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悪魔のミカタ7 番外編・ストレイキャット リターン うえお久光

悪魔のミカタ〈7〉番外編・ストレイキャットリターン 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ〈7〉番外編・ストレイキャットリターン ISBN : 4-8402-2269-X 発行年月 : 2003.1

7巻は冬月日奈フューチャー。
何気に表紙2回目じゃないかよ、コウすらまだなのに……まーランドセルだけど。あーそういやイハナ&サクラも2回表紙になってるなー。

そして日奈は10歳でも前巻に引き続きやっぱり名探偵。同級生の相談(?)に乗った小鳥遊のフォローに走ったり、心優しくてええ話じゃぁー。今回のメイン、「世界の危機」にも冷静に立ち向かいます。戦います。いやでもそれを仕掛けたのは小鳥遊義父だが。
新鷹神社に封印されていた破壊神、天津甕星が滅ぼそうとしていた世界を、物語を聞かせることで諦めさせるという戦いをやってのけます。刃物で流血するほど熱演です。主人公が悪魔にミカタする原因であるはずなのに早々に退場してしまい影の薄かったヒロインを見事に印象付けた感じ。

そして日奈の存在を認めた小鳥遊の成長が。いや、最初のページからもうわりと普通の小学生に変わってたんだけど。でも小鳥遊「大人の脳」になるまで、幼稚園の時から図画工作とかどうしてたんだろうねぇ。

最後の予告? も、気になります。いろんな憶測が飛びます。ホントに引きのうまい人だなー。高校生の由真は「青虫みたいに見える何か」をまだ乗っけてるのか、なんて疑問が吹っ飛びました。いやでも気になる。何なんだアレ。永遠に謎なのかな。

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悪魔のミカタ6 番外編・ストレイキャット ミーツガール うえお久光

悪魔のミカタ〈6〉番外編・ストレイキャットミーツガール 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ〈6〉番外編・ストレイキャットミーツガール ISBN : 4-8402-2219-3 発行年月 : 2002.12

小鳥遊の少女時代、日奈との馴れ初め話。今回は小鳥遊フューチャー。
ついに小学生萌えまで繰り出してきましたかうえおさん。

恕宇は自分だけが特別と思い込んでいる実際「見鬼」の能力を持った9歳。文字通り一匹狼だった恕宇に初めて現れた敵、冬月日奈。彼女を倒すため、偽りの友情を結ぶ恕宇。ベタです。最初は仲が悪かったんだ……と思ってるのは恕宇だけか(笑) 全くもって ボーイ ガールミーツガール? 日奈はちゃんと人生の探偵だし。もちろんこの二人だけではなくいつでもヘソ出しルックの新見亜緒、「ゆあんゆよん」とつぶやいているヘンナ生物を頭に乗っけた二葉亭由真、萌えキャラいっぱい。
でもちろんそれだけではなく。
恕宇の義父がまたコレ一筋縄ではいかない人物でして、カウンセラーの仕事をしていて舞原妹のちっちゃい版とか(やっぱり萌えキャラ?)ザ・ブルマも相談に来ます。真嶋先輩が一番恨んでいい人物かもよ。あんたが「教師にゃ向いてねぇよ」って言ってれば誰も死ななくて済んだのに……ゲフゲフ。

祓えだとか鬼だとか、好きなんですよね私。呪いと祝いとか。
それだけじゃなくて、会話に挟まれたギャグも好き。一巻の雰囲気よりも好きだったりする。こんな風にはじけてくれてよかったぁー。(笑)
ああ、こんなこと書いてるうちにもう一度読みたくなってきた。やみつきー。

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悪魔のミカタ5 グレイテストオリオン うえお久光

悪魔のミカタ〈5〉グレイテストオリオン 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ〈5〉グレイテストオリオン ISBN : 4-8402-2174-X 発行年月 : 2002.9

ボクシングです。ボクシングなのです。熱いです。青春です。んでもって分厚いです。真嶋先輩フューチャーの巻。
真嶋先輩の「所有権」を巡ってボクシング部の新鋭+知恵の実能力者高虎とコウがボクシング勝負です。イハナが用意した特訓メニューと作戦で対策するコウ、勝負の行方はいかに?

一方の知恵の実は、真嶋先輩が取り付かれてしまいました。こればっかりは真嶋先輩自身に戦ってもらうしかありません。腕輪状の「グレイテストオリオン」は身体を自在に変化させることができる能力と、勝手にぺらぺらしゃべる元知恵の実「レフトアームスピーキング」の複合体になっていて、その名前を当てない限り取れないらしい。真嶋先輩を狙うとはカウンセリングのやつらも人が悪いよ……。勢いでボクシング先に書いちゃったけど、今回のメインはまぎれもなくこっち。

そうだよなぁ。言えないよなぁ。親には自分がいじめられたとかって、申し訳なくて情けなくってなかなか言えない。まして真嶋先輩が受けた仕打ちってのは、余計に言いにくいよ。親が頼りないとかじゃない。愛してるから余計にいえない。そんな時にみークルの仲間やイハナがいるのはとても頼りになる。
イハナがちょっと感情を出したりしてほほえましい場面もあるし。
アトリのイーチャーズリンクの話とかも人間臭くていい感じ。

ボクシングの場面もわくわくドキドキだけど、真嶋先輩の戦いも嫉妬や無力感や絶望などの混じった恋心の切なさ満載でそりゃあ分厚くもなるよなぁ、と一人で納得。

っていうかさぁ! キスの伏線はどうなったのさ! 忘れたとは言わせないぞ(笑)
日奈の復活が遠ざかっていっているような……。ライトノベルの主人公として今回の選択は当然だともいえるけど、「悪魔のミカタ」としての立場は微妙になるやね。続きも楽しみです。

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悪魔のミカタ4パーフェクトワールド休日編 うえお久光

悪魔のミカタ〈4〉パーフェクトワールド・休日編 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ4 ISBN : 4-8402-2150-2 発行年月 : 2002.7

いよいよサクラとデート。知恵の実バトルもあり。今回の知恵の実は空間を閉じるもので、和歌丘タワーワールドは「パーフェクトワールド」に。へっへー、今回のバトルはいつも以上にわからなかったぜ!! (←威張るな) 何も知らないサクラがうらやましい、というかなんというか。みんな頑張ったな! ジェットコースターの係員の彼も。(笑) あんな遊園地あったらちょっと行きたい。広大な遊園地を移動する手段がジェットコースターってとても効率がいいよね。そして旗を集めていく。TRPGやったことないけどさー。
小鳥遊がかっこよかったよなぁー。やっぱり潤さんと被ってる気が(笑) むしろコウがダメダメというか。いや仕方ないけど。あんなに何回も殺されたり絶叫マシーン乗ったりしたらね。いつもにも増してキスのオンパレード。いや、本人にとっては一回しかしてないんだけど(笑) パーフェクトワールドの恐ろしさがよくわかるというか……。頑張れコウ。

変なキャラクターは増える一方。ていうか舞原家の召使いは大変ねぇというか。

キスに血の味がしなくなったコウとか、伏線ももりもりで次に期待しちゃうですよ。つーか平日編でやっと確認できた決意が早くも崩れかけてるってことですか? えーそれはイヤー(泣)

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悪魔のミカタ3 パーフェクトワールド平日編  うえお久光

悪魔のミカタ〈3〉パーフェクトワールド・平日編 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ〈3〉パーフェクトワールド・平日編 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2119-7 発行年月 : 2002.6

今回は、夢を叶えるためにどうしても協力が必要な、舞原イハナからの指令によりサクラをデートに誘うことが任務。なかなか誘えないコウ、そして敵、登場。顔見せ程度ですが。そのかわりバトル要素としての悪魔の実は出てこなかったり。なんかコウが襲われてた(?)けど。つーか、カウンセラーを二人も雇うなんてとても裕福な学校だなぁ、と。私立に通ったことないけど、そんなものなのかしら? 日炉理坂の権力で一発オーケー?

そうか、私が悪かった。傍点打つのが「趣味」なんじゃ仕方ない(笑)(著者紹介)
今回から始まった口絵漫画もイイ感じであります。
コウが悪魔のミカタをしている根本の原因、決意を忘れてないってことがわかってよかったです。ハーレムと言う今の状況に、ただ鼻の下を伸ばしているだけではないってことが。実はデートを誘うのにも躊躇するようなウブなところもあるんだってこととか。イハナが実はコウぐらい平気で投げ飛ばせちゃうところとか。無敵ですかアナタ。

冒頭の回想シーン、ドタバタストーリーの底に流れてる黒ーい部分がよく現れてますねぇ。伏線だから今のところなんともいえませんが。

しかし、今回一量(?)も集まってない「108量の魂」ってのはいつ集め終わるんだろうねぇ…… でも、カウンセラー二人組の知恵の実もそんな感じに作ったものだとしたら、意外と早いんだろうか。

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悪魔のミカタ2 インヴィジブルエア うえお久光

悪魔のミカタ〈2〉インヴィジブルエア 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ〈2〉インヴィジブルエア (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2075-1 発行年月 : 2002.4

前回悪魔のミカタとなった堂島コウと悪魔見習いから見習い悪魔になったアトリ&みーくるの面々が挑む事件は、モノを透明にすることができるスプレーの知恵の実を使って盗まれた大理石像「マリアドール」を探すこと。

某所で見かけた「おかゆにも負けない電波」という言葉の意味がやっとわかったよ。前作と雰囲気全く違います。もうなんだか、口絵のジィ・ニーの露出度の高さが全てを物語っているような……彼女、武器しか身につけてませんし(笑) それと舞原姉のキャラの変身っぷり。猫耳だよ。月明かりの下のアレは何だったんだ。一巻の時とはまた違った衝撃が……。
いやぁ、それだけじゃないんだけどね。知恵の実を使った頭脳戦が今回のメイン。いや、ジョジョは読んだことないんですけどね。
それでまたミステリ部分がなんだかよくわからなくて、読解力つけたいです。はい。
コウのキャラは好きなんだよなぁ。だからハーレムでも許せるのか。ううむ。一途ではあるし。
涙を押さえて、頑張ってください。

ちょっとロバ耳。傍点打ちすぎなんだよ! 読みにくいよ!
イラスト……好きなんだけど六本指だったり記述と食い違ってたり……うん、刊行ペース速いと作家だけでなくイラストレーターも大変なんだね。頑張ってくださいm(__)m

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悪魔のミカタ 魔法カメラ  うえお久光

悪魔のミカタ―魔法カメラ   作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ―魔法カメラ (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2027-1 発行年月 : 2002.2

第8回電撃ゲーム小説大賞《銀賞》受賞作。藤田さんは第5回イラスト大賞《金賞》受賞者です。

ある日、男子高校生堂島コウの家にどう見ても小学生で色とりどりのエナメルベルトを巻いた悪魔がやってきた。全校集会のさなかに殺された「ザ・ブルマ」を殺したのは「知恵の実」と契約したコウで、その契約の完了魔力を感知して魂を奪いに来たのだという。コウの所属するみすてりーさぁくる「みークル」の面々と犯人探しが始まる。

ミステリものにまったくさっぱりこれっぽっちも慣れていないので(コナンと金田一ぐらいか?)ミステリ部分に文句はつけられないんですね私。なんで好きじゃないのかと聞かれれば、犯人が殺したいほど誰かを恨むって過程をうだうだ聞かされるのに耐性がない。

不覚にも泣いてしまった訳ですが。フルバの紅葉君のファンだから。(笑)
「どんな辛い思い出でも覚えていたかった」っていうのがもうダメです。「人が死んだ」という事実よりも「記憶をもなくしてしまった」という自覚のほうが本格的な喪失だと思うのです。泣きツボ直球ド真ん中です。私の中では。

ラスト、の掛け合いもスリリングだと思います。詳しくはネタバレになってしまいますが…… 既にネタバレしているような気もしますが。わぁ未読の皆様ゴメンナサイ。

ギャルゲくさいのは認めるが、コウはやることやってるのでまーキスぐらいは許す。(←何様?! 笑)
「人を呪わば穴二つ」の意味は知ってたけど、「掘れ」ってついてるのは初めて聞いた。由来がすげーよくわかった。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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