カテゴリー ‘ 電撃文庫

アリソンIII下  陰謀という名の列車 時雨沢恵一

アリソン 3 下 (3) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)
アリソン〈3 下〉陰謀という名の列車 (電撃文庫)

何ぃーー?!
自分が単純でよかったと思うのはこういう瞬間ですね。
またしてやられました。
言われてみればそりゃ不自然だなぁと思うんだけど恋は盲目。(恋?)

二回ほど部屋を転がりました。
ページ数が少なくなって行くにつれドキドキしました。
涙目になりました。

ってほんとにこんなことしか書けない気がするのですが。
あー、何書いたらいいんでしょう。

直前に既刊を読んでおいて正解でした。
キーワード多かったなぁ。

やっと、やっとアリソンネタバレを気にせずネット徘徊ができるー!!
長かった、長かったよ。

扉。かわいい。……でもたけひとさんテイストっぽい気がした。ちょっとびっくり。輪郭線の薄さとか、色使いとかが。両方かわいいからいいんですが。また見分けがつかなくなったらどうしよう。
それと、赤いセーターのアリソンは「アティ先生のセーター着たベルフラウ」に読み替えてもいいような……。前髪がないけど。(笑)

ってーか、帯の言葉本文にないやん。期待したのに。

アリソンみたいな人がもっといたらいいのに。
ムートおばあちゃんのような優しい人がもっともっといればいいのに。
ヴィルのような、幸運にも戦争みたいなもののおかげで幸せになれる人がもっともっともっといればいいのに。現実は? 甘くない。

リリア主役の物語。
読みたいようなこの余韻を大切にしたいような。
ともあれ、この物語を読めてよかったと思います。時雨沢さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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アリソンIII 上 ルトニを車窓から 時雨沢恵一

アリソン〈3 上〉ルトニを車窓から 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

<アリソン〈3 上〉ルトニを車窓から (電撃文庫)

扉絵にもヴィルがいない。本当に大丈夫なのか。

「ロクシェでもスー・ベー・イルでもお酒の飲める年齢ではないヴィル」
結婚はできるんですかあなた?! (笑)

写真撮影。
この写真が序章の前に出てきた唯一の写真ですかー?!
しばし中断。

カメラはフィーの村の面々が金塊を持ち出して購入してくれたとのこと。
これが裏表紙のカメラですかー?!
しばし中断。

他にも「僕達のしでかしたことがどういうことになるのか、なるべく長生きして、結果を見届けようと思います」とか「列車から転落して死にましたなんて、わたしいやよ」とか、いちいち中断して部屋を転がってるから時間がかかって仕方ない。そんなにヴィル好きだったんだなぁわたし。
序章の前にフィーがいなかったことなんて全然気がつかなかったよ。やれやれ。

アリソンのラブラブ大作戦はほほえましいんだけど。だけどー! 落ち着いて見れないよ! はあー。

殺人起きちゃいましたよ。
バッカーノ2001とアリソン2よりはバッカーノ1931に近かったね。

さて、下巻の「よせがき」を読んだ時に「インターネット掲示板で下巻の予想が当たっている人もいた」と書いてあったので、わたしも一晩予想を考えてみようかと。絶対ムリですが。

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ヴぁんぷ! 成田良悟

ヴぁんぷ! 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ(電撃文庫)

ヴぁんぷ! (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2688-1 発行年月 : 2004.5

んー、なんか読後感はバッカーノ無印に似てる気がします。キャラクター同士のつながりがさっぱりわかんないままいろいろ進んでって……読み終わったときには情報量の洪水で頭がわけわかめ(死語?)うーん。頭のメモリ増やしたい。きっと再読はもっと楽しめる、といいな……。

セルティといいレリックといい、自分の存在に悩みを持つ人が多いなぁ。まぁ人類(?)共通の思春期の悩みだもんね。
表紙にもちゃんと子爵がいました。もう吸血鬼なのかどうかも不明ですね。ステキ! 彼の正体も、かわいい。いやおいしそう。というか腹壊しそう。(失礼)
一番萌えたのは道化の女の子ー。言い回しが某兎キャラを彷彿とさせて萌え萌えー。(そこか)カルギラが見掛け倒しでステキ。

で、ツッコミ。
・……メルヒルム名前変わっとるやんか! 頼みますよ成田さん。(笑)
・低温やけどは体温より高いものを長時間肌に当てていると生じるものですよー。ドライアイスとかに触った時にできるのは凍傷。
・呼鈴は「よびりん」だろ? 息子に「む」「すこ」って割り振ってあるのも笑ってしまいましたよ。ルビ打ちは編集部の仕事だとは思うけどさ。
で、閑音はどうやって子爵食べようとしたんだろ。シャーベット感覚?

缶詰の話。
hp予告の”電撃的コラボレーション小説!! 時雨沢恵一・三雲岳斗・渡瀬草一郎・有沢まみず・成田良悟”がとても内輪メンバーで楽しそう、と思うのは成田サイトの功罪ですか?

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アリソンII 真昼の夜の夢 時雨沢恵一

アリソン〈2〉真昼の夜の夢 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

アリソン〈2〉真昼の夜の夢 (電撃文庫)

副題は間違いではないのですよー。ネタバレになってしまうか。
そして某キノゲームの特典ブックカバーについてた作品紹介パロ「暴走飛行士アリソン2 炸裂デート大作戦」も全然間違ってないのですよー。ちなみに無印パロの副題は「華麗なる登場」でした。これも間違ってない。でもキノは「燃えろ炎のキノの旅」とかで合ってなかったのです。楽しいからいいけど。

北国に旅行中のヴィルをアリソンが誘拐します。
そしてCV:子安武人(ドラマCD)のあの英雄さんがとある女性をナンパして空中ダブルデート大作戦なのです。ほほほ。(語弊あり)

前作もそうだけど、序章は再読の為にあるみたいなもんですね。大好きですが。もっとも3上の序章には辿り着く前に叩きのめされましたが……。

アリソンたちの冒険は「国を動かす」ほどの大冒険で、それを実現してしまうジャガイモの大陸はステキだと思うのです。飛行機のことも全くわからないで読んでいるのですが、「ああ、好きな人にはたまらないだろうなぁ」と思うくらいでウザくないのがいい。

キャラクターも。
アリソンの同僚も、ヴィルの同級生も、ベネディクトの部下もみんないいキャラクターしてると思うんだよねー。くすくす笑いたい感じ。

そして。ヴィルが将来を語っている場面。「ラプトアの大学に行くか、首都に行って連邦大検定を受けるか」といってる場面で、3上の冒頭を思い出してあの時点で死亡扱いってことは生きてたとしてもどっちも実現してないんだなぁと思うですよ。ああ悲しい。
もう一つ。アリソンを起こすヴィルの起こし方と3上リリアの起こし方の違いとかもおもしろいですね。
比較ばかりですか。まぁ再読だから仕方ない。

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パラサイトムーンIII 百年画廊  渡瀬草一郎

パラサイトムーン〈3〉百年画廊 作:渡瀬草一郎 イラスト:はぎやまさかげ (電撃文庫)

パラサイトムーン〈3〉百年画廊 (電撃文庫)

徒帰島から無事に街に戻り、キャラバンの力を借りて元の生活に戻ろうとしていた。しかし希崎心弥に異能を与えた画家、グランレイスの手による絵から神群の気配が漏れ出し、弓が行方不明に。それは絵に閉じ込められた神群オルタフ助け出そうと画策する異能者フェルディナンが心弥を操るために攫ったのだった。

ついに、挿絵が章始めの立ち絵だけになりました。なのにまだショートカットの人がめっちゃロングに描かれてたり……。泣くよ? 
一巻では全く活躍できなかった心弥、大活躍です。いや、なんか踊らされてるだけの気もしないではないですが。やるだけのことはやったんですよ。

ェルディナンの愛の源が何かわからないのでちょっとうにょります。
2巻とのリンクもちゃんと有。
でもこれでなにかとちょっかいをかけてくる弓をうるさそうに扱いがちだった心弥も、弓の大切さがわかったのですね。一巻の時点で気づけ、とは思うが、幼馴染みってフクザツなのかもね。今後彼らはかなりいい関係になれるのではないかと。頑張れ。バトルものになるんだったら使えそうにない主人公でしたが、なんだかいけそうな気がしてきました。
リセルとグランレイスの悲恋とかラストにちょっとしんみり。このままバトルものになるの?

にしても、Missingみたいに怖くないのはなぜだろう。絵の温度差か? ホラー仕立てではないからか。むう。あれだね、神群は神様にもなれるけどあっちの世界は完全に百害あって一理なしだからか。うん、でも比べること自体とてもナンセンス。

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Missing 神隠しの物語  甲田学人 

Missing―神隠しの物語 作:甲田学人 イラスト:翠川しん (電撃文庫)

Missing 神隠しの物語 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-1866-8 発行年月 : 2001.7

神隠しというモチーフには「いじめられっ子の世界逃避」がからんでくることがあると思うのだが、そしてそれが好きになれないのだけど、この物語はそれほど不快感がなかった。なんでだろう。魔王陛下のキャラクターが気に入ったから? 神隠しがいじめられるきっかけだからか? 

民俗学に詳しくもなければオカルトの知識も全くないのだけど、「異界」と「伝染」という言葉の使い方が「パラサイトムーン」に近い? でもこちらのほうがよっぽど暗いしスリルがあったな。「失敗=友人の死」だもんなぁ。ヘタすれば自分も死にそうだし。引き込む力は強い。主人公でメインに動くと思っていた魔王陛下があっさりいなくなっちゃったとことが意外でしたし。ピンチになっても奥の奥の手を持っているような気がしていた。助けを呼ぶような人には見えなかったのに。

にしてもこんな文芸部あったらいいよなぁ。私は日記書きなんで参加できないけど。
にしても魔王陛下、一体どんな小説をお書きになるので? 論文書いてるのしか想像できないわー。

でもラストはどういうこと? 続巻の様子からするとあやめは出張るよね。敵は殲滅できてないよね? あー、気になるー。

余談
デュラの拷問ネタはわからなかったぞ。鏡だから6・7巻なのか。むう。先は長い。

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デュラララ!! 成田良悟

デュラララ!! 作:成田良悟 イラスト:ヤスダスズヒト (電撃文庫)

デュラララ!! (電撃文庫)

ラブストーリーだったな。余韻はあまりない、というかネタのスピードに圧倒されたというかやっぱり成田節でした。ちょっと切ないいい話でした。成田がラヴ書くとこうなりますか。アイディアと構成に脱帽。

以下ネタバレなしの記述は放棄します。(笑)
完全に雑談をお送りします。

女? そんなものはイラストでバレバレじゃぁっ!!
電撃の説明してるし。
燃え算最高。(笑)
バッカーノとつながってやがる! びっくりするわ。

そうか、登場人物の一部は作家に置き換えられるのか。そりゃおもしろい。
サイトとかネタ満載だね!! We are dollars!

きっと私にはわからないネタなどもいろいろあるんだろう。ちとくやしい。ためしにMISSING一巻でも読んでみるか? うーん、それでわかるネタがあるだろうか。(笑)手元にあるのは一巻と九巻。この中途半端さはどうしたもんかわたし。

スタッフロールがかっこいいねぇ。いつも通り説明が適当な人物表作りましたが今回はうちにくるより最後見たほうが早いっすよ。うん。そしてこんなところでも誤字かましてくれるからなぁ(笑) なんでやねん。
静雄もっと絡んできてほしかったなぁー。
あ、それはサイモンもか。
この世界でもいろいろ読みたいです。いろんなキャラのその後とかが。
殺人的スケジュール、頑張って下さい成田さん。

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アリソン 時雨沢恵一

アリソン 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

アリソン (電撃文庫)

大陸が一つしかない世界。山脈と大河に分けられた二つの国は戦争が絶えなかった。
東側の飛行士アリソンは、幼なじみのヴィルの暮らす寄宿舎に遊びに来ていた。嘘つきで有名なおじいさんの「戦争を終わらせることのできるだけの価値を持った宝のありかを知っている」という話を聞いている途中におじいさんが誘拐されてしまう。それを追うアリソンとヴィル。
プロペラ機が飛び交うアドベンチャーストーリー。

十行ぐらいで友人にあらすじ解説したら宝の正体言い当てられました。そんな話(笑) キノが生理的に受け付けないとおっしゃられる方には決してオススメできません。でも今回のあらすじはばれないように書きましたよ?

傍若無人なおてんば娘アリソンと、その後をついていくだけじゃなく肝心な時には決断する力を持った秀才ヴィルのコンビがなんともいいのです。結局アリソンはヴィルの子分なんだなぁ、みたいな。

そうなんですよね、初読のときには何の感慨も沸かなかった。感想「ふーん。以上」といったカンジ。でも読み返したらけっこうドキドキしましたよ。
けっこうってなんだ。(笑)
初恋の甘酸っぱさとか、ヴィルの毒舌とか、いいんですよ。

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悪魔のミカタ4パーフェクトワールド休日編 うえお久光

悪魔のミカタ〈4〉パーフェクトワールド・休日編 作:うえお久光 イラスト:藤田香 (電撃文庫)

悪魔のミカタ4 ISBN : 4-8402-2150-2 発行年月 : 2002.7

いよいよサクラとデート。知恵の実バトルもあり。今回の知恵の実は空間を閉じるもので、和歌丘タワーワールドは「パーフェクトワールド」に。へっへー、今回のバトルはいつも以上にわからなかったぜ!! (←威張るな) 何も知らないサクラがうらやましい、というかなんというか。みんな頑張ったな! ジェットコースターの係員の彼も。(笑) あんな遊園地あったらちょっと行きたい。広大な遊園地を移動する手段がジェットコースターってとても効率がいいよね。そして旗を集めていく。TRPGやったことないけどさー。
小鳥遊がかっこよかったよなぁー。やっぱり潤さんと被ってる気が(笑) むしろコウがダメダメというか。いや仕方ないけど。あんなに何回も殺されたり絶叫マシーン乗ったりしたらね。いつもにも増してキスのオンパレード。いや、本人にとっては一回しかしてないんだけど(笑) パーフェクトワールドの恐ろしさがよくわかるというか……。頑張れコウ。

変なキャラクターは増える一方。ていうか舞原家の召使いは大変ねぇというか。

キスに血の味がしなくなったコウとか、伏線ももりもりで次に期待しちゃうですよ。つーか平日編でやっと確認できた決意が早くも崩れかけてるってことですか? えーそれはイヤー(泣)

他刊の感想
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パラサイトムーンII 鼠達の狂宴  渡瀬草一郎 

パラサイトムーン〈2〉鼠達の狂宴 作:渡瀬草一郎 イラスト:はぎやまさかげ (電撃文庫)

パラサイトムーン〈2〉鼠達の狂宴 (電撃文庫)

ある研究所で神群の研究者が殺された。それは彼女が研究所を裏切った為の制裁。しかしその妹にして時代劇女優の水本冬華はその死を訝しんでいた。神群の存在もキャラバンの存在も知らない彼女の身の回りに、おかしな現象が次々に起こる。

ええっとね、知り合いに「真名井」って名字の人がいるんですよ。初めて話した時に「珍しい名前だね」っていったら「日本に数家族しかいないらしい」みたいなことを言ってたんですよ。だから、「真名井製薬」関係者が「真名井」姓でわらわらでてくるとちょっと違和感が……超個人的意見ですみません。

しかし、あの人が死ぬとは思いませんでした……。わりと好きなキャラだったのに。もったいない。あの人がケーキ屋だったとは(笑) いやぁ、でもまぁね。
もうなんだか、神群覚え切れないですよ……(←またか。また表でも作るのか)いや、でも本気でちょっと作ろうかと思ってる(笑)

姉妹っていいなぁ。ラストシーンにちょっとジーンと……それに引き換えウチの姉は、「ビデオ予約忘れたから録って送って」とか抜かしやがったからな(笑) なんで関西から関東に送らなならんのじゃ。同じ県内のヤツに頼めよ。いや、ウソです。ゴメンナサイ。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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