄腕アトムなど。メモ取ってないのでアレですが、「読書感想文は書いただけでも評価してほしい。表紙がマンガ絵で中身がマンガより、表紙がマンガ絵で中身が活字のほうが差別されるなんておかしな話。マンガが大人にも認知されていったようにライトノベルもそうなる過渡期にあるはずだ。私は大人向けのライトノベルが書きたい」とのことでした。

サイン会はレインツリーの国でお願いしました。順番一つ前の男性が「有川さんも笠原読みされてるんですね」と話しかけられていて、「ミステリも全部キャラ読みでここまで来ました!」っておっしゃられてました。潔さも笠原だー!

感想文について「感想なんか胸の中にしまっておきたい」とおっしゃったのには同意しつつでもこの本を読み終わった時の感動を誰かと語り合いたいって動機で読書ブログ書くのは自然の摂理だよねと思いつつ。

あと監○王子とマリ○ての因果関係の報道は見たことないんでアレなんですけど、関係するような場面マリ○てにあったんですかね。うーむ。「容疑者の本棚を漁るより、エンタテイメントとの距離の取り方を教えるべき!」とおっしゃってたんですが。

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クジラの彼 有川浩

クジラの彼 作:有川浩 イラスト:徒花スクモ (角川書店)

クジラの彼 (2007/02) クジラの彼 (角川文庫) (2010/06)
ISBN-10: 4048737430 ISBN-13: 978-4048737432

短編集です。自衛隊です。ベタ甘ラブストーリーです。だがそれがいい。スピンアウトだったり初めての人たちだったり。6組それぞれいとしすぎる。

クジラの彼
ワカル、その気持ちわかるうううぅぅー! 長いメール打っちゃう自分も悪いんだけどさ、4つぐらい話題を載せて1つめしかレスなかったりあまつ3つ目が質問だったりなんか日にゃあもう! ヘコむっちゅうねん。
つかヤバイ、めっちゃ泣けた。だって、横須賀出てくんだもん。(そりゃ冬原出てくんだから出てくるだろうよ)なぜフェイントだ! と思ってしまったのかって所から自分にダメ出し。あーもー泣いた。

ロールアウト
そう来んのか! ワーキングウーマンに降って沸いた難題。ザ・サニタリー。
高科の理詰めに胸がすくね!
あー、高巳の会社とはまた違うのか。YSも最後の機体が引退したり復活したりしてるからもう一度読み直したいね、空の中。

国防レンアイ
へえー。自衛隊ってやっぱ特殊な職業ですよね。ツンデレとはちょっと違う。(よな?)
ああでも、「恋愛は始まるまでがいちばんいい」って帯にも書いてあるけど、その後もやっぱり見たいな。

有能な彼女
「海の底」読んでたときにこんな後日談聞けるなんて誰が思っただろうか!
冬原が先にゴールインしてるなんて誰が思っただろうか! 夏木がそんな弱気になると誰が思うだろうか! 望がそんなに有能に。そんな彼女に思いもよらない弱点が。
ああもう、じれったいけどほほえましい。ビバ夏木。

脱柵エレジー
へえー。自衛隊って(以下略)
恋愛一つでもかなりハードルが高くなりそうに見えますよね。
そんなコンビもありなのか。そして二人所属が別々になっても多くの悩める若者を説き伏せてしまうのだろうな。

ファイターパイロットの君
ちょ、笑い死ぬ! 「空の中」読んでたときに(以下略)
二度目の涙。高巳ナイスツッコミ!
しかし、恐るべしですよ保育園児の会話。ホントにありそうで怖いわ!
そしてその真の意味を知ったとき、保育園児は大人になるのか。(何の話だよ)

すごく好きな恋愛短編小説集。だからこそなんか、男性に薦めるのはなんか違うと思う。薦めたけど。(どないやねん)

で、これサイン本なんだぜ! (ちょっと自慢)
日付は全然自慢できん。このサイン会の賜物。仕事場に持って行きづらいジュンク堂のブックカバー。

で、その著者近影はなんのコックピットなんですか? すごいいい笑顔ですよね! 嬉しそうだな。

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レインツリーの国 World of delight 有川浩

レインツリーの国 作:有川浩 (新潮社)

レインツリーの国 ISBN : 4-10-301871-2 発行年月 : 2006.9
レインツリーの国 (新潮文庫) ISBN:978-4101276311 発行年月:2009.06

せっかく新潮社から出てるのにライトノベルの感想をネットで探す主人公の話から始まってて吹いた。なんつーか、一般向きじゃないよなぁ。オイラの中では『フェアリーゲーム』のヒロインは髪の毛が水色。まだ終わってないけどアレ。きっと有川さんも大好きだと確証を持っている。(想定されている元ネタは『妖精作戦 (創元SF文庫)』です。)

あー、ちょっと内乱より先に読みたかったかもなぁ。ヒロインの持つものがわかってしまうと伸の行動にハラハラさせられすぎです。ケンカが始まったときには涙がボロボロこぼれた。全然他人事じゃないよ、誰だって言い訳だらけだよ。勝手に怒って勝手に傷ついて傷つけて。障害って個々の体験の大きな一つであって、健常者だって誰にも思い当たる節があるんじゃないかなぁ。
自分は聞き間違いキングでもあるので音の長さや文脈からあてはまる言葉を捜す、って作業はやってるしなぁ。あんまり文脈に沿ったものを見つけ出せなくて素っ頓狂なものを聞き返したりするので変なインパクトを与えている自信はあります! ex.無線LAN→螺旋丸 (それは無線LANより螺旋丸が先に思い浮かぶ言語野に問題があるんじゃなかろうか)耳も悪いんやろうか。でも「耳鳴りがするんですー」って病院に行っても「耳の中を掃除した後は誰でもそうなります」っていわれたんだよ? いや、普段から聞こえるんだが。

ま、オイラの想像なんて「目か耳かどっちかが使い物にならなくなったら『本読んで図星を突かれて1時間ぐらい寝込んでスピッツのアルバム1枚聴いて復活する』という状況は永遠に来なくなるんだ」、ぐらいのものなんだけどね。「音楽を楽しめる人もいる」とのヒロインの弁ですが、オイラが好きなのはメロディーとハモってるベースとかサブギターを追って幸せになる、とかなのできっとその聴きかたは出来なくなるんだろうと思う。低音しか聴こえない状況で私がベースを手にしても、多分何の役にも立たない。

でも「レインツリーの国」っていう概念がいいね。うちの国もちゃんと作らないとなぁ。

それと、大阪弁なら河内よりも和泉が最凶だと思う。河内音頭なんかにだんじり魂が負けるはずが無え! なぁ、元会長さんよ。(誰に向かってしゃべってんの)

ステキなラブストーリーでした。次は是非元地雷処理班の人の話で。

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図書館内乱 有川浩

図書館内乱 作:有川浩 イラスト:徒花スクモ 

図書館内乱 ISBN : 4-8402-3562-7 発行年月 : 2006.9
図書館内乱  図書館戦争シリーズ(2) (角川文庫) ISBN : 978-4043898060 発行年月 : 2011.04

「図書館戦争」は、メディアを扱った点が注目されたのか、いろんなところで紹介を見かけたし本の雑誌の2006年エンターテイメント第一位を取ってからはうちの店でも平積みでしたよ! 男性作家のコーナーで! 移動させましたけどね……私も2週間ぐらい気付かなかった。(「塩の街」からの既読者しっかりしろ)(いや、入っただけで感動しちゃったんだよ)
『メディアを規制されたという設定はリアルかもしれないけどなんで武力行使になるのかわからない』というような感想もネットで見ましたけどデビュー作からの3作が陸海空三部作とか言われてる作者に向かって何を言ってるんですか、というしかありません。LOVEと隊のない有川作品なんて……! (「レインツリーの国」はそういう意味でもすごい読みたいです)
「配達あかずきん」とか「暴れん坊本屋さん」とかと一緒に「書店員の世界を書いた本が注目を浴びています」とかいう記事に紹介されてたときは「いやいや書店員は出てこんよ」と突っ込んでましたが。思い出とか見計らい権限でしか出てこないよな……しゃべったかどうかも思い出せない。

「『戦争』の続編が『内乱』って規模縮小してねえ?」なんて思ってましたがいやあ、やっぱり面白かった。メディアの問題は今回も容赦なく突っ込まれておりますし。コラボった作内小説はどう説明されてるのかと思ったら思いっきりこき下ろされてるし。
そして本編は親をやり過ごしつつ他の隊員にとっても家族はやっぱり大きな存在で。小牧のLOVEは読んでるこっちが恥ずかしくなったわ! なんだろな、自分でも恥ずかしいスイッチがどこではいるのかよくわかんない。いや、ちゃぶ台ひっくり返したくなりつつニヤニヤしつつ楽しんで読むんですけどね。敵に狙い撃ちにされてる二人にも超期待です。
そして図書特殊部隊のツッコミ漫才は今回も健在で。いやあ、査問で上官にツッコむとは思わなんだわ。「図書館戦争」の朗読ってどうなってんのか本気で気になります。
小牧の正論の理由も柴崎の情報屋の由来もキャラを堪能しました! 笠原もパワー全開です。堂上は今回もいつもどおりにかっこいいです。いやでもその程度の情報は書誌学なんて使わなくても絞り込めるんじゃ……いや、それができない人のための方法論が学問か。

イラストは……うわ、鞠の意味だけわからない。出てきたっけ?

梅田の紀伊国屋に行ったら有川さん自筆ポップがありましたよ! 店員さんに許可とって写真とって来ました。

「鬼引き」って方々で聞いてたから覚悟して読んだらそんなにダメージも食らわなかったよ! そんな心配しなくても大丈夫だよ! と胸を張って言えるからかもしれないが。
というわけで「図書館危機」は2月発売ですよ! うわあ、もうちょっとお値段安くなりませんかメディアワークスさん。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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