カテゴリー ‘ その他(軽)小説

石ノ目 乙一

石ノ目 作:乙一 (集英社)

石ノ目

文庫「平面いぬ。」と内容が同じかどうかは天帝妖狐の例もあるので自信はないけど、とりあえず収録されている短編の題名は同じ。

「石ノ目」
ちょっとだけ、あざといと感じてしまった。「その方法無理がないか?」と思ってしまったからだろう。そう行動するしかなかった気持ちを考えるとつらいのだけれどもね。

「はじめ」
So-farに通じるような気がする幻想の物語。悪役から親友、英雄になっていくはじめがすがすがしい。結末は最後に書かれている通りにしかならないのだけど、かけがえのない幻想はいつまでも残るのだろう。

「BLUE」
余り布で作られたブサイクな人形BLUE。仲間の王子様やお姫様や騎士や白馬と同様動けるのだけど、「返品」されないために動けないふりをする。愛されようと努力するけどいつもからぶり、でもあるきっかけから暴れん坊のテッドからさびだらけのバッジをもらう。
思わずあらすじ書いちゃった。好きだ。カーロス家の3人が忘れ去ろうとも、私はBLUEを忘れない。

「平面いぬ。」
それを手がかりに探してたのにその手がかりについて説教垂れてくれるなんか上等じゃねえか社長さんよ。しかしこのまま増え続けたらどうするんだよ。やっぱり寿命とかあるんだろうか。
いぬに教えられた家族の気持ち。つらいのはみな同じ。コレを知るきっかけと一人になるきっかけを与えてくれたポッキーを、ユウが大切にしないわけがない。
最後の手紙が反則だ。やっぱ乙一は泣かせる。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

少女には向かない職業 桜庭一樹

少女には向かない職業 作:桜庭一樹 (東京創元社ミステリ・フロンティア)

少女には向かない職業 (創元推理文庫)

ネガティブ。嫌いじゃないな、このネガティブ。まったくもって懐かしい感情の奔流。田舎の島に住む中学生の少女が紙一重で非日常に向かっていくさまがリアルに書かれている。なにがむかつくって親。もうやるせなさ爆発。いやでも「あなたがいなかったら」を口にしてしまう親って結構いるもんなんだろうか。そんなことはないと願いたいのだけれど。

そうそう、私も思ったことあるよ、斧がほしいなあって。あの押し入れをぶっ壊したら気持ちいいだろうなぁって。しかし買うなよ! バトルアックス。それを歯止めにしようと思ったようなそぶりもないし。重そうだし。今の私はそんなバトルモードが巻き起こるほど元気ではない。

殺人の相方、静香は学校では目立たない図書委員、私服はゴスロリの不思議ちゃん。彼女も強くはない。それが覆されるのは最後の最後だが、それと一緒に表紙裏の言葉の意味が染みてくる。少女たちの闘い。なんでそんな戦いになっちゃったんだろうと思う。

最後はさほど鬱でもないっていうか、こどもだからこそ救いになるって言うか。安心できるエンディングです。

ちなみに題名の元ネタの小説を先に読みたいな、と思ったら図書館になかったよ。つ、使えない……。さらに読む前にあとがき探したら最後の一行読んじゃった。ないのか、あとがき。楽しみにしてるのになぁ。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

天帝妖狐 乙一

天帝妖狐 作:乙一 (集英社文庫)

天帝妖狐 (JUMP j BOOKS)

乙一の二作目短編集。図書館で借りてきたけど、なんか文庫版とは内容が違うらしい。なにい! じゃ絶版にするなよ! 

A MASKED BALLは、ネットの中のようなやり取りがされる学校のトイレのラクガキからきっかけで起こるちょっとだけミステリー。
コンビニがあるんだから現代なのだろう。ということはやはりV3は年配の方なんだろうけど、なぜにその名前をペンネームにするか。あまつその由来まで語るか。露骨すぎないかなぁ。
それと、ラクガキは一度始まったら止まらない。止めろってことが書いてあってもね。
正体についてはほどほどにビックリできました。まだ大丈夫!

天帝妖狐はこの世ならざるものに少しずつ変身しながら、あることをきっかけに完全な化け物になった人が語る顛末。
ちりばめられた伏線に、意外な犯人、ちょっとさみしい読後感、と乙一分を存分に供給できるはず。
汽車、村祭り、木の電信柱、地上げ、テープレコーダーと、ノスタルジーの香りがやさしさを包み込んでいるような印象。いいなぁ。

天帝妖狐 (集英社文庫)

こちらは文庫版。マスクドボールは変わってないみたい。

一方天帝妖狐のほうは全面改稿といってもいいくらいに別物。
最初っから顔を隠している30過ぎの夜木、「あんこ」ではなく「きょうこ」で早苗含め名字は登場せず、わかりやすい悪役の登場によりミステリ部分はなくなって(しかも名字は変わってない)、骨川もいなくなって切なさ分の増強が図られています。

夜木の職場が工場になり、高度経済成長期のような雰囲気が漂っています。獣になった夜木の心理描写が緻密で、犯してしまった罪の重さがより押し迫ってくるのはこちら。向こうの方が人殺しちゃってるんだけど。

新書と文庫、どちらが好きかと言われればかろうじて新書かな。ノスタルジーとタル屋をめぐる攻防と杏子のエピローグが好き。どっちも好きな部分がなくなってしまっているので同じくらい残念ではあるのですが。あーでもところてんも好き。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

銀盤カレイドスコープvol.6 ダブルプログラム:A long,wrong time ago 海原零

銀盤カレイドスコープ vol.6 (6) 作:海原零 イラスト:鈴平ひろ (集英社スーパーダッシュ文庫)

銀盤カレイドスコープ vol.6 ダブル・プログラム:A long,wrong time ago (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫) ISBN : 4-08-630267-5 発行年月 : 2005.11

いやあ、圧巻の迫力。至藤響子とドミニク・ミラーの口から語られる自らの過去と2009年世界選手権inNY。BIG4とステイシー、響子のショートとフリー実質12曲が一気に。キャンディの入る余地なんて一ミリたりともねぇよ。あれはタズサのトリプルアクセル完成のためだけに入れられた伏線なのかと思うくらいに完全無視。構成としてはショートに盛り上がりの最高潮があったような印象。フリーがちょいと物足りなかった。しかし新採点システムの描写に苦労の痕が見られるような気がします。あとがき読んでああやっぱりと。お疲れ様でした。

視点の二人はそれぞれに親の影と神の影に怯えた過酷な過去が語られて、正直負けてほしくないなあなんて思い始めたり。そしてその視点で見るからさらに本来の主人公桜野タズサは強くてカッコいいなぁ、と。嫉妬の対象になる・もしくは他人の夢を打ち砕くその姿、罵倒すらを自分の力にしてしまう強さ。ドミニクの口から語られるピート以前は懐かしいけれども。
 しかしバンクーバの日本選手出場枠は3あるらしいんだけど、もう一人は誰よ。
 それと衣装がどれも、世界選手権に存在しているのを想像出来ないよー。面白いけど。

BGはタンホイザー序曲の流れでワーグナーにしてみましたよ。壮大でよいよい。剣の舞は探すのめんどかったし火星とかルパンとかは持ってない……。

次の最終エピソード・バンクーバがめちゃめちゃ楽しみなわけですが。リアという圧倒的女王は倒されそうにない。それが珍しいなぁと思って。次の視点はリアかな。いつ頃になるだろう。待ってますよー。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

空の中 有川浩

空の中 作:有川浩 (メディアワークス・角川文庫)

空の中 (角川文庫)

長いけど、引き込まれてしばらくエセ高知弁が口をついて出そうになるほど面白かった。ハードカバーに擬態したって、たとえ帯のお言葉が高知県知事でも、中身はまんまライトノベルじゃねぇか! ってぷちにキレてみるのもいいけれど、ここはいっそ「ハリウッド映画好きにはいいかもしれない大人向け」と言い換えてもいいような気がする。画面の派手さはないけど人間ドラマがいいね。1600円の価値、十分ありますこよこれ。文庫落ちしてくれればありがたいのには変わりがないが。

未知の生物が出てきて生活が壊されそうになったりあっちこっちでLOVEったりと基本は「塩の街」に似てるっちゃあ似てるんですが、いろんな人の視点がある今作、心理描写も構成も腕挙げたなあと思うんですよ。まったり度は上がってますね。緊迫感は下がってますが。飛行機や自衛隊への愛がにじみ出てるのもほほえましい。
高校生視点と大人組対策本部視点があって、両者が対立する構図になったときにはもしや破滅エンドか? と思ったりもしたけれど、「海の底」って同じ世界じゃなかったっけ大丈夫だよとかいろいろ考えました。

そして女性自衛官でパイロットな光稀のラブコメぶりに顔がにやける。そして春名の交渉が鮮やかなところはあんたセールスマンにでもなったほうが儲かるんじゃない? と思わなくもないが、それじゃあんまりですかね。研究者には見えなかったんだよ。
あと健気な女子高校生には同情したくない。
宮じいに孫がいるのが意外だった。
フェイクやディックの純粋さに癒された。
ああ、海の底も読みたい。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

銀盤カレイドスコープvol.5 ルーキープログラム:Candy candy all my rules 海原零

銀盤カレイドスコープ (Vol.5) 作:海原零 イラスト:鈴平ひろ(集英社スーパーダッシュ文庫)

銀盤カレイドスコープ vol.5 ルーキー・プログラム:Candy candy all my rules (銀盤カレイドスコープ) (集英社スーパーダッシュ文庫) ISBN : 4-08-630255-1 発行年月 : 2005.9

桜野タズサはゲストのイギリス人兼業スケーターのキャンドル・アカデミアとケガの休養中にふと立ち寄った京都で出会い、仲良くなってうちに招いたはいいものの、秀悟に色目を使って彼とラブラブであるはずのヨーコが怒る怒る。そしてキャンディは観客がジャッジを担当するオープン大会に出演することになる。

アニメもマンガも見てないよっ! すいません!
今回も外伝的内容で。シーズンは4巻と変わってないみたいですね。
キャンディの知名度にこだわる理由が明かされていく過程はナルホドと。しかしジュニアのチャンプって普通そんなに知名度ないよなぁ。んでもってやはりスポ根物としてはキャンディに立ち上がってほしいので、続編でやってくれますかね。どうなんですかね。でも次至藤響子とドミニク・ミラーメインじゃなかったっけか。BIG4に出てこられたらそっちメインになるよなやっぱり。

しかしタズサのタカビー振りが如何なく発揮されてていいですな。好感持ってようが持ってまいが、挑まれたら入れるスイッチは唯一つ対ドミニク用対戦スイッチしかないんですな。まぁまぁ。

そしてあらすじにエアー君をさっぱり入れ忘れたわけですが、もうさ、恋愛なんて入れないでいいんじゃねえの? それともピート君復活すんの? それはそれで興味津々ですが7巻で完結らしいしなぁ。バンクーバやってほしいしなぁ。(それは無理だと思う) 

しかしこれ、某知名度のある兼業スケーターの人も読んでるんですよね。どんな気持ちで読んだんだろう。キャンディほど芸能活動活発じゃないから大丈夫なのかな。精神的にはむしろキャンディとは正反対の位置にいそうだけど、彼女共々がんばってほしいと思います。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

夏と花火と私の死体 乙一

夏と花火と私の死体 作:乙一 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
ジャンプJブックスで出たってのが違和感あるなぁ。(「おいしいコーヒーの入れ方」も読んだことないんだけどさ。やっぱノベライズのイメージが強いので)
そして、私と姉は乙一ぐらいしか読書幅が被らないんですけど、その感想を聞くと「一番最初のはまあ面白いんだけど、そのあとのは感動させようとしている努力が透けて見えてイヤ」なんですって。その一番最初の、ってのはやはり夏と花火と私の死体であると思うのですが……。
期待度が強かったのか「なんじゃそりゃ」と思ってしまいました。

だってこの解説、小野不由美がべた褒めしてるんだぜ? (ぜとかいわれても)
田舎の風景をバックに淡々と綴られる兄妹の冒険。死体一人称の神視点、つーのはやっぱほかの乙一も読んでる身としてはインパクトに欠ける気が。(だからおとなしくデビュー作から読めばいいものを)
しかし、弥生ちゃんがきっちり報いうけてるっぽいのがちょっとスッキリした。元々叶わない恋だけどね。後の人には何にも起きていないようですが。
頭くらくらしそうなタイトルなのに全然気持ち悪くないのはさすがですね。鬼才っぷりは十分出ている。

そしてもう一つの収録作、「優子」。こちらもなんだか古きよき時代といった雰囲気。純和風住宅と着物が似合う。あー、そのまますんなり終わるわけないじゃん、と思いつつでも否定できなくて、やっぱりやられたと思うエンディング。

乙一は最初っから乙一だったんだなぁ。これからもずっと乙一ですよね。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV 石田衣良

反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 作:石田衣良 (文藝春秋・文春文庫)

反自殺クラブ―池袋ウエストゲートパーク〈5〉 (文春文庫)

スカウトマンズ・ブルース
隕石に命中するにも才能が……。
にしても今までマコトに話し掛けられても「そっちの世界に住んでないしなぁ」と思ってたのが、これは「あー、アレのことね」と納得できたのが不思議な気分。

伝説の星
いいね、オヤジ。
「音楽って子供のものなのか?」という疑問はわかる。わかりますよJ。
いつまでも、音楽と暮らしていたいのになぁ。
うん、私も「やりたい」のでがんばってみるかなぁ。

死に至る玩具
実際問題こういうのは個人の力じゃ、とくに一般人ではどうにもできないよねぇ、っていうのがあるんだけど、マコトならできるんだな。可能性が詰まってる街、池袋。

反自殺クラブ
展開読めてしまいましたよ。衣良にも慣れてきたか。
反、だから全然違う世界の話なのかな、と思ったけどやっぱり自殺関係で。
重い、重いよー! 回避して欲しかったよー。希望もってたのに。
快楽殺人犯ではなかったけど、実際にあったしね、自殺サイト殺人。この本が出てから。
生きた証を消すことはできないのだ。自分がおこした行動に、ものごとを影響させないことなんてできないの。知ってても押さえ切れないことってあるんだな。

にしてもさー、マコトの依頼人って胸デカい人多いよね。
女性はもれなくグラマーっていうかさ。
べつに不満があるとかそういうのじゃないんだけどー。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

さみしさの周波数 乙一

さみしさの周波数 作:乙一 イラスト:羽住都(角川スニーカー文庫)

さみしさの周波数 (角川スニーカー文庫)

表題作はなし。でもよくこの本を表せてるタイトルだ。透明感がすばらしい。
うん。さすがというかなんというか。短編にはキレがある。どの物語にも愛が溢れてる。
苦しんで書いたんだとしてもちゃんと切なさ出てるよ元祖小生。
いや、ちょっと嬉しかったんだ、小生キャラのあとがき。他のスニーカーもそうなのかな?
GOTHの巻末の予告……? 覚えてないな。なんかあったっけ?

未来予報
うん、古寺の予報の仕方に含みがあったんで予想ついちゃったけど、温かくていいなぁ。前向きな勇気を出せた主人公に拍手。

手を握る泥棒の話
「汗」は別に握ってないのでご注意をば。初映像化された物語。
思わず唸ってしまうようなアイディアは相変わらずで、ほっこりできるエンディング。
なぜこれが選ばれたのかはよくわかる気がしますよ。

フィルムの中の少女
来た来たホラーだー! と思ったらそうでもなく。
乙一が怪談に味付けするとこうなりました。映画研究会会員と作家のひとコマ。
一人称の「……」が少々うっとうしいですがやがてそれも吹っ飛ぶ吸引力。

失はれた物語
後発ハードカバーの表題作品。
そうきたか。指だけの存在が自殺を決意するまで。
やりきれないねぇ。これぞ乙一な一編。

余談
「乙一」=「GOTH」=「殺人事件」がようやく結びつき始めたらしい母が、「短編の名手・乙一の傑作集!」で結ばれる裏表紙の推薦文に戸惑っておられました。
うーんと、乙一には白乙一と黒乙一があってね……あー説明すんのめんどくさ。
にしてもあの説明文はネタバレしすぎだと思うよ。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

ぼくらは月夜に鬼と舞う 藤沢呼宇

ぼくらは月夜に鬼と舞う 作:藤沢呼宇 イラスト:目黒詔子(岩崎書店)

ぼくらは月夜に鬼と舞う

タイトルにひかれて読んでみた児童書。別にナイトウォッチシリーズとは関係ないみたいだ。(出版は二〇〇三年) それともこれにも元ネタのSFかなんかあるんですか?

中学受験を控えて塾に通う小学6年生の主人公が、ペットが次々に襲われる事件の犯人を追っていて行方不明になった友達を探していると、異空間ににたどり着いてしまって……という、「推理+ファンタジー」な感じはライトノベルによくありそうな設定で。違うところといえば続編がないところと、字が大きめで話が短か目ってところか。
そしてイラストがちょっと怖いところとか。結構人物の形が崩れてると思うんだよねゲッフゲッフ。あ、でもこの人五代ゆうの女神転生にもかかわってるらしい。へぇー。

自分探しの葛藤や親への反感、ほんの少し恋愛感情も織り交ぜてあったり、リアリティはあるんじゃないかと。「心臓」が重要なアイテムになるあたり、妙な生活感が漂ってたりもする。

うん、ダークなわりにスッキリしたラストはこれぞジュブナイル、といった感じで大変よろしいです。でもやっぱり一番気になるのはタイトルか。たしかに月も関わってくるんですが舞ってるの一瞬だし。まぁいいか。

Facebook にシェア
Pocket
[`friendfeed` not found]
[`evernote` not found]
LINEで送る

about

ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

アーカイブ

profile


- Rental Orbit Space -